#4.
PCI 後の個別化DAPT 期間の臨床意義 from JACC PARTHENOPE 試験はPCI 施行患者2,107 例を対象に、 DAPT スコアに基づく個別化 DAPT 期間( 3・ 6・ 24 カ月)と標準 12 カ月 DAPT を比較したランダム化試験。 24 カ月時点の主 要評価項目( NACE :死亡、心筋梗塞、脳卒中、緊急血行再建、 BARC2 –5出血)は、個別 化群18.6 %、標準群 22.2 %で、個別化戦略が有意に優れていた( P=0.040 )。差は主に 心筋梗塞と緊急血行再建の減少によるもので、出血は両群で同程度。特に高 DAPT スコア ( ≧2)では、個別化群 16.7 %に対し標準群 23.4 %と差が大きかった。一方、高出血リス ク( ARC-HBR )では個別化戦略が不利益となり得る可能性を示唆。総じて、 DAPT スコア に基づく期間調整は、適切な患者層で標準治療を上回る臨床効果を示した。 やはり個別化が重要ですね。 DAPT スコアでの期間調整が標準 12 カ月よりも良好な転帰 を示した点は、実臨床での意思決定に生かすべきですね。特に高スコアの患者では虚血イ ベント減少の恩恵が明確で、長期 DAPT の意義を再確認できました。一方で、高出血リス ク患者には不利益の可能性が示されており、リスク評価の正確さが求められます。本邦の 高齢患者では出血リスクが問題になりやすく、スコアと臨床判断を併用した適正化が予防 医療の質を高めると考えます。 出典: https://www.jacc.org/doi/10.1016/j.jacc.2025.08.040