#4.
アミオダロンとは ・Vaughan Williams 分類のⅢ群の抗不整脈薬(≒K遮断)
(実際はNaやCaチャネル、β受容体遮断などマルチに作動)
→心房性/心室性両方に効果あり(難治性心室性不整脈によい適応)
・脂肪への親和性が高い≒半減期が長い(1-2か月)
・肺、甲状腺、肝障害などの副作用に注意が必要
→量に依存性らしい(なるべく一時的に、少量で)
・薬物相互作用にも注意が必要らしい 一般的には安易に開始する薬ではない 肺は5-15%?(150-200mg
漫然と使っていると高率で発症らしい) ちなみにオレの名前はアミだ
#5.
アミオダロンのイメージ めっちゃ強い薬なんだろ?肺悪くなるって聞いたわ! 副作用の監視も大事だな!
あとは量と必要性だな! VT止まらないときにブドウ糖とガツンと使うやつや! 実は心房細動とかにも
適応あるんだぞ!
#6.
アミオダロンの使用例 ①難治性心室頻拍(VT)/心室細動(Vf)への救命
②再発性の心室頻拍(VT、NSVT)の予防
③困った心房細動(Af) 困ったな~困ったな~
#7.
①難治性VT、Vfへの救命 ・難治性のVf,pulseless VTにアミオダロン静注
(アンカロン1A(150mg)×2+5%ブドウ糖を静注)
・それに近い場合(+内服困難)、点滴静注して乗り切る
(アンカロン2.5ml(125mg 5/6A)+5%ブドウ糖100ml 600ml/hr(10分))
(アンカロン5A(750mg 15ml)+5%ブドウ糖500ml 33ml/hr (6時間))
(アンカロン5A(750mg 15ml)+5%ブドウ糖500ml 17ml/hr (2-3日))
・その後原因評価+不整脈治療
原因 …電解質異常、心筋虚血、心不全
不整脈 …アミオダロン維持内服、アブレーション、ICD挿入 まずは救命のため早急なアミオダロン投与 点滴ややこしいからセットがほしいな
#8.
②再発性のVT、NSVTの予防 ・VTがちょっと出たときのことはうしの動画参照
・様子見れないVTの基本はICD
(アミオダロン and/or アブレーションでICDの作動回数を減らす)
・先にアミオダロン使用するとアブレーションしにくい
(半減期が長く誘発されなくなってしまう)
・ICDなしでアミオダロン(アブレーション)はやや微妙
(エビデンス的には確立はされていない) VT→とりあえずアミオダロンはやめよう もしくは動悸症状緩和 うしの動画いいぞ!
#9.
③困った心房細動(Af) ・適応は心不全か肥大型心筋症らしい
・血圧低い重症心不全にAf頻脈が合併すると困る
(ベラパミルは心不全activeで使用しにくい)
(β遮断薬やジルチアゼムも血圧下がる)
(心不全で洞調律維持が期待できない)
(腎不全あるとジギタリス微妙。そもそもあまり効かない)
→アミオダロンでのレートコントロール
・洞調律でないとコントロール不良なAf心不全にもよい
→少量の50-100mg内服+除細動
(洞調律化したらよし、再発してもレートコントロールになる) ここぞというときのレートコントロールに有効 全然効かないときもあるからな!
#10.
アミオダロンの相互作用(循環器薬) ・NOACやワーファリンなどの抗凝固薬の血中濃度上昇
・ジギタリスの血中濃度上昇
・抗不整脈薬の血中濃度上昇
・β遮断薬やCa拮抗薬との作用重なり高度徐脈 既存の循環器薬も要注意 共存しそうな薬ばかりだ
#11.
アミオダロンの副作用 間質性肺炎
甲状腺機能低下症
甲状腺中毒症
角膜色素沈着
肝障害 導入前と導入後定期的に検査
(KL-6、TSH、fT4、肝機能±血中濃度) 息切れや咳などの
症状も重要だぞ! メーカーさんのマニュアルより
#12.
アミオダロンの具体的な使用法 ・アミオダロンの投与理由や目標を設定
(心室性?心房性?アブレーションやICDは?原疾患は?)
・入院中に2週間ほどアミオダロン300-400mgで開始
(事前に採血±甲状腺/肝エコーや胸部レントゲン、肺CT)
・3週目からアミオダロン150-200mgに減量(+退院考慮) 不整脈みて維持量は100mg以下に! 心房性はだいたい
その半分くらいな!
#13.
まとめ ・アミオダロンは副作用など注意だが良い薬!
・ここぞというときに使おう!
・安定したらできれば他剤に切り替えよう!
・質問あればコメント欄にお願いします! しかたないから
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