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抗うつ薬の種類と使い分け方

  • 精神科

  • 抗うつ薬
  • 精神疾患

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2017/8/25
大澤亮太

元住吉こころみクリニック

ここでは、一般的に医療現場において使用されている主な抗うつ薬を副作用や効能を基準にしながら種類別(三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬、SSRI、SNRI、NaSSA、その他)に説明しています。患者さんに抗うつ薬を処方する際の判断基準にご活用ください。


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抗うつ薬の種類と使い分け方

  1. 抗うつ薬の種類と使い分け方 医者と学ぶ心のサプリ

  2. 目次 抗うつ薬の5つの種類 三環系抗うつ薬 四環系抗うつ薬 SSRI SNRI NaSSA その他 抗うつ薬の種類による比較

  3. 1.抗うつ薬の種類 三環系抗うつ薬 四環系抗うつ薬 SSRI SNRI NaSSA その他

  4. -

  5. 2.三環系抗うつ薬 トフラニール アナフラニール トリプタノール ノリトレン アモキサン ハイリスクハイリターンな抗うつ剤 新薬に比べて強いが効果は副作用も強い  →便秘・口渇・ふらつき・眠気・体重増加など ※アモキサン、ノリトレンは口渇、便秘が軽減された。 新薬で改善されなかったときの頼みの綱 トリプタノールは最強の抗うつ剤と言われている 悪夢があるときの睡眠薬としても使われている    ¥

  6. 3.四環系抗うつ薬 テトラミド ルジオミール 三環系抗うつ薬と比べて副作用はかなり激減  (眠気が目立つ) ノルアドレナリンだけを増やす効果しかない  →意欲、気力のない人には効果的 テトラミドは効果は弱いが睡眠効果があり、睡眠薬としても使われる ルジオミールは副作用が少ないわりにはあり      

  7. 4.SSRI (選択的セトロニン再取り込み阻害薬) パキシル ジェイゾロフト レクサプロ ルボックス/デプロメール 2000年以降の新薬 現在は抗うつ薬と言ったらまずSSRIから出す! 不安や落ち込みには効果大 意欲や気力を改善する効果はなし 副作用はだいぶ軽減されたが、 吐き気、下痢、不眠、性機能障害あり 特にパキシルでは離脱症状が強い    

  8. 5.SNRI (セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬) SSRIにノルアドレナリン作用が加わった  →意欲や気力にも効果あり  →慢性的な痛みを持つ患者に適している 不眠・便秘・口渇・尿閉がやや増える 体重増加や眠気は少ない トレドミンは効果がマイルド サインバルタやイフェクサーは効果しっかり サインバルタ トレドミン イフェクサー       

  9. 6.NaSSA (ノルアドレナリン作動性・特異的セトロニン作動薬) 新薬の中で最も効果が強いと 飲み始めに副作用₍眠気、食欲増加₎が強い  →身体に慣れれば効果が十分に期待できる薬! 不眠や食欲不振がみられる患者に最適 連休を利用するなどの工夫をして使用する レメロン/リフレックス    

  10. 7.その他 デジレル/レスリン  三環系抗うつ薬と新しい抗うつ薬の過渡期に作られた薬  抗うつ効果は弱いが睡眠を深くするため睡眠薬としても使われる ドグマチール/エビリファイ  抗精神病薬(少量で使うとドパミンを増やす)  ドパミンは、興味や喜びといった症状を改善する効果がある  SSRIやSNRIを使っているけれども、あと一歩・・・という時に少し      追加すると効果が増す  

  11. NaSSA 8.抗うつ薬の種類による比較 副作用の強さ 効果の強さ 三環系抗うつ薬:トフラニール、アナフラニール、トリプタノール、ノリトレン、アモキサン 四環系抗うつ薬:テトラミド、ルジオミール SSRI:パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロ、ルボックス/デプロメール SNRI:サインバルタ、トレドミンン、イフェクサー NaSSA:レメロン/リフレックス SNRI SSRI 三環系抗うつ薬

  12. |主な抗うつ薬の作用

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