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Dr.ゆみの Weekly Journal Scan vol.48

投稿者プロフィール
医療法人社団ゆみの

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42

0

概要

2012年ゆみの開設以来、毎週金曜日に海外の最新医学研究報告を約30報、

法人内外にWeekly Journal Scanと題して配信しています!

ここではその中から更に興味深い報告をPick Upして投稿していきます!

🔳多枝冠動脈疾患への延長DAPTの意義 from NEJM

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2517588

🔳地域心臓突然死の2/3は「診断されていない」心疾患から from JACC

https://www.jacc.org/doi/10.1016/j.jacc.2026.01.029

🔳経口GLP-1RAオルフォルグリプロン vs ダパグリフロジン from Lancet

https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(26)00800-7/abstract

本スライドの対象者

医学生/研修医/専攻医/専門医

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テキスト全文

多枝冠動脈疾患への延長DAPTの意義と研究結果

#1.

Dr.YUMINO Weekly Journal Scan vol.48 ー 海外の最新医学研究の報告の中から特に興味深い報告をPick UP! ー 1 多枝冠動脈疾患への延長DAPTの意義 2 地域心臓突然死の2/3は「診断されていない」心疾患から 3 経口GLP-1RAオルフォルグリプロン vs ダパグリフロジン

#2.

多枝冠動脈疾患への延長DAPTの意義 from NEJM 薬剤溶出ステント留置後にDAPT(クロピドグレル+アスピリン)を12か月間完遂し、大きな虚血・ 出血イベントを起こさなかった多枝冠動脈疾患患者(低出血リスク、ACSを主に含む)を対象とした 中国97施設のオープンラベル無作為化試験(n=8250、平均61歳、70%男性)。追加12か月間、 DAPT継続群とアスピリン単剤群に1:1割付。主要有効性エンドポイント(心血管死・非致死性MI・ 非致死性脳卒中の複合)は延長DAPT群で有意に低下(HR 0.82、95%CI 0.69-0.98、P=0.03)。主要 安全性エンドポイントの臨床的意義のある出血・大出血(BARC≧2)は両群で同等。多枝病変・ACS 背景では、DAPT期間延長がネット臨床利益を生む可能性が示された。 近年の「早期DAPT短縮」の流れとは対照的な結果で、患者選択の重要性を再確認させる結果 です。「12か月で全員終了」ではなく、多枝病変・ACS・低出血リスクという条件下では継続の余地 があると考えるべきですね。DAPT期間の決定は、虚血リスクと出血リスクの二軸で個別化する視 点が今後もますます重要になります。アジア人のデータであることも重要です。 出典:https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2517588

地域心臓突然死の診断されていない心疾患の実態

#3.

地域心臓突然死の2/3は「診断されていない」心疾患からfrom JACC サンフランシスコ郡の12年にわたる剖検ベース前向き研究(POST SCD)。WHO基準を満たす突 然死疑い877例を剖検で判定し、513例(58%)が不整脈死と分類された。そのうち従来のSCDリス ク因子(EF≦35%、心不全、既往MI、失神)を有していたのは166例(32%)のみで、リスク因子の感 度は32%にとどまった。残り347例(68%)のうち、159例(31%)は剖検で潜在性MIまたは拡張型心 筋症(DCM)を認め、リスク因子群と同等の心筋線維化・冠動脈病変を有していた。残る185例 (36%)はより若年で心病理は軽度だが、外傷死対照より心重量増加・左室径拡大・冠動脈病変を 認めた。地域SCDの2/3は「診断されていない」心疾患に発生していた。 「予防医療はハイリスク者に絞る」戦略の問題点を示す研究です。突然死の3分の2が「既往な し」の中で起きており、その半数は既に潜在性MIやDCMを抱えていました。つまり検出手段があ れば助けられた集団かもしれません。当法人でも、健診・二次予防だけでなく、無症候期の心血 管スクリーニング(心エコー・バイオマーカー・冠動脈CT等)の位置づけを再考していきます。 出典:https://www.jacc.org/doi/10.1016/j.jacc.2026.01.029

経口GLP-1RAオルフォルグリプロンとダパグリフロジンの比較試験

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