アプリだとスライドの中のお気に入りの1ページを保存できます
インストール
使用されているブラウザではスライドの拡大ができません。iPadをご利用の場合はSafariをお試しください

1/37

シェア
舛森 悠

2021/11/22

舛森 悠

函館稜北病院

38741 page views

なんとなくやれてしまう血尿診療の痒いところにアプローチしたスライドです。無症状の尿潜血陽性から肉眼的血尿まで、一般内科・総合診療科目線のポイントを解説します。

- Featured Contents -

【公式】Antaa Slideへのアップロード方法

Antaa Slideは、医師・医学生のためのスライド共有プラットフォームです。 本スライドでは、Antaa Slideへのスライドアップロード方法を解説します。 ① Antaa Slideへのログイン方法 ② スライドのアップロード方法 ③ アップロードしたスライドの確認方法 ④ ご利用にあたっての注意点 勉強会やセミナーのために作ったスライドを、皆でシェアして知識をつないでいきましょう。アップロードをお待ちしています! ※登録には、医師資格登録年度または医学部卒業見込み年度の入力が必要です。 <以下のnoteもぜひご覧ください> Antaa Slideは、医師同士の“Giveの精神”でつながるスライド共有プラットフォーム https://note.com/antaa/n/n5fabdc34a32f Antaa Slideってどんなサービス? 反響をまとめてみました https://note.com/antaa/n/nd09bf6ed8f3f

37093 19

新型コロナウイルスワクチン(COVID-19ワクチン)Q&A

COVID-19ワクチンを接種するか悩んでいる医療従事者の方、または医療職以外の病院職員は多いと思います。内科外来の医療事務さんが接種するか悩んでいたのをみて、わかりやすい情報提供が必要と考え、作成しました。基本的な内容となっています。2021年1月29日に作成したもののため、その後の知見の集積によって、今後推奨は変わる可能性があります。

316187 152

誤嚥性肺炎の主治医力【診断編】

最近受け持った誤嚥性肺炎の患者さん、誤嚥の原因は何でしたか? 誤嚥性肺炎は結果であり、正しい診断のためには原因の見極めが必須です。 そのためのポイントを解説します。 ※本スライドは、2021年1月8日配信のAntaaNEWS「Short Lecture」の講演スライドです。 【このスライドの解説動画はこちら】 https://qa.antaa.jp/stream/contents/113

35550 89

タコでもわかる静注抗菌薬の話

逆にこれだけ知っていれば静注抗菌薬では(ほぼ)困らない、そんな10種類の静注抗菌薬についてタコでもわかるようにまとめてみました。 【更新連絡(2021/10/1)】 「研修医1年目も半分終わったし、なんか抗菌薬勉強しようかな」というエライ初期研修医の皆様のために(?)、大幅な加筆・訂正・記載方法の変更を行いました。 *排泄経路の記載を「腎機能・肝機能による調節の要否」に改め、より臨床で使いやすくしました。 *各薬剤のESBLs, AmpC型β-ラクタマーゼに対するポジショニングの記載をより詳細なものにしました。 * セフトリアキソンの項を一新しました。 * セフェピムの項で特にセフェピム脳症・投与設計についての記載を中心にガイドラインや最近のトピックに即した内容に改めました。 * メトロニダゾールの項で、用量調節についての記載を詳細に改めました(以前の記載で腎排泄と記載していましたが、主たる排泄経路は肝胆道でした。すみません)。 *バンコマイシンの項を一新しました。 【他のコンテンツ】 * サルでもわかる経口抗菌薬の話 https://slide.antaa.jp/article/view/5199820d537c41bc * タコでもわかる静注抗菌薬の話 https://slide.antaa.jp/article/view/e097b2a75e264a01 * カメでもわかるCRPの話 https://slide.antaa.jp/article/view/e83a7e12c9d74d3b * ニワトリでもわかるβ-ラクタム系以外の抗菌薬の話 https://slide.antaa.jp/article/view/a335f79d13f144ee * アナグマでもわかるフルオロキノロンの話 https://slide.antaa.jp/article/view/067106f6aebb4bf8 * ウシでもわかる真菌の話 https://slide.antaa.jp/article/view/e491e8559fc14d39 ご質問・ご意見等はtwitter(@metl63)までお寄せください。 スライド内容の転用も歓迎します。その折にはお手数ですがご一報ください。

