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Drゆみの Weekly Journal Scan vol.2

投稿者プロフィール
医療法人社団ゆみの

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投稿した先生からのメッセージ

2012年ゆみの開設以来、毎週金曜日に海外の最新医学研究報告を約30報、

法人内外にWeekly Journal Scanと題して配信しています。

ここではその中から更に興味深い報告をPick Upして投稿していきます!

概要

今回のテーマ

・心不全患者における突然死一次予防 from JACC

・HFpEF患者にSGLT2阻害薬へのMRA上乗せ効果は?from JACC

・交通事故予防するために from NEJM

Xでも定期的に発信しております。過去に内容が気になった方はこちらからどうぞ!

https://x.com/yumino_medical/status/1947574105324347597

本スライドの対象者

医学生/研修医/専攻医/専門医

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テキスト全文

#1.

心不全におけるICDの適応とリスクモデルの必要性

#2.

植込み型除細動器(ICD)の一次予防はLVEF≤35%を基準に行われてきたが、新規薬物治療の普及で HFrEFの突然死(SCD)は大幅に減少し、装着後も放電不要の例が増加。一方、LVEF>35%の HFmrEF/HFpEFではSCDが主要死因ながらICDが推奨されず、リスク‐便益の乖離が拡大。LVEFは測定 誤差や連続性のため限界があり、ECG指標、GLS、CMR遅延造影、バイオマーカーなど多次元データ をAIで統合したリスクモデルが必要とされる。現在、いくつかの臨床研究(BRITISHやCMR-GUIDE等) が線維化や低リスク群でのICD有用域を検証している。今後の個別化SCD予防時代への転換を訴え る。 ICD適応の見直しは急務ですね。AIを用いた多因子リスク層別でHFpEF/HFmrEFの高リスク層に適 応を広げる一方、低リスクHFrEFでは不要植込みを減らす視点が必要です。日常診療ではLVEFに加 え重要なパラメータ(GLS、CMR遅延造影等)を組み合わせ、腎機能・フレイルも評価して総合的に適 応を判断していくことが重要と考えます。合併症と医療費を抑えつつ質の高い一次予防を実践して いきましょう。

#3.

心不全(HF)患者におけるSGLT2阻害薬(ダパグリフロジン)とMRA(スピロノラクトン)の併用効果を 評価したSOGALDI-PEF試験。左室駆出率が保たれたまたは軽度低下したHF(HFpEF/HFmrEF)患者 108人を対象に、12週間のクロスオーバー試験を実施。主要評価項目であるLogNT-proBNPは、ダパ グリフロジン単独に比べ併用群で有意に低下(P=0.035)。また、NT-proBNPが20%以上低下した割合 も併用群で有意に多かった(P=0.016)。一方で、併用群ではeGFRの有意な低下(-6.4 mL/min/1.73m², P<0.001)と高カリウム血症の頻度増加(K>5.5 mmol/L: 4.8% vs 0.9%)も確認され、 安全性への配慮が必要とされた。 興味深い知見です。HFpEFに対する薬物療法は限られており、有効性が示された治療はSGLT2阻 害薬が初めてです。本研究はMRAとの併用に可能性を示した点で重要ですが、予後改善への直接 的エビデンスは依然として乏しいのが現状です。今後は、病態に応じたフェノタイプ別アプローチや、 多剤併用時の最適な順序・選択を含めた個別化治療の確立が求められますね。特に高齢者に対し ては、副作用への配慮を前提とした慎重な導入戦略が必要です。我々も議論を深めていきます。

米国の交通事故死亡率と安全戦略の導入

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