#4.
part.2 ルートの準備 • 施設毎に多少異なりますが、必要なものは覚えておきましょう。 固定⽤テープ 針 (22〜24G) 駆⾎帯 抑制⽤タオル メインと点滴棒 ⼈⼿と抑制の道具 ルート確保のセット ⾎管透過ライト
#5.
*point 児の固定* 乳幼児は・・・泣きます︕逃げます︕⼿⾸曲げます︕ 刺されまいと当然必死です︕ ・タオルで 対側上肢・体幹(+下肢)を抑制。 ・介助者が 肘 を動かないように固定。 ・できれば スマホ動画やDVD で気を逸らさせる。 *⼈⼿が少なくても、絶対に⼀⼈ではやらないこと︕︕
#6.
part.3 ⾎管探し • 主に狙う⾎管は、「⼿背静脈網」「尺側⽪静脈」「橈側⽪静脈」。 ・成⼈同様に 合流部 が狙い⽬。 ・きれいに⾎管を出すには、 ⾃分の指の位置、⼒のいれ⽅ が重要。 第2・3指 で挟んで、駆⾎の調整。 第1指 でMP関節を屈曲させて、⽪膚を伸展。
#7.
part.3 ⾎管探し • ⾎管探しは、「まあいいかなぁ・・・」で済まさない。 • 穿刺に失敗するほど、退避⾏動が強くなり、さらに困難になります。 暗くする︕ は 屋 部 、 ば できれ ⾎管を⾒つけるための努⼒は惜しまない。 → 使える ⽂明の利器 は積極的に使⽤。 *握り⽅に少しコツがいります。 ⾃分の指や正常新⽣児で練習してみましょう。 トランスイルミネーター
#8.
part.4 穿刺 • 穿刺者の 肘と⼿の安定 が、成功率の向上につながる。 ⽬指すイメージは “ロボットアーム”。 ”肘“ を必ずどこかに接地して固定︕ できれば “脇” もしめて安定させる︕ 姿勢が整ったら、次はいよいよ穿刺︕ ここからは 迷わず・躊躇せず︕ ⼀番痛いのは ⽪膚を貫くところ 、素早い刺⼊を⼼がける。
#9.
part.4 穿刺 • 穿刺⾓度は 10〜20度。 新⽣児や細⾝の乳児では、ほぼ⽔平に近い⾓度のときもある。 ① ⾎管を貫く予定の 5 mm 程度⼿前から素早く穿刺。 ② 逆⾎を確認したら⽔平にし、3 mm 程度進め 、外筒を送る。 *逆⾎が得られない場合 ・穿刺が 垂直⽅向に 深すぎ/浅すぎ る。 ・針が ⽔平⽅向にずれている。 10〜20度 抜けない程度に針を引いて、少しずつ変えてみる
#10.
part.5 固定 • ルートの固定法には残念ながらガイドラインはありません。 → 基本的に 施設のルール に従いましょう。 • 穿刺で安⼼して気を緩めると 固定時に抜けてしまう こともあります。 ◆ポイント◆ ・針と点滴路が固定できている。 ・指先まで⾎流が保たれている。 ・点滴が閉塞されない。 ・刺⼊部の観察ができる。
#11.
Take Home Message • ルート確保は準備が 8割︕⼈⼿・物品・⾎管探し • ⾎管探しには、⽂明の利器 を臆せず使おう︕ • 最後まで気は抜かない、固定 ができて⼀⼈前︕ 誰にでもうまくいかないことはあります。 3回失敗したら、迷わず⼩児科医に相談して下さい。
#12.
おまけ 穿刺針の種類と⽐較(独断と偏⾒もあります) ① ジェルコ (スミスメディカル・ジャパン) ② インサイト (ベクトン・ディッキンソン) ③ サーフロー (テルモ) 外筒⻑ 19mm 外筒⻑ 14mm 外筒⻑ 19mm キレ◎・コシ△ キレ○・コシ○・逆⾎○ キレ○・コシ◎ 外筒が軟らかい 外筒がやや軟らかい 外筒が硬め 外筒の⽖が⼩さい 外筒の⽖が⼤きい ⽚⼿でキャップを開けやすい ⼩児科内で⼈気がある印象 個⼈的にはバランス良い 嫌いじゃないです