縦隔腫瘍の生検は容易ではないため、縦隔の各領域に含まれる臓器、部位別の代表的な疾患を覚えておきましょう。また、代表的な縦隔腫瘍である胸腺上皮性腫瘍と胚細胞性腫瘍の分類と治療を押さえておきましょう。呼吸器内科専門医・呼吸器外科専門医を目指す医師、初期研修医を対象としたスライドです。
◎目次
・このスライドの対象者
・Take‒Home Message
・縦隔とは左右の肺と胸椎、胸骨、横隔膜に囲まれた領域以下のように区分することが多い
・縦隔は、胸部単純写真のどのあたりに相当するか?
・縦隔腫瘍の症状と徴候について
・縦隔腫瘍の頻度
・縦隔腫瘍の腫瘍マーカー
・縦隔の各々の領域に存在する臓器
・縦隔腫瘍の疫学(部位別の診断)について
・縦隔腫瘍の確定診断(組織診断):総論
・縦隔腫瘍の確定診断(組織診断)のフローチャート
・前縦隔腫瘍の画像と診断例
・胸腺上皮性腫瘍をどのように分類するか
・胸腺上皮性腫瘍の正岡(病期)分類
・胸腺腫のWHO(組織学的)分類
・縦隔腫瘍に対する手術
・縦隔腫瘍に対する主な薬物療法