#4. 『細菌感染では, GAS感染が成人の約10%で, ほかにC群やG群のβ溶血性連鎖球菌のほかFusobacterium属などの嫌気性菌がある』ため細菌性ではまずGAS感染の有無を確認する。
Mclsaac/Centor criteriaが参考になるほか、溶連菌の培養や迅速検査を用いて診断を試みる。ただし『レンサ球菌迅速検査が陰性の場合, 細菌培養を行うことが推奨されている 』
急性喉頭蓋炎といった緊急性の疾患には注意が必要
modified Centor scoreはA群溶連菌の鑑別に有用とされている
伝染性単核球症ではペニシリン系は使用できない
デビッド シュロスバーグ, シュロスバーグの臨床感染症学, 初版, 29p. 2021, メディカル・サイエンス・インターナショナル, 東京.
藤田次郎, 舘田一博, 大毛宏喜, 感染症最新の治療2022-2024, 初版, 107p. 2022, 南江堂, 東京.