883770 409

ショックのまとめ【定義・分類・鑑別を中心に】

救急外来や病棟急変でよく出会うショックについて、確実に知っておくべき知識を理解していますか? ショック=血圧低値と誤解されることが多い、ショックの概念についてまとめました! 生理学や生化学から、ショックの定義や分類、鑑別を中心にまとめています。 初期研修医の先生方や看護師さんにとっては、きっと学びの多いスライドとなっているはずなので、参考にしていただければ幸いです◎

185216 103

それって本当に尿管結石?!

<ERで「尿管結石?」って思ったら> 1. 安易に決めつけるのはNG! 2. エコーで“らしい”所見をチェック! 3. 鑑別疾患を意識して、重篤な疾患を見逃すな! 本スライドは、「三銃士 指導医・研修医レクチャーシリーズ」vol.10です。質問・コメントは以下へお願いします。 http://bit.ly/39kNKUy ※「三銃士」は、救急・集中治療医の坂本壮、総合診療医の髙橋宏瑞、鎌田一宏により運営される、医学教育の課題解決を目指した教育ユニットです。 ▶三銃士Facebookページ https://www.facebook.com/dartagnanproject ▶坂本壮のAmazon著者ページ https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B079T41LV8

37048 86
もっと見る

もう悩まない!血尿診療の3Rules!

