#4.
意識障害の鑑別において 背景活動 脳波でチェックするのは2つだけ 全体のリズム
#5.
脳のリズムであり、
単位はHz(ヘルツ)で評価します
#6.
10Hz 脳のリズムの
「正常値」は 1秒で10回繰り返す律動
(10±2回/秒)
#7.
10Hz 脳のリズムの
「正常値」は 1秒で10回繰り返す律動
(10±2回/秒)
#8.
10Hz 1秒で10回繰り返す律動
(10±2回/秒) 脳のリズムの
「正常値」は
#9.
10Hz が 脳のリズムの
「正常値」である つまり
#10.
豊富にある あまりない 10Hz が 脳のリズムの
「正常値」である つまり
#11.
けっきょく、10Hzを探せばok
#12.
けっきょく、10Hzを探せばok 安心の
10Hzの波
#13.
けっきょく、10Hzを探せばok 安心の
10Hzの波 バンドパターン
#14.
DSAはバイタルサインのトレンドグラフ 0 (Hz)
20 時間軸 周波数 拡大してみると
#15.
0 (Hz)
20 時間軸 周波数 拡大してみると
#16.
真の意識障害があるのはどっち? (脳のバイタルサインが崩れているのはどっち?) DSAをチェックしよう
#17.
真の意識障害があるのはどっち? (脳のバイタルサインが崩れているのはどっち?)
#18.
脳のバイタルサインが 安定している 崩れている
#19.
脳のバイタルサインが 安定している 崩れている
#20.
脳のバイタルサインが 安定している 崩れている
#21.
脳のバイタルサインが 安定している 崩れている
#22.
脳のバイタルサインが 安定している 崩れている 発作が起きている可能性を示唆
#23.
20代女性 だんだんと活気がなくなってきた 搬送されたてんかん重積状態のトリアージ 症例で脳のバイタルサインを用いた
トリアージを練習しましょう
#24.
活気がなくなってきた女性 Case 1 20代前半の女性 主訴:意識障害、顔面と上肢のぴくつき 既往歴:一次性免疫性血小板減少症(5年前より加療中),
プレドニゾロン 2mg,フルドロコルチゾン 0.05mg, ファモチジン 20mg,
機会飲酒,never smoker, 大学卒業後に就職(事務職→現在休職), 暴露歴:なし
#25.
意識・高次脳機能:
JCSⅠ-3,自発言語が乏しい.
言語理解はできているようだが, 指示が入る時とそうでない時がある
HDS-R 18/30、MMSE 22/30(見当識、物品記銘、遅延再生で減点)
脳神経: 特記事項なし
運動:四肢麻痺なし、筋トーヌスは正常だが,時に異常行動/不随意運動あり
反射:異常なし
膀胱直腸障害:なし,歩行:見守りで歩行は可能 身長 155.8 cm, 体重 52kg, BMI 20.8,BP 104/60 mmHg, HR 70/min reg, SpO2 100%,
RR 28-20/min, BT 36.8℃,一般身体所見:異常なし(項部硬直なし,皮疹や関節腫脹なし) 活気がなくなってきた女性 Case 1
#26.
頻度:10−20回/日
けいれん発作はない 活気がなくなってきた女性 Case 1 日中も臥床傾向
トイレは誘導すれば自立歩行で可
食事も準備すれば摂取可
言語理解はある程度保たれているが
自発言語はほとんどない 入院時のADL 奇異な症状を間欠的に認める https://doi.org/10.1212/WNL.0000000000002359 (類似症候の動画の参考文献)
#27.
