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妊産婦のクスリ

  • 産婦人科

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  • 風疹
  • 妊婦
  • 授乳
  • ステロイド軟膏
  • 花粉症薬

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137

2020/4/15
柴田綾子

淀川キリスト教病院

あなた救急医。妊産婦の診療をしていてクスリの処方に不安になったことは有りませんか?妊娠中や授乳中の抗菌薬やステロイド軟膏、花粉症薬の処方について記載します。


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妊産婦のクスリ

  1. -

  2. マイナートラブルと薬 風邪 腹痛 3. 胃腸炎

  3. 自己紹介 柴田 綾子 ◆名古屋大学 情報学部 ◆群馬大学医学部編入 ◆初期研修~  沖縄県立中部病院  ◆後期研修~   淀川キリスト教病院   産婦人科 ◆J-COSMO 編集者 ©春柴

  4. 詳細はこちら

  5.  レッドフラッグ 全員に確認

  6. レッドフラッグ 妊娠=おめでタイで覚える! 提供:福井陽介先生(イラスト:春柴)

  7.  胎動(回数)減少とは? イラストAC 赤ちゃんの動きが少なく感じられること 胎動は妊娠●週前後で感じるようになる 赤ちゃんは20~40分毎に 寝たり起きたりしている →●時間動かないのはレッドフラッグ!

  8.  胎動(回数)減少とは? イラストAC 赤ちゃんの動きが少なく感じられること 胎動は妊娠20週前後で感じるようになる 赤ちゃんは20~40分毎に 寝たり起きたりしている →1時間動かないのはレッドフラッグ!

  9. 「お腹が張る」とは?    1時間に1~2回は生理的に収縮する    →安静にしても続くようなら病院へ イラストAC 子宮筋が収縮して固くなる      +  下腹部に痛みを感じる (Braxton Hicks収縮)

  10.  レッドフラッグ 全員に確認

  11. マイナートラブルと薬 風邪 腹痛 3. 胃腸炎

  12. あなたは救急医です Image : コウノドリ  鈴ノ木ユウ

  13. 妊娠8週の発熱 ナースより 30歳、2経産婦、妊娠8週です。 子供が2日前から発熱しており、 インフルエンザと診断されたそうです。 ご本人も今朝から寒気が出現し、 発熱38度あるため来院。 お腹の張りや性器出血は無いそうです。

  14. 質問1. インフルエンザと妊婦 1. 薬は出さずに、クーリングで経過観察2. カロナールを処方して帰宅とする3. タミフル・リレンザの用量は通常より少量で処方4. 検査陰性でも、濃厚接触時は、  タミフル/リレンザ/イナビルを処方する

  15. 質問1. インフルエンザと妊婦 1. 薬は出さずに、クーリングで経過観察2. カロナールを処方して帰宅とする3. タミフル・リレンザの用量は通常より少量で処方4. 検査陰性でも、濃厚接触時は、  タミフル/リレンザ/イナビルを処方する

  16.  妊娠中のインフルエンザ 重症化(肺炎)や入院リスクが高い 熱冷まし・頭痛薬の内服OK  ◯アセトアミノフェン  ✕ロキソニン (妊娠末期は禁忌) 抗インフルエンザ薬の内服を推奨  ◯タミフル・リレンザ・イナビル  △ゾフルーザ・ラピアクタ ・不活化ワクチン:全妊娠期間中OK

  17. 妊娠前~妊娠3週末まで  ごく少量の薬を除き胎児奇形率は増加しない 妊娠4~7週末:奇形を起こしうる薬あり     ワーファリン、抗てんかん薬 etc 妊娠8~12週 :小奇形を起こし得る 妊娠13週以降   奇形は無いが、胎児機能障害の可能性あり 産婦人科ガイドライン2017 妊娠週数と薬のリスク

  18. Q. 妊娠週数      今日   最終月経

  19. A. 妊娠5週      今日   最終月経 妊娠4~7週は  薬に注意 1 2 3 4 5

  20. 質問2. 妊婦と感染症 膀胱炎は薬をださず、飲水励行する 歯科治療は、なるべく分娩後にしてもらう ペニシリン系やセフェム系の抗生剤は通常どおりの用量で使用する 4. 全身状態が良好であれば、   抗生剤はなるべく使用しない 

  21. 質問2. 妊婦と感染症 膀胱炎は薬をださず、飲水励行する 歯科治療は、なるべく分娩後にしてもらう ペニシリン系やセフェム系の抗生剤は通常どおりの用量で使用する 4. 全身状態が良好であれば、   抗生剤はなるべく使用しない 

  22.  妊娠中の無症候性細菌尿 腎盂腎炎になるリスク20~30倍高い 見つけたら治療対象 ⚪治療例   アモキシシリン(サワシリン)500mg    1日3~4回,3~7日間投与 ❌ キノロン系、テトラサイクリン系、ST合剤 JAID/JSC 感染症治療ガイドライン尿路感染症・男性性器感染症2015 

  23.    妊娠中の腎盂腎炎 重症になりやすい 子宮収縮が起こりやすい ⚪治療 ・ペニシリン系 ・セフェム系 ❌  ・キノロン系 ・テトラサイクリン系 Image:厚生労働省重篤副作用疾患別対応マニュアル

