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小児の血液培養 本数についての調べられる範囲で

投稿者プロフィール
坪井栄佑

虎の門病院

2,104

5

投稿した先生からのメッセージ

豊富なエビデンスをもとにまとめたというよりは、比較的入手しやすいものをもとにまとめた形になります。

今後参考文献がまとまり次第修正する可能性があります。

概要

小児で嫌気ボトルは必要なのか(本数)、セットというのはどう扱ったらいいのか

比較的入手しやすい文献や資料をもとに検討しました

本スライドの対象者

医学生/研修医/専攻医/専門医

参考文献

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テキスト全文

小児血液培養の本数とガイドライン

#1.

小児血液培養は何本なのか 内科 坪井 栄佑

#2.

小児で嫌気ボトルは必要なのか(本数)、セットというのはどう扱ったらいいのか 比較的入手しやすい文献や資料をもとに検討しました

#3.

KANSEN Journalから http://www.theidaten.jp/wp_new/20210224-87/ 2021. 02. 24の掲載。 ここでは本数の言及はないですがセット数の議論のなかで「2018年にアップデートされた米国感染症学会と米国微生物学会の合同ガイドラインでは、小児の血液培養について「好気ボトルを1〜2本、必要に応じて嫌気培養を追加」と記載されており、」という記載があるので筆者によるガイドラインの訳によると好気ボトル1,2本の場合があるということになると思います。

小児血液培養の採取方法と注意点

#4.

日本ベクトン・ディッキンソン株式会社(以下BD)のウェブページから 血培のチカラ https://www.bdj.co.jp/micro/ketsubai/index.html ここに「小児血液培養関連ツール」で「小児血液培養採取チェックリスト」があり、 Q2小児の血液培養で複数セット必要なときは?、Q3小児の血液培養で嫌気性培養が必要なときは? のそれぞれがあります 「こどもではルーチンの嫌気ボトル採血は不要で、嫌気性菌感染症のリスクが高い疾患に限って採取するべきという意見がある。」ということなので、ここでの筆者の解説から考えると好気性ボトル1本のみもありうるという考えになります。 BDはバクテックの会社です。あと血液培養ボトルはビオメリュー・ジャパンのバクテアラート、ベックマン・コールターのバーサトレックがある。虎の門病院は本院分院ともにバクテックのみ。

#5.

日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会 『血液培養ボトル出荷調整に関する小児の血液培養についての提言』 https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20240911_ketsueki_teigen.pdf 5.によると「小児では、複数ボトルの採取よりも1ボトルに十分量の血液検体を接種することで、陽性率が高まります」と記載はされているが特定の1本のみを推奨する意味ではないと思います ちなみにこの中の参考資料で別記の日本ベクトン・ディッキンソン株式会社のウェブページにある「小児血液培養採取チェックリスト」を紹介をしているので、学会もこのウェブページは参考にしているんだなと思います。

小児における菌血症と嫌気性菌の考察

#6.

こどもの血液培養と菌血症 こけつきん11のオキテ 金芳堂 https://www.kinpodo-pub.co.jp/book/1972-0/ 「「こどもの血液培養と菌血症カレッジ」(略称:こけつきん)を主催するメンバーが編集・執筆。」ということ。 前述のBDのウェブページでは「こどもの血液培養と菌血症カレッジ」を(略称:子血菌力)で紹介している 55p.からのQ5によると、「偏性嫌気性菌は小児では少ない」「偏性嫌気性菌による小児の感染症は表1の通り紹介されています。(中略)これらを疑った場合には、嫌気ボトルを用いるとよいでしょう。」「採血量がしっかり確保できそうなシーンにおいては、例外として通性嫌気性菌の感度をより上げるために嫌気ボトルを併用するというのはありだと思います。」など参考になる記載があります。

#7.

比較的アクセスしやすい以上のエビデンスから考えると、 目の前の患児で嫌気性菌の関与を積極的に疑わない場合は好気1本もありうるのかなと思います

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