テキスト全文
高齢者救急の概要と自己紹介
#1. 高齢者救急 落とし穴からやりがいへ 飯塚病院 連携医療・緩和ケア科 山端 裕貴
#2. 自己紹介 山端 裕貴(やまはた ゆうき) 卒後10年目 初期・後期:八戸市立市民病院→救急科専門医 鹿児島県の 離島・救急医療 青森県の へき地・在宅医療 2023年10月〜 飯塚病院連携医療・緩和ケア科
転倒による高齢者の症例経過
#3. 症例 転倒した 80代女性 【主訴】 転倒して顔面ぶつけた 【現病歴】 自宅で転倒し、顔を強打したとのことで家族に発見されて、救急搬送された。 【身体所見/検査所見】 バイタルサイン安定 顔面に擦過傷と軽度の腫脹あり 四肢麻痺や知覚障害なし 歩行は可能だが、若干のふらつきを認める 血液検査:特記すべき異常なし 頭部・顔面・頸部CT:明らかな骨折や出血、脊柱管内異常は指摘しなかった CT正常 歩行可能
高齢者救急のピットフォールと注意点
退院判断における社会的視点の重要性
地域医療との連携と救急医の役割
高齢者救急の新たな視点と展望