1. 血尿の精査 函館稜北病院 総合診療科 舛森 悠
2. 目標 血尿に対する モヤモヤの撤廃
3. 自己紹介 趣味:YOUTUBE
4. どうする? 症例:28歳女性 会社員 健診にて尿潜血を指摘された ▸ 会社の健診にて尿潜血(2+)、尿蛋白(ー) ▸ 精査のため医療機関受診を指示された ▸ 特記すべき既往歴なし、腎臓病の家族歴なし ▸ 喫煙歴なし ▸ 血圧 125/75mmHg, 身長 169cm, 体重 60kg ▸ BUN 12mg/dl, Cr 0.7mg/dl
5. 「毎年指摘されてるし、 再検査して 陰性ならOK…?🤔」
6. 血尿のすべて 血尿の診療パターン(出会い方) ▸👴「先生、尿が赤いんです。」 ▸👩「健診で引っかかったんで。」 ▸👨⚕「尿検査しましょう🩺」
7. 4象限に分けるとわかりやすい! 血尿 顕微鏡的 肉眼的 糸球体性 非糸球体性
8. 血尿のすべて 出会い方 ▸👴「先生、尿が赤いんです。」 ▸👩「健診で引っかかったんで。」 ▸👨⚕「尿検査しましょう🩺」
9. 血尿 顕微鏡的 肉眼的 糸球体性 非糸球体性
10. 肉眼的血尿 鑑別は? ▸ 悪性腫瘍 ▸ 糸球体疾患 ▸ 尿路結石 ▸ 膀胱炎 ▸ 腎外傷・長距離走・ナットクラッカー症候群 etc…
11. 肉眼的血尿 鑑別は? ▸ 悪性腫瘍 ▸ 糸球体疾患 ▸ 尿路結石 一般内科で見られる疾患を ▸ 膀胱炎 ▸ 腎外傷・長距離走 etc… しっかり除外!
12. 除外ができたら 血尿 糸球体性 非糸球体性 顕微鏡的 肉眼的 腎臓内科
13. 除外ができたら 血尿 糸球体性 非糸球体性 顕微鏡的 肉眼的 腎臓内科 泌尿器科
14. 肉眼的血尿 糸球体性 VS 非糸球体性 明らかな糸球体性血尿でない肉眼的血尿は、 (血尿診断ガイドライン 2013) まずはしっかり悪性疾患を除外するために泌尿器科的精査を!
15. 血尿のすべて 診療パターン(出会い方) ▸👴「先生、尿が赤いんです。」 ▸👩「健診で引っかかったんで。」 ▸👨⚕「尿検査しましょう🩺」
16. 血尿 糸球体性 非糸球体性 腎臓内科 泌尿器科 顕微鏡的 肉眼的
17. 健診パターン 尿潜血とは
18. 顕微鏡的血尿 顕微鏡的血尿とは? ▸ 尿沈渣にて沈渣RBC>5HPF ▸ →顕微鏡400倍視野で平均5個以上の赤血球を認めると臨床的に有意 ▸ ドーナツ型が沈渣赤血球(変形なし)
19. 健診パターン 尿潜血陽性・尿沈渣陰性 ▸ミオグロビン尿 →筋肉由来(横紋筋融解・Sepsis・熱中症) ▸ヘモグロビン尿 →溶血・DIC 急性期(特にICU)での尿潜血は これらの病態が多い!
20. 健診パターン ちなみに… ▸尿潜血陰性・尿沈渣陽性 →ビタミンC 🍋 過剰 (尿検査前にオロナミンC🙅)
21. 血尿のすべて ちょっと立ち止まりましょう… ▸ 👩「健診で引っかかったんで。」 無症状でのスクリーニングは推奨されない。 顕微鏡的血尿をスクリーニングすることは エビデンスが不十分で推奨されない。
22. スクリーニングは意味なくても、 陽性だった時の2次精査については検討が必要。 血尿 糸球体性 顕微鏡的 ? 肉眼的 腎臓内科 非糸球体性 泌尿器科
23. 血尿 糸球体性 非糸球体性 顕微鏡的 腎臓内科 肉眼的 腎臓内科 泌尿器科
24. 顕微鏡的血尿 糸球体性 VS 非糸球体性 顕微鏡的血尿でも糸球体性血尿あればまずは腎臓内科へ!
25. 顕微鏡的血尿✖糸球体性血尿 顕微鏡的&糸球体性血尿だったら… ▸ 変形赤血球or赤血球円柱(+)、尿蛋白(+)👉 迷わず腎内紹介👨⚕ ▸ 変形赤血球or赤血球円柱(+)、尿蛋白(ー)👉 紹介していいの? ▸ IgA腎症は放っておくと数十年単位で腎不全へ進行することも ⬇︎ ▸ 糸球体性血尿単体でも赤血球円柱による糸球体の閉塞で尿細管障害をきたす…
26. 顕微鏡的血尿✖糸球体性血尿 糸球体性血尿だけで想起する疾患 ▸ IgA腎症:有病率 3.9〜4.5 人/10 万人 →膜性腎症などその他の慢性糸球体腎炎も全然ありえる… ▸ 糸球体基底膜菲薄症候群(TBMD):通称「家族性良性血尿」 →常優遺伝、40歳代で血尿のみのだとこれっぽいけど、結局IgAと鑑別困難 →経過の中で蛋白尿・難聴 👉 Alport症候群:有病率 20人/10万人 →経過の中で蛋白尿もあれば腎生検も検討される
