#4.
今日はちょっとのぞいてみたいと思います
#5.
糖尿病は他の病気と何が違う? 多くの場合、患者さんは「痛い」とか「しんどい」とか治して欲しい不具合があり病院へとやってきて、その不具合がよくなることを期待している
ところが糖尿病は、臨床疫学的に定められた疾患であり、確率論的に合併症の危険性が高いと考えられた数値によって定められる疾患である。
#6.
つまり 患者さんは「決められた数値」に達したことで「糖尿病」と診断されるため、本人には自覚的な症状がない
糖尿病はヴァーチャルな病気である
石井均 病いを引き受けられない人々のケア
患者さんはある日突然、その数値に達したことで
糖尿病にされてしまう
#7.
患者さんの気持ちを理解するのは簡単じゃない 患者さんは糖尿病という疾患(disease)を患いながら、糖尿病という病いの経験(illness)を生きている
HbA1cの上下を議論する前に
「糖尿病と生きる世界」を想像し、伴走してあげてほしい
#8.
治療に前向きでない患者に、どうアプローチする? 私たちの目の前には、スムーズにいかない患者さんがたくさん現れる
投げやりな態度をとる患者さん
頑張っていたけど、燃え尽きてしまった患者さん
何度も治療を中断してしまう患者さん
#9.
こんなとき役に立つ!コーチング×糖尿病 ①「ペーシング」「傾聴」「承認」によって
患者ー医療者関係を強化する
②情報提供(ティーチング)を行う
③「患者中心の医療の方法」における
健康観・病いの経験を探り全人的に理解する
④行動変容のステージを評価する
#10.
医療者が見ている糖尿病 医者は「病い」を、病態生理学的な
ものとして客観的にとらえている
ことが多い。
これを疾患(disease)と呼ぶ
#11.
患者さんには生きてきた歴史、人生観などがある。
そして、それぞれの患者さんはそれぞれの
人生観によって「病い」に対しての意味を
持っている。(ばちがあたった・・・など)
⇒これを病い(illness)と考える
疾患(disease)だけではなく、
患者さんの病いの経験(illness)を理解する!
#12.
Diseaseとillnessの理解で前向きでない人にアプローチ
医者の考えている疾患(disease)
患者の考えている病い(illness)には
当然違いが生じてくる。
医療者は disease と illness
両方を理解する必要がある!
#13.
続きは書籍で・・・笑 スタンダードな治療や説明方法だけでなく
患者さんや医療者の心理に
焦点をあて、編集しています。 https://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=92075