#4.
バイタルサインとは? 生命の状態を数値で表したもの
「意識の状態」
「体温」
「血圧」
「脈拍」
「酸素飽和度」
「呼吸数」
#5.
バイタルサインがなぜ重要か? 生きている証という意味合い
患者生命の最も基本的な評価
★ 血液など検査をしなくても数値評価ができる
★ 異常値すぎれば、危ない状況だとわかる
★ 救急病院でもまず!バイタルを計測する
#6.
「意識の状態」
「体温」
「血圧」
「脈拍」
「酸素飽和度」
「呼吸数」
バイタルサインの基準値目安 会話できる
36.5± 0.5℃
140未満/90未満 mmHg
60〜80回/分
SpO2 90後半
12-16回/分
#7.
今日持ち帰ってもらいたい重要ポイント その① バイタルサインの
パニック値
#8.
ただし普段から血圧が低い人、脈拍が速い人、酸素が低い人
は既にこの数値のことがあります 収縮期血圧 : 90mmHg未満
心拍数 :50/分未満 or 120/分以上
呼吸数 :20回/分以上、8回/分未満
酸素飽和度 :SpO2 90%前半
パニック値について
#9.
http://igs-kankan.com/article/2012/02/000565/改変 ① パニック値はただちにDr.コールを
② 呼吸数には敏感になること!!
高齢者のショック初期症状は、不穏+呼吸数↑
重症疾患の多くの場合に呼吸数↑あり
③ バイタルサインは組み合わせで評価
血圧&脈拍 脈拍&体温 SpO2&呼吸数
普段のバイタルサイン測定も大切 高齢者救急によれば…
#10.
今日持ち帰ってもらいたい重要なポイント その② 呼吸数の増加 運動後の息切れのよう
ハーハーしている
呼吸がおかしい
#11.
→ 正直、どんな病気でもあります!
重症疾患の多くの場合に呼吸数↑あり 肺炎
心不全悪化
尿路感染症
胆嚢炎
大動脈解離 など 呼吸数が増加する病気
#12.
普通は、1分間で12~16回
(呼吸1回で約4秒と考えましょう!)
数え方:15秒×4 or 30秒×2
喉・胸の動きを見て数える
注)呼吸数を診ていると
覚(さと)られないように!
呼吸数の数え方
#13.
お互い測ってみましょう! http://riha.tsuzuki-edu.ac.jp/images/material/19/CIMG3969.JPG
#14.
http://igs-kankan.com/article/2012/02/000565/改変 ① パニック値はただちにDr.コールを
② 呼吸数には敏感になること!!
高齢者のショック初期症状は、不穏+呼吸数↑
重症疾患の多くの場合に呼吸数↑あり
③ バイタルサインは組み合わせで評価
血圧&脈拍 脈拍&体温 SpO2&呼吸数
普段のバイタルサイン測定も大切 高齢者救急によれば…
#15.
今日持ち帰ってもらいたい重要なポイント その③ 急なADL低下
#16.
正直どんな病気でもあります
本格的な病気かも!?と判断する指標にします 急なADL低下が起こるとき… Ex.) バイタルが少し異常+ここ数日ADL低下気味
→ わかりにくい高齢者の肺炎だった!!
#17.
今日持ち帰ってもらいたい重要なポイント その④ 家族のいつもと違う
#18.
家族のおかしいは、神の声 こ
れ
は
病
気
で
す
#19.
高齢者の発熱
で知っ得Tips 今日持ち帰ってもらいたい重要なポイント その⑤
#20.
高齢者がなりやすい発熱の病気 肺炎
尿路感染症
蜂窩織炎(ほうかしきえん)
胆嚢炎(たんのうえん)
偽痛風(ぎつうふう) 頻度の高い3大疾患の
ポイントをおさえましょう!
#21.
食欲低下
ひどい咳、痰
熱が長引いている
脈がとても速い
呼吸の数が多い
(1分間で20回以上) 高齢者の肺炎のポイント 見た目 バイタルサインの異常
#22.
普通の風邪との違いは、
「食欲低下」「ひどい咳、痰」が目立つところ
更に「熱が長引いている」「脈がとても速い」「呼吸の数が多い」と芳しくない状態が揃ってくるようであれば、バイタルサインの異常
→ 肺炎の可能性が高くなる
高齢者の肺炎のポイント
#23.
尿の異臭・濁りが強い
咳や鼻水といった風邪症状がない熱
腎盂腎炎になると悪寒、震えを認める
腎盂腎炎になると脈が早くなり、
血圧が低下するなどバイタル
サインの乱れが顕著になる
高齢者の尿路感染症のポイント 血液をろ過して尿にする腎臓は、
細菌が逆流しやすい
#24.
膀胱炎は排尿時痛、残尿感などの不快な症状があるものの、命に関わることはありません。
しかし腎盂腎炎は、血液に細菌がまわる敗血症の状態に進展しやすく、重篤化のおそれがある病気です。
→急な高熱で風邪症状がなく、ガタガタしはじめ
たら尿路感染症を思い浮かべる!
★女性・寝たきりに多い 高齢者の尿路感染症のポイント
#25.
皮膚の傷から細菌が入り、炎症を起こした状態。高齢者は若い人に比べて皮膚のバリアが弱いため、傷をつくりやすく、そこからの感染が多い。 高齢者の蜂窩織炎のポイント 特に手足の腫れを観察する
(衣服をめくって確認を!)
寝たきりで褥瘡がある場合、
褥瘡に感染することがある
菌が侵入する傷がないか観察
#26.
体温 38℃
血圧 100/60
脈拍 120 SpO2 93
呼吸数 24 80歳女性 3日前から37-38℃の発熱を推移
咳、痰ひどい 徐々に食欲不振、ADL低下
家族も元気ないと言う 演習 在宅遭遇事例① 肺炎
#27.
体温 39℃
血圧 80/50
脈拍 130 SpO2 96
呼吸数 28 尿路感染症 92歳女性 認知症寝たきり
今朝から悪寒の後、39℃の発熱
呼びかけてもうなされている
今日は食事・水分を全然とっていない 演習 在宅遭遇事例②
#28.
まとめ ・バイタルサインのパニック値を覚える!
・ 呼吸数は、すごく有用!測れるように
・ 「急なADL低下」「家族のおかしい」は、
病気の知らせ
・ 在宅高齢者の発熱で頻度が高い
肺炎、尿路感染症、蜂窩織炎の特徴
をおさえよう
#29.
これからお勧めしたいこと 職場で急変事例の共有しましょう!
→1人1人の在宅での遭遇率は低いです
→お互い経験を共有する
ことで色々な事態に対応
できるようにしましょう!
#30.
今日の話は、「たすケア」の記事にもあります