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こどもの診察の基本と心構え
#1. 診 ︕ え 構 ⼼ 察時の こどもの診察 ー 救急外来で泣かれないコツ︖ ー どっと@⼩児科
#2. はじめに - とある救急外来 あ〜、次の患者さんはこどもか… すぐに泣かれて診察できないし、保護者は怖いし… 診察に⼊るの不安だなあ 朝から熱が出て、いつもより少し元気がないんです 何となく機嫌も悪いし、⼼配で受診しました えっとー…(やっぱり泣いててわからん) ⼀応、⾎液検査をしておきましょうか︖ ー!! ウギャ !! ワーン こどもの診察に、苦⼿意識 はありませんか︖ ⼩児の診察で気をつけることを、改めて確認してみましょう
#3. こどもの診察の基本と⼼構え • 成⼈と⽐べ、軽症者が多い • 第⼀印象は⾮常に重要である • 救急外来では、診断よりも全⾝状態の把握が主体 • 診察や検査では、こどもにかかる負担を意識する • 医学的な対応だけでなく、不安の解消など社会的対応が必要 第⼀印象がよければ、重篤な疾患は稀 多くは検査も不要であり、冷静な対応を意識する
小児の特殊性と診察の注意点
前情報の把握とPAT法による評価
問診の重要性と注意点
診察時のこどもの負担を意識する
泣かさない診察のコツと実践
赤信号と黄色信号の識別
実際の指導例とTake Home Message
参考文献とガイドライン