Case Report(症例報告)は、臨床医にのみ記載可能な、最も古くから存在する医学コミュニケーションであり、臨床医の質を測る指標の一つです。
さらに、自身の診療と向き合いメタ認知する機会を与えてくれる結果、以降の臨床能力が格段にレベルアップする秘薬(ドーピング)のようなものです。
本スライドでは、これまでCase Reportを書いたことのない初学者向けに「そもそもCase Reportとは何か?」の基本から実際の書き方までを、実例とともに解説します。
<Case Reportの原則>
・伝える内容が「明確」で、「一般化」でき、「教育的、教訓的」なもの。
・確実に診断がついているもの。
・何かしら新奇性がないとAcceptされない。
※本スライドは、2020年11月12日のAntaaオンライン配信「Case Reportの実際〜とりあえず書いてみたい人へのメッセージ」で使用したスライドです。
【このスライドの解説動画はこちら】
https://qa.antaa.jp/stream/contents/86