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災害✕高齢者医療✕オンライン診療~オンライン診療で描く未来~

投稿者プロフィール
藤原翔

医療法人伯鳳会東京曳舟病院

993

2

投稿した先生からのメッセージ

このスライドの内容に興味を持ちましたら、akatsuki@kamui-kai.com (担当:藤原) までご連絡下さい。

概要

超高齢化社会である日本における、平時と災害時のオンライン診療の役割について講演した際の資料です。

高齢者施設向けのオンライン診療モデルや、災害時の医療支援チームであるOMAT (災害時オンライン診療支援チーム) の役割を解説いたします。平時に構築したシステムを災害時に活用することで、迅速な医療提供が可能になります。今後の高齢者医療のあり方について考えてみましょう。

本スライドの対象者

医学生/研修医/専攻医/専門医

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テキスト全文

災害時における高齢者医療の重要性

#1.

災害✕高齢者医療✕オンライン診療 ~あかつきオンライン診療所が描く未来~ 藤原 翔 医療法人社団カムイ会 医科部門理事/あかつきオンライン診療所 院長 東京曳舟病院 救急科・感染症内科 非常勤

#2.

01 高齢者医療と災害医療 02 現状と課題の整理 03 オンライン診療モデルの骨子 04 平時の取り組み – 高齢者施設向けオンライン診療 05 災害時への応用 – 平時の仕組みの転用 06 OMAT (Online Medical Assistance Team) 概要 07 高齢者医療と災害医療の未来 目次 / アジェンダ

#3.

災害発生時には医療機関や交通インフラが被災し、迅速な医療提供が難しくなります。このためオンライン診療体制が重要な役割を果たします。 災害時の医療アクセス確保 3 後期高齢者の多くが日常生活動作の低下により、通院が困難です。当構想はオンライン診療を通じて、高齢者の負担を軽減することを目指します。 高齢者の受診負担軽減 2 日本は総人口の約28%が65歳以上であり、世界でも高齢化が進んでいる国です。また地震や台風など災害リスクが非常に高い地域でもあります。 日本の高齢化と災害リスク 1 高齢者医療と災害医療 日本は超高齢社会であり、災害リスクも高い国。 ​高齢者の受診負担軽減と災害発生時の医療体制構築が必要です。

災害医療の課題とオンライン診療の役割

#4.

医療機関が被災すると現地での診療が困難になります。能登半島地震において、NTTドコモが現地の診療所向けにオンライン診療の体制を整備した例はありましたが、診療所の診療開始まで待つ必要があります。DMAT・JAMATと連携するため、導入を支援する医療チームが必要です。 災害医療の課題 2040年には高齢者の人口が35%に達すると推計されています。ADLが低下した方は往診が必要となりますが、すべての方に往診を導入することは医療経済的にも困難です。自治体によっては往診医が不足しており、通院する場合も介護職員の付き添い負担が大きいことが問題となっています。 高齢者医療の課題 現状と課題の整理

#5.

01 平時の高齢者施設対応 高齢者施設でのオンライン診療を拡充し、タブレット端末を利用した24時間365日の遠隔医療サポートを提供します。 02 災害時への応用、OMAT連携 災害時には、平時のスキームを転用した迅速なオンライン診療を提供します。オンライン診療を即座に立ち上げるOMAT (災害時オンライン診療支援チーム)と連携します。 オンライン診療モデルの骨子 平時と災害時をシームレスに連結するオンライン診療モデル

高齢者施設向けオンライン診療の取り組み

#6.

03 継続的ケア 遠隔診療により、定期的なフォローアップや急な症状の対応が可能となり、高齢者の日常生活の質を維持し、安心した生活をサポートします。 02 受診負担の軽減 通院が困難な高齢者でも自宅や施設からオンラインで医師と相談できるため、受診にかかる時間や身体的負担が大幅に軽減されます。 01 平時のタブレット端末の活用 高齢者施設にタブレット端末を配布し、アカウント作成不要のオンライン診療を可能にすることで、高齢者にも利用可能となります。 平時の取り組み – 高齢者施設向けオンライン診療 タブレット端末を活用し、24時間365日のオンライン診療を提供。 高齢者の医療アクセスを向上させます。

#7.

03 地域医療との連携 地域の医療機関と密に連携し、災害時の医療提供体制を確立します。役割分担と情報共有により、治療の迅速化と効果的な支援を目指します。 02 OMAT (災害時オンライン診療支援チーム) との連携 タブレット端末、Starlink®等の機材を装備したチームと連携し、避難所に設置したタブレット端末でオンライン診療を行います。 01 災害時のタブレット端末の活用 高齢者施設で利用されるタブレット端末を、災害時にも使用し迅速なオンライン診療を実現します。これにより医療アクセスが確保されます。 災害時への応用 – 平時の仕組みの転用 高齢者施設でのオンライン診療のノウハウと設備を災害時に活用。 OMATと連携し災害時のオンライン診療を立ち上げます。

OMATによる災害時オンライン診療の実現

#8.

全国の医師による支援 オンライン診療を行う医師は全国から支援が可能。 被災した医療機関所属とすることで、金銭的な支援にも繋がります 即座に対応可能 オンライン診療を速やかに立ち上げ、被災状況に応じた適切な医療サービスを提供し、地元の医療機関へのスムーズな移行をサポートします 多様な専門家で構成 医師、看護師、ロジスティクス担当、救命士、技術者からなるチームで、災害時に即座にオンライン診療を実現します OMAT(Online Medical Assistance Team)の概要 災害発生時に迅速にオンライン診療を立ち上げ、医療支援を図る専門チーム

#9.

平時に整えた設備やインフラを災害時にも活用することで、効率的な設備投資を実現。結果として全体的なコストパフォーマンスが向上します。持続可能な医療システムが構築されます。 災害時にはオンライン診療に習熟した医療スタッフが即座に対応し、平時に培った知識と経験を活用します。緊急事態における医療提供の質を高め、迅速な対応を支えます。 平時のオンライン診療実績を災害時にも活用し、医療を必要とする高齢者に迅速な対応が可能になります。これにより、医療アクセスの確保と持続可能なケアが実現します。 シームレスな医療連携 知識と経験の還元 コストパフォーマンス の向上 高齢者医療と災害医療の未来 平時の実績を災害時にも生かし、シームレスな医療連携体制を構築。 高齢者医療と災害医療の質を向上させます。

あかつきオンライン診療所の活動と参加募集

#10.

連絡先 詳細な情報や参加希望は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。    akatsuki@kamui-kai.com(担当:藤原) NPO法人について 災害時にオンライン診療の支援を行うNPO法人を立ち上げています。法人への参加、またはOMATに興味のある方はご連絡ください。 スタッフ募集 オンライン診療の未来を共に築く仲間を募集しています。高齢者医療を支え、災害時の医療体制強化を目指す取り組みに参加しませんか? 仲間募集・連絡先 あかつきオンライン診療所は、高齢者医療と災害医療を支える オンライン診療の未来を共に築く仲間を募集しています。

#11.

本日のプレゼンテーションをご覧いただき、誠にありがとうございます。 皆様のご意見やご質問が今後の活動にとって非常に重要です。ぜひお気軽にご質問ください。 ご清聴ありがとうございました。

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