テキスト全文
生物心理社会モデルの概要と家庭医療学
#1. ちゃんとできる
生物心理社会モデル Bio Psycho Social
#4. 本日のテーマは 家庭医療学 患者中心の医療 BPSモデル
アルコール性肝硬変の患者事例とBPSモデルの適用
#5. ある入院患者さん 50代男性
アルコール性肝硬変
腹水貯留、食欲不振で入院
この間同じような入院を繰り返している
自宅に退院すると
アルコールをまた飲んでしまう
#6. 陰性感情 なんでこの人は
お酒をやめないんですか? BPSモデルで
考えてみよう!
#7. 従来の生物医学モデルだと アルコール性肝硬変 なかなかうまく
いかないな… 利尿剤 ラクツロース
#10. STEP 3 BPSモデル ポイント STEP 2 理解 問題を する 介入 する 問題へ
#11. 今回の事例だと アルコール性肝硬変
Child-Pugh分類 GradeB
食道静脈瘤はなし
#12. 今回の事例だと アルコール使用障害
AUDIT 20点(重度)
精神科受診歴はなし
人付き合いが苦手
#13. 今回の事例だと 現在一人暮らし
仕事は無職のため生活保護
以前は建築現場の監督をしていた
離婚した妻との娘に会うのが楽しみ
#14. 今回の事例だと アルコール性肝硬変 アルコール使用障害 社会的孤立 生活保護 腹水貯留 人付き合い苦手 生物 心理 社会
BPSモデルのポイントと医学的複雑性の理解
#15. BPSモデルを使うと なんとなく患者さんの
全体像が掴めた気がします 今度はBPSそれぞれの
影響について考えてみよう
#16. STEP 3 BPSモデル ポイント 整理 問題を する 介入 する 問題へ STEP 1
#17. 医学的“複雑性”とは A B シンプルな問題 肺炎 抗生剤 高血圧 降圧薬
#18. 医学的“複雑性”とは C D 複雑な問題 E F ?
#19. 今回の事例だと アルコール性肝硬変 アルコール使用障害 社会的孤立 生活保護 腹水貯留 人付き合い苦手 生物 心理 社会
#20. 結局どうするの? BPSモデルで理解はしたけど
結局僕らはどうすればいいの? レバレッジポイントを
見つけよう!
レバレッジポイントの概念とその重要性
#21. BPSモデル ポイント STEP 2 整理 問題を する 理解 問題を する STEP 1
#22. レバレッジポイントとは 最小の力で最大の効果をもたらすポイント
#23. レバレッジポイントとは 最小の力で最大の効果をもたらすポイント
#24. レバレッジポイントとは 最小の力で最大の効果をもたらすポイント
アルコール性肝硬変の治療とその後の経過
#25. 今回の事例だと アルコール性肝硬変 アルコール使用障害 社会的孤立 生活保護 腹水貯留 人付き合い苦手 生物 心理 社会 利尿薬追加
#26. アルコール性肝硬変 アルコール使用障害 社会的孤立 生活保護 腹水貯留 人付き合い苦手 生物 心理 社会 精神科紹介 今回の事例だと
#27. もう一度考えてみる 現在一人暮らし
仕事は無職のため生活保護
以前は建築現場の監督をしていた
離婚した妻との娘に会うのが楽しみ
#28. アルコール性肝硬変 アルコール使用障害 社会的孤立 生活保護 腹水貯留 人付き合い苦手 生物 心理 社会 家族から協力 今回の事例だと
#29. BPSモデル的アプローチ BPSそれぞれにも介入するけど
レバレッジポイントを意識すると
問題解決がより上手くいくよ!
#30. その後の経過 お父さんに
長生きしてほしいから
お酒をやめてほしい
まとめと参考文献