1/14
14,264
11
ご質問・意見・感想・愛のメッセージ等はyoucoach@hotmail.comまで!お気軽にFacebook友達申請してね(^▽^)
【背景】
2024年診療報酬改定では、特定疾患療養管理料の対象から糖尿病、高血圧症、脂質異常症の3疾患が除かれ、新たに生活習慣病管理料(Ⅱ)が設けられた。それに伴い、生活習慣病管理料の算定に使用する「生活習慣病療養計画書」(以下、計画書)も運用され、6月から全国の医療機関で活用されている。しかし、限られた時間の実臨床においての計画書作成は難しく、効果は未知数である。今回、当院での活用法を紹介し、診療の一助となれば幸いである。
【実際の計画書作成と効果】
当院では、日常から患者に寄り添ったShared Decision-Making(共有意識決定)を行っている。具体的には、「Ask me 3」(何が問題か、何をすべきか、何故それが重要なのか)の質問を行い、疾患への理解を深めることを心がけた。計画書に対する患者の意見は、「目標に対しての行動は強制なのか?」「項目が細かすぎる。意味あるのか?」「もともと自分なりに対応している。行動を変える気はない。余計なお世話だ」という消極的な意見が多かったが、「計画書があると張り合いが出て大変ありがたい」といった肯定的な意見も散見された。また医療従事者の意見は、「興味がない人も多い。返事もなかった」「限られた時間なので詳しく話が出来ない」「高齢者への説明が難しい」といった苦労が多かったが、「きちんと話を聞いてくれる方だと説明しがいがある」などの前向きな意見もあった。
【まとめ】
「生活習慣病」という概念にとらわれず、健康の社会的決定要因(SDH)に基づいた計画書作成が望まれる。そのためには、日頃のスタッフを含めた自己研鑽を積み、適切な医療アプローチを実行する必要がある。
投稿された先生へ質問や勉強になったポイントをコメントしてみましょう!
0 件のコメント
食事・運動・薬物療法を120%発揮させるスーパー連携術〜理想的な地域における糖尿病性腎症重症化予防と現実〜
小内裕
12,219
18
健やかにいきいきと働き続けるために〜就労と糖尿病の関係性〜
小内裕
7,171
12
チームで歩んだ糖尿病診療 〜迷わず行けよ、行けばわかるさ〜
小内裕
45,149
11
テキスト全文