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元住吉こころみクリニック
ここでは、睡眠薬(眠剤)のタイプ別、作用時間別の副作用の違い、代表的な副作用である眠気、健忘、ふらつき、依存について詳しく説明しています。それぞれの副作用の対応策(薬の種類の変更、減量、投与方法など)を掘り下げています。
免疫チェックポイント阻害薬の副作用対策
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睡眠薬一覧 薬効ごとのまとめ
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不眠のみかた
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睡眠薬(眠剤)の種類と使い分け方
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【一生使える知識】ステロイド副作用と対処法 究極の覚え方伝授します
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【まずはコレだけ】病棟で困ったら見るスライド 〜不眠・せん妄〜
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精神科的問題への対応 一般医の立場から
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神経性食思不振症患者に対して、高カロリー投与と低カロリー投与の治療成績
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うつ病=抗うつ薬で 大丈夫? 注意すべきポイント
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不眠対応の最低限の知識 ~とりあえずベンゾは卒業しよう~
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アルコールの問題を抱える患者さんにであったら
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睡眠薬 眠剤 の副作用とは? 医者と学ぶ心のサプリ ) ( ~眠気、健忘、ふらつき、依存~
目次 睡眠薬のタイプによる副作用の違い 睡眠薬の作用時間による副作用の違い 代表的な睡眠薬の副作用について(眠気、健忘、ふらつき、睡眠薬依存)
バルビツール酸系は副作用、依存性どちらも強く現在ではほとんど使用されていない。 オレキシン受容体拮抗薬は夢を増加させるので、悪夢をみることがある。 *印がついているものは、起こる可能性もある。 1.睡眠薬のタイプによる副作用の違い
2.睡眠薬の作用時間による副作用の違い
①眠気 ・持ち越し効果により、翌朝まで眠気が続いてしまう。 ・作用時間の長い睡眠薬(中間型や長時間型睡眠薬)は血中濃度が安定するまでに1週間ほどかかるため、 1~2週間は副作用に気を付けながら効果をみていく必要がある。 |対策 まずは睡眠時間が確保できているかを確認! 次に減量を検討! 最終手段は作用時間の短い薬に変更! 3.代表的な睡眠薬の副作用について
②健忘 睡眠薬を服用した後に、記憶することができなくなってしまう。前向性健忘と言う。 睡眠薬が急激に作用するときに起こりやすい。 (例)*効果の短いタイプの睡眠薬 *睡眠薬の量が多い *アルコールと睡眠薬を併用した時 |対策 アルコールと一緒に睡眠薬を絶対に飲まない! 効果の長いタイプの睡眠薬に変える! 減量する!
③ふらつき ベンゾジアゼピン系は筋弛緩作用がある。 身体に緊張やこわばりがある時は良いが、高齢で足腰が弱っている人に筋弛緩作用が強く出ると、ふらつい てしまい危険である。トイレで夜中に目が覚めた時に、眠気も相まって転倒して骨折することもある。 |対策 薬を減量する! 作用時間の少ない薬に変更する! 筋弛緩作用の少ない薬*に変更! *非ベンゾジアゼピン系、メラトニン受容体作用薬、オレキシン受容体拮抗薬
④睡眠薬依存
睡眠薬の依存性はアルコールよりは低い。睡眠薬の量がどんどん増えて大量になってしまう人に注意が必要。 作用が強くて作用時間が短い睡眠薬は依存しやすい (例)バルビツール酸系やベンゾジアゼピン系 |対策 まずは適切な睡眠薬を適切な量でつかう! 依存しにくいタイプの睡眠薬に変える! できるだけ少量・短期間で使う! アルコールと一緒に服用しない! 作用時間が長い睡眠薬にする!