27. 顕微鏡的血尿✖糸球体性血尿 糸球体性血尿だけで想起する疾患 糸 :有病率 3.9〜4.5 人/10 万人 ▸ IgA腎症 球体 血 尿 →膜性腎症などその他の慢性糸球体腎炎も全然ありえる… だけ でも 腎 ▸ 糸球体基底膜菲薄症候群(TBMD):通称「家族性良性血尿」 内紹 介 検討 →常優遺伝、40歳代で血尿のみのだとこれっぽいけど、結局IgAと鑑別困難 ! →経過の中で蛋白尿・難聴 👉 Alport症候群:有病率 20人/10万人 →経過の中で蛋白尿もあれば腎生検も検討される
28. 血尿 糸球体性 非糸球体性 顕微鏡的 腎臓内科 ? 肉眼的 腎臓内科 泌尿器科
29. 顕微鏡的血尿✖非糸球体性血尿 顕微鏡的血尿で糸球体性血尿でない例 ▸ 某腎臓内科の先生 👨⚕「悪性腫瘍を見逃す方がリスクだからまず泌尿器科で精査してね」 ▸ 某泌尿器科の先生 👨⚕「肉眼的血尿でないなら悪性腫瘍はほぼないからまず腎内で精査してね」 ((((一番悩むパターン😅))))
30. 顕微鏡的血尿✖非糸球体性血尿 頻度・問診から攻める ▸ 若年者: →膀胱炎・結石・生理・運動・妊娠・内膜症 ▸ 高齢者: →膀胱炎・結石・BPH・嚢胞腎 →BPHは尿道粘膜障害により血尿 ▸ 結局は悪性腫瘍を見逃さない: ⤴︎ →膀胱癌は8割で排尿障害をきたす
31. 顕微鏡的血尿✖非糸球体性血尿 悪性腫瘍の頻度(DETECT 1 STUDY) 肉眼的または顕微鏡的血尿の3556人(59%男性、平均年齢65.7歳) 癌 10% 👉 👉膀胱癌 8.0%(肉眼的血尿多い)、腎癌 1.0%、 上部尿路の移行上皮細胞癌 0.7%、前立腺癌 0.3% 癌は特に高齢男性、喫煙者に多い傾向 リスク分類が重要🚬👴
32. 顕微鏡的血尿✖非糸球体性血尿 リスク分類(AUA:アメリカ泌尿器科学会)
33. 顕微鏡的血尿✖非糸球体性血尿 リスク分類(AUA:アメリカ泌尿器科学会) 1)低リスク患者:以下の全てを満たすとき。 2)中等度リスク患者:下記の1つでも満たした時 ・40歳未満男性、50歳未満女性、 ・男女とも40-59歳 ・喫煙なしか10pack-year未満、 ・喫煙10-30pack-year ・3-10RBC/HPF、尿路上皮癌リスク因子なし。 ・繰り返しの尿検査で11-25RBC/HPF(400倍) ・Pack-year=(1日の喫煙本数/20本)×喫煙年数 ・尿路上皮癌でそれ以外のリスクがある 低リスク:4-6週毎検尿 改善すれば1-2年毎 再検 3)高リスク患者:下記の1つでも満たした時 ・男女とも60歳以上 ・喫煙30pack-year 中リスク:エコー+膀胱鏡 ・1回の尿検査で25RBC/HPF(400倍)以上 高リスク:CT+膀胱鏡 ・肉眼的血尿の既往
34. 顕微鏡的血尿✖非糸球体性血尿 尿細胞診は全然役に立たぬ 膀胱癌に対する感度が低く、病理医の解釈が必要であり、コストも高い。 ・1255人(18研究)をレビューして感度:34%(Urology. 2003;61(1):109. ) ・2778例の尿細胞診で癌が判ったのはわずか2例のみ(Mishikriら) ・尿細胞診1000例で4例に癌が見つかり、 細胞診のみで陽性だったのはそのうちの2例(Hoflandら) 低リスク:4-6週毎検尿 改善すれば1-2年毎 再検 中リスク:エコー+膀胱鏡 高リスク:CT+膀胱鏡
35. 顕微鏡的血尿✖非糸球体性血尿 テキスト UP TO DATEのフローチャートを参考にすると 顕微鏡的血尿✖非糸球体性血尿でも 悪性腫瘍危険因子あればCT+膀胱鏡を検討!
36. 血尿のすべて TAKE HOME MESSAGE ▸ 4象限に分けて考えよう💡 ▸ 紹介検討する前に”一般内科で見られる病気”を除外せよ🙅 ▸ 悩ましい症例はリスク分類を行って検査を考えよう💡
37. 血尿のすべて 参考文献 ▸ UpToDate:Etiology and evaluation of hematuria in adults ▸ NEJM:Hematuria in Adults, Review Article . Julie R. Ingel nger, M.D. ▸ AUA ガイドライン 2020 fi ▸ 血尿診断ガイドライン 2013