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産科危機的出血の概要と重要性
#1. チームで救おう産科危機的出血 救急医が知っておくべき知識まとめ すたば
#2. あれ、結構出血してるな... 血圧も少し下がってきてるぞ.やばいやばい. 救急医の先生呼んでおこ〜 産科の先生 分娩後の出血って何すればいいの? 普通の大量出血患者としての対応で いいのかな... 産後のお母さん 産後の出血多量で呼ばれた時、どうしますか? 今回は分娩後異常出血の治療で救急医が知っておくべきことについて 一緒に勉強しましょう!
妊産婦死亡率と出血の原因
#3. 日本の妊産婦死亡 2019年 妊産婦死亡率 1万3千人に1人 (比較)一般女性の死亡 妊産婦死亡の原因別事例数の年次推移 妊産婦死亡の原因別頻度 産科危機的出血 18% 2000人に1人 100 90 80 70 60 脳出血 15% 50 40 30 20 心肺虚脱型羊水塞栓 11% その他 10 産科危機的出血 0 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 n=407 妊産婦死亡も産科危機的出血での死亡例も低下傾向ではあるが、 ゼロではない. 日本産婦人科医会 妊産婦死亡報告事業2019より
産科危機的出血の定義と診断基準
危機的出血前の準備と対応策
危機的出血時の初期対応と輸血戦略
フィブリノゲン製剤とその使用法
出血源の検索と弛緩出血の管理
産道裂傷と子宮内反のリスク管理
胎盤遺残と凝固障害の治療法
DICの管理と院内シミュレーションの重要性