テキスト全文
膠原病に伴う間質性肺炎の概要と重要性
#1. 膠原病に伴う 間質性肺炎へのアプローチ リウマチ・全身性硬化症・炎症性筋疾患を中心に ゆっこ@膠原病・リウマチ内科
#2. 膠原病性間質性肺炎(CTD-ILD) ➢ 膠原病患者の 約30% に間質性肺炎が認められる (重篤な呼吸器障害をきたすこともある) ➢ 膠原病における呼吸器疾患は多様 ➢ 複数の呼吸器疾患が重複することもあり、 肺胞出血 肺高血圧症 胸膜炎 その中でも間質性肺炎は 生命予後や QOL に大きく影響する ➢ 線維化が進行すると不可逆的 早期診断・評価・介入が重要であり、関係各科との連携が欠かせない 日本呼吸器学会・日本リウマチ学会. 膠原病に伴う間質性肺炎 診断・治療指針2025
関節リウマチにおける間質性肺炎の治療戦略
#3. 特に注意するべき疾患は? ① ② 関節リウマチ RA 全身性硬化症 SSc (強皮症) 多発性筋炎/皮膚筋炎 ③ PM/DM ✓ ILD 合併率は 10% 程度だが、そもそもの患者の母数が多い ✓ 予後因子としても重要 ✓ ILD は全身性硬化症の臓器病変として最多 ✓ 死因としても最も多い ✓ ILD 合併率が高く(44-50%)、予後にも大きく関わる 日本呼吸器学会・日本リウマチ学会. 膠原病に伴う間質性肺炎 診断・治療指針2025
全身性硬化症の間質性肺炎に対する評価と治療
多発性筋炎/皮膚筋炎に伴う間質性肺炎の管理
ニンテダニブの適応と使用基準
膠原病における間質性肺炎のまとめと今後の展望