  24. つわり+ホルモンの影響で歯周病になりやすい 局所麻酔  リドカイン 動物実験で明らかな悪影響なし ・痛み止め:アセトアミノフェン ・抗菌薬 :ペニシリン系・セフェム系

  25.  妊娠中の発熱+皮疹

  26.  妊娠中の発熱+皮疹 風疹  先天性風しん症候群リスク ↑  母子手帳の風疹抗体(HI)を確認   パルボウイルス感染症(りんご病)  発熱、関節痛、皮疹  子供との接触歴を確認  胎児貧血リスク↑

  27. 妊娠中の風邪症状  

  28.  質問3. 先生、薬は・・・ ・妊娠10週の妊婦さんから「喉と咳・鼻水がキツイです。薬をのんでは だめでしょうか?」・妊娠13週の方から「花粉症の薬がないと、辛いです・・・」・妊娠30週の方から「アトピーなんですが、ステロイド軟膏は 使わない方がいいんでしょうか?」

  29. 質問3.妊婦と薬について 1.妊娠10週までは薬は出来る限り避ける2.花粉症の薬はなるべく使わないようにする3.ステロイド軟膏は使ってもよい4.湿布・点眼・点鼻薬は問題ない 

  30. 質問3.妊婦と薬について 1.妊娠10週までは薬は出来る限り避ける2.花粉症の薬はなるべく使わないようにする3.ステロイド軟膏は使ってもよい4.湿布・点眼・点鼻薬は問題ない 

  31. 妊婦と薬  妊娠前~妊娠3週末まで  ごく少量の薬を除き胎児奇形率は増加しない 妊娠4~7週末:奇形を起こし得る薬あり     ワーファリン、抗てんかん薬 etc 妊娠8~12週 :小奇形を起こし得る 妊娠13週以降   奇形は無いが、胎児機能障害の可能性あり 産婦人科ガイドライン2017

  32. ・ステロイド軟膏はOK  △ストロングのステロイドの長期間使用 ・点眼・点鼻:血管収縮薬以外はOK ・市販の湿布△ NSAID(消炎鎮痛剤) ・サプリメント  ❌大量ビタミンAは奇形リスク↑ ・漢方の多くはOK  △大黄・センナ

  33. ・妊娠10週:上気道炎→ 鎮咳薬 (メジコン、麦門冬湯)   鼻炎  (点鼻薬)  鎮痛剤(カロナール)・妊娠13週:花粉症→点鼻薬・点眼薬は通常通り使用可能 抗ヒスタミン薬(ポララミン)有益性投与可・妊娠30週:アトピー→ 弱い~中程度ステロイドは使用可

  34. マイナートラブルと薬 風邪 腹痛 3. 胃腸炎

  35. 妊娠中の腹痛  

  36. 妊娠中の便秘薬 ◯ 酸化マグネシウム(マグミット) △ センノシド   (センナ) △ ピコスルファートナトリウム

  37. 円靭帯痛 妊娠20週前後に起こる 子宮増大により円靭帯が引っ張られる痛み PaLaNA Initiative病理診断教育支援

  38.  妊婦の腹痛 <注意>  ①虫垂炎 ②常位胎盤早期剥離    子宮の中で胎盤がはがれてしまう病気  1000人あたり6人前後に発症

  39. 妊婦と虫垂炎  妊娠中の急性腹症の中でもっとも頻度が高い。  穿孔すると早産や胎児死亡のリスクが上昇 疑った場合 超音波検査    ↓ 2. 単純MRI    ↓ 3. 単純CT Illustration © 2015 Chris Gralapp

  40.  常位胎盤早期剥離(ソウハク) 公益財団法人 日本医療機能評価機構

  41. マイナートラブルと薬 風邪 腹痛 3. 胃腸炎

  42. 妊娠中の胃腸炎症状  

  43.  妊婦の胃腸炎症状と薬 1.悪阻(妊娠初期)   メトクロプラミド(プリンペラン)   ショウガ   半夏厚朴湯,小半夏加茯苓湯   2. 胃酸の逆流    (妊娠後期)   H2ブロッカー (ガスターなど)   スクラルファート (アルサルミン) 3. 軟便・下痢   ビオフェルミン、ミヤBM

  44.  授乳中の薬  多くの薬は安全に使用可能 <注意が必要な薬>  ・抗てんかん薬  ・抗うつ薬  ・抗不安薬  ・オピオイド(リン酸コデイン)  ・炭酸リチウム  ・ヨウ素  ・抗がん剤 産婦人科ガイドライン2017

  45. 授乳中の造影剤 日本医学放射線学会 造影剤安全性委員会2019年06月27日

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  47. 授乳中に安全に使用できると考えられる薬 -  国立成育医療研究センターHP

  48. 愛知県 薬剤師会 愛知県薬剤師会  妊婦・授乳婦医薬品適正使用推進研究班

  49. 大分県 『母乳と薬剤』研究会

  50. (LactMed)  Drugs and Lactation Database

  51. マイナートラブルと薬 風邪 腹痛 3. 胃腸炎 4. 授乳中

  52.  レッドフラッグ 全員に確認

  53. 詳細はこちら

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