悪性胸膜中皮腫は胸膜に発生するという疾患の特殊性から根治が難しい症例が多く、 診断・治療においても内科・外科・病理診断科・放射線科による集学的なアプローチが求められる疾患です。
その希少性からエビデンスの確立が難しく、外科手術・薬物療法ともに治療選択肢が少ないために実臨床で遭遇した場合には方針に迷うことが多い疾患でもあります。
※本シリーズで好評を博している病理医による上皮型・肉腫型などの病理診断のポイントの解説や、外科手術・放射線治療の適応と実際、免疫療法をはじめとした薬物療法のエビデンスなど、たっぷり議論していただいた際に使用したスライドになります。
1. 悪性胸膜中皮腫 総論
「悪性胸膜中皮腫」とは
アスベスト(石綿)
診断 補助診断マーカー
病期診断
病気診断 病期分類 T因子
病気診断 病期分類 N/M因子
肺癌診療ガイドライン 1次治療
治療 外科的治療
治療 化学放射線療法
治療 化学療法
治療 MAPS BEV上乗せ
治療 CheckMate 743 Niv+Ipi
治療 化学療法 2次治療
治療 MERIT 2nd Niv
MARS2 切除可能中皮腫