血液検査 白血球
Neu%
Ly%
赤血球
Hb
血小板 0.4
23
27
266
27
116
7.8
4.9
9.9
0.61
91
133
3.9
96
4.7
2.4
0.21 【血算】 【生化学】 【凝固】 PT-INR
APTT
D-dimer 1.05
30.2
1.6 mg/dl
U/l
U/l
U/l
U/l
U/l
g/dl
g/dl
mg/dl
mg/dl
mg/dl
mEq/l
mEq/l
mEq/l
mg/dl
mg/dl
mg/dl T-Bil
AST
ALT
LDH
γGTP
CK
TP
Alb
BUN
Cr
Glu
Na
K
Cl
P
Mg
CRP 7.24
75
17
5.33
14
55 x103/μl
%
%
x106/μl
g/dl
x104/μl
sec
µg/ml mg/dl
mg/dl
mg/dl
mg/dl
mg/dl
mg/dl
ng/mL
U/mL
U/mL
U/mL
pg/mL
ng/dL
μIU/ml IgG
IgA
IgM
CH50
C3
C4
CEA
CA19-9
CA15-3
IL-2R
fT3
fT4
TSH 822
226
193
55
115
35
1.4
4
10.6
413
4.2
1.9
2.2
#28.
RF
ANA
PR3-ANCA
MPO-ANCA
抗SS-A抗体
抗SS-B抗体
抗RNP抗体
抗GAD抗体
抗TPO抗体
HIV抗原
RPR法定性
抗TP抗体
HSV-IgM
HSV-IgG
VZV-IgM
VZV-IgG 15
無色透明
1
20
79
0.62 【免疫/感染】 【髄液検査】 cmH2O
/µL
mg/dL
mg/dL
陰性
陰性
陰性 初圧
外観
細胞数
タンパク
Glu
IgG index
HSV-IgM
HSV-IgG
HSVDNA PCR <6.0
<80
<1.0
<1.0
<1.0
<1.0
<1.0
<5.0
11
陰性
陰性
陰性
0.15
<2.0
0.14
12.9 IU/mL
倍
U/mL
U/mL
U/mL
U/mL
U/mL
U/mL
IU/mL
mg/dL
mg/dL
mg/dL
mg/dL 血液検査・髄液検査
#29.
脳波トリアージ
#30.
脳波トリアージ 約 100秒 0 Hz 20 Hz 周波数
#31.
脳波トリアージ 約 100秒 0 Hz 20 Hz 周波数 脳のバイタルサインが崩れていく変化(=脳の発作が起きている)
#32.
頭部MRI (FLAIR):再検すると異常あり Rt
#33.
Rt Rt FLAIR T1 Gd造影 ASL 頭部MRI (FLAIR):再検すると異常あり
#34.
診断と治療方針 Case 1 Faciobrachial dystonic seizureを伴った
自己性免疫性脳炎(抗LGI1抗体陽性) ステロイドやIVIgなどの
免疫治療 DSAでの発作パターン てんかん重積状態としての治療介入
#35.
Case 2.
てんかん重積状態で搬送された女性 飲食店経営のシングルマザー(30代女性)
てんかんとして他院にて通院中で,抗てんかん発作薬を3剤併用中 全身けいれんで搬送
SpO2 70%まで低下する激しい発作
ジアゼパム投与で一旦は止まるもすぐに再燃 30代女性:他院で前頭葉てんかんと診断されている症例
かかりつけでの対応困難のため重積で搬送 ICUに入室し鎮静管理 後弓反張
opisthotonus (血液検査・CT/MRIで発作の原因になる異常なし)
#36.
病棟回診時、発作を発見
呼びかけや診察で、発作症状は増強
酸素化の低下も軽度あり
ジアゼパムでの反応性は一時的で,1時間以上も間欠的に発作が続いている ICUでの鎮静治療後,一般病棟に転棟 しかし、発作が再燃 Epilepsy & Behavior 54 (2016) 40–46 発作症状のイメージ図
#37.
脳波トリアージ けいれんが始まる 発作が止まらないのでなんとか脳波を評価すると、検査中に発作あり
#38.
脳波トリアージ こういう時は
DSAで10Hzチェック
#39.
脳波トリアージ
#40.
脳波トリアージ 10Hzがあるので
バイタルは破綻していない
#41.
何度も鎮静を要した重積症例 バイタルサインは崩れていない 見た目は派手な発作
担当医が介入すればするほど発作は増える 心因性非てんかん発作
(PNES: psychogenic non-epileptic seizure) 臨床診断は