コロナ禍の現場で何が起きていたのか? 医療現場だけでなく、地域や生活の場で何が起きていたのか?
本スライドでは、地域や生活の場に関心を持つ傾向にあるプライマリ・ケア医に注目したインタビュー調査から得られた知見をご紹介します。
第1波、第2波で現場の医師たちがどのようなことを経験してきたのかを振り返るきっかけとなれば幸いです。
<全体の知見(本スライドp9より)>
・この知見は限られた10人+研究者らの経験から紡ぎだされた。
・地域による流行差が顕在化し、自らの地域を中心としたエピソードを語るだけでなく、COVID-19の伝播の観点から中核都市を含む周辺地域との関連で語られた。
・時間感覚としては客観的日付に準じた記憶よりも、感情的インパクトの大きい事柄を時間的記憶と紐づけて過去の記憶を思い出して語り、客観的日付と主観的記憶の 相違が生じることもあった。
・時期(フェーズ)の変遷と地域の流行状況により、各医師がもつコンテキストに合わせて、目の前の現実は変化した。
※本スライドは、2020年11月26日のAntaaオンライン配信で使用したスライドです。
【このスライドの解説動画はこちら】
https://qa.antaa.jp/stream/contents/90