#2. 『オールハザードアプローチ』とは 「すべての破壊的危機に対応する方法」
「危機の種類を選ぶことはできず,社会で発生したあらゆる
危機に巻き込まれうる」 『ライフ系リスク』: 日常的に発生するもの
十分に研究や教育が成されている
社会制度も充実
『ハザード系リスク』: 大規模かつ非日常的なもの
研究・教育が不十分
工学・医学等の『理系』分野で研究は
蓄積されたが…
社会科学等『文系』分野での研究・教育
が乏しい。
社会制度も遅れている 『リスクコミュニケーション
多様化する危機を乗り越える』
(福田充 著, 平凡社)より
#3. 『危機管理』を構成する4要素 インテリジェンス(情報収集)
セキュリティ(発生と拡大の防止, 国民生活・経済の安定)
ロジスティックス(物資・資源の調整, 国民生活・経済の安定)
リスクコミュニケーション
社会教育を通じて意識を共有し, 議論しながら, リスクに対する政策について合意形成を行う過程全体を指す。
危機を防ぐために,様々なメディアを用いて実践するもの。
※ クライシスコミュニケーション
危機が発生した状況において,人命を守ために必要な情報を様々な
メディアを通じて伝達すること。 『リスクコミュニケーション
多様化する危機を乗り越える』
(福田充 著, 平凡社)より