#4.
専攻医目線の情報発信 週刊医学界新聞 Antaa
#5.
本日のお話の対象 指導医 初期研修医
学生 内科専攻医
#6.
J-OSLER攻略のコツ 1、内科専門医制度とJ-OSLERとは?
2、専攻医は何をすれば良いか?
3、症例登録・病歴要約の攻略のコツ
4、J-OSLERを経験して感じた注意点
5、初期研修医のうちからできること
#7.
内容に関する注意点 内科専攻医の立場から注意点をまとめた非公式のもの
新規のプログラムで頻繁にアップデートがあるため、
必ず各自で、学会HPで最新状況の確認を。
各病院ごとに独自ルールがある場合もあるので、
所属病院の先輩や担当者に聞くのが確実です。
内容に間違いがあった場合でも、責任を負いません。 J-OSLER https://www.naika.or.jp/nintei/j-osler/
新専門医制度FAQ https://www.naika.or.jp/nintei/shinseido2018-2/shinseido_faq/
専門研修プログラム整備基準
https://www.naika.or.jp/jsim_wp/wp-content/uploads/2018/09/2017-program.pdf
#8.
J-OSLER攻略のコツ 1、内科専門医制度とJ-OSLERとは?
2、専攻医は何をすれば良いか?
3、症例登録・病歴要約の攻略のコツ
4、J-OSLERを経験して感じた注意点
5、初期研修医のうちからできること
#9.
内科の旧専門医システム
#10.
新内科専門医制度 (2018年~)
#11.
新内科専門医制度 (2018年~)
#12.
様々なコースがある サブスペの研修期間は プログラムにより異なる
最短だとこれまでと同様に卒後6年の研修で取れるかも
#13.
日米のキャリアの違い
#14.
内科専門医 vs 総合診療専門医
#15.
内科専門医 vs 総合診療専門医
#16.
内科専門医 vs 総合診療専門医
#17.
J-OSLER攻略のコツ 1、内科専門医制度とJ-OSLERとは?
2、専攻医は何をすれば良いか?
3、症例登録・病歴要約の攻略のコツ
4、J-OSLERを経験して感じた注意点
5、初期研修医のうちからできること
#18.
専攻医がやること:総論 ①症例登録:56疾患群、160症例
②病歴要約:29症例 (2年目の終わりまでに全て*)
*3年目の10月31日までに一次評価、2月20日までに二次評価を終える必要がある
③J-OSLERシステムへの登録
④年に2回の講習受講
⑤JMECCの受講
⑥学会発表 or 論文発表2回以上
⑦内科系の学会に年2回以上参加 (=3年間で6回以上)
⑧自己評価、指導医評価、プログラム評価、360度評価、技能技術評価
⑨施設が変わる前に転出・転入届け、施設異動後に担当指導医の変更
⑩4年目の春~夏に内科専門医試験の受験
#19.
専攻医がやること:総論 ①症例登録:56疾患群、160症例
②病歴要約:29症例 (2年目の終わりまでに全て*)
*3年目の10月31日までに一次評価、2月20日までに二次評価を終える必要がある
③J-OSLERシステムへの登録
④年に2回の講習受講
⑤JMECCの受講
⑥学会発表 or 論文発表2回以上
⑦内科系の学会に年2回以上参加 (=3年間で6回以上)
⑧自己評価、指導医評価、プログラム評価、360度評価、技能技術評価
⑨施設が変わる前に転出・転入届け、施設異動後に担当指導医の変更
⑩4年目の春~夏に内科専門医試験の受験
ここが大変
#20.
スケジュールの概要
#21.
専攻医がやること:総論 ①症例登録:56疾患群、160症例
②病歴要約:29症例 (2年目の終わりまでに全て*)
*3年目の10月31日までに一次評価、2月20日までに二次評価を終える必要がある
③J-OSLERシステムへの登録
④年に2回の講習受講
⑤JMECCの受講
⑥学会発表 or 論文発表2回以上
⑦内科系の学会に年2回以上参加 (=3年間で6回以上)
⑧自己評価、指導医評価、プログラム評価、360度評価、技能技術評価
⑨施設が変わる前に転出・転入届け、施設異動後に担当指導医の変更
⑩4年目の春~夏に内科専門医試験の受験
まずはここについて
#22.
③ J-OSLERシステムの登録 ・開始前年度の1月1日~ 登録可能。
例)2023年4月から内科専攻医になる場合2023年1月から可能
https://www.naika.or.jp/nintei/j-osler/flow/
・内科学会の学会員に登録しよう。
・学会費年間9000円で内科学会非会員では J-OSLER利用料 年間2万円のため、 強制ではないが入会するのが現実的。
#23.
④年に2回の講習受講 年に2回の院内講習会の受講が必要
・医療倫理・医療安全・感染制御に関する講習会 などのいずれかを受講する必要あり。
・3年間で6回以上の参加実績があれば、 ある年度の参加回数が多くなっても修了要件を 満たしたものと見なされる。
・内科学会のe-learningでも代替可能。
https://www.naika.or.jp/nintei/shinseido2018-2/shinseido_faq/
#24.
④年に2回の講習受講 講習会の日にちと講習会名をメモしておく 修了認定には講習会の日付と講習会名を必ず入力する必要があるため、いつどこで何の講習会を受けたかメモしておく。
受講証明書は任意提出になっているが、記録の意味で受講証明書や配布資料を保管しておいたほうが良い。
#25.
⑤JMECCの受講 ・「内科救急」をプログラムに導入した講習会。
・基幹施設では原則、JMECCを開催するようになって おり自分の病院で受けられることが多いはず。
・初期研修中の受講はカウントされるため、 早めに受けておくのがベター。
・コロナ禍でJMECC開催が減っており猶予措置あり。
修了認定には受講証明書のアップロードが必須であるため、必ず保管しておく!
#26.
⑥学会発表or論文発表2回以上 ・3年間で2回以上、学会発表や論文発表が必要。
・筆頭演者、筆頭著者の必要あり。
・初期研修期間中の学会発表や論文はカウント されないが、初期研修時に受け持った症例の 報告を発表する場合は業績としてカウントされる
修了認定には「写し」のアップロードが必須であるため抄録などを必ず保管しておく!
#27.
⑥学会発表or論文発表2回以上 ・所定の学会とは?
・内科系の学術団体の主催する企画、及び発行雑誌。
・日本内科学会及び日本内科学会指定内科系関連15学会を推奨し、日本医学会連合または内科系社会保険連合加盟学会で内科臨床を取り扱う学会。
例)関連15学会:日本内科学会、日本消化器病学会、日本肝臓学会、日本循環器学会、日本内分泌学会、日本糖尿病学会、日本腎臓学会、日本呼吸器学会、日本血液学会、日本神経学会、日本アレルギー学会、日本リウマチ学会、日本感染症学会、日本老年医学会、日本臨床腫瘍学会、日本消化器内視鏡学会
#28.
⑦内科系学会に年2回以上参加 日本内科学会本部または支部主催の生涯教育講演会、年次講演会、CPC、内科系サブスペシャルティ学会の学術講演会・講習会など。
プログラムを修了するまでに6回以上の参加実績があれば、ある年度の参加回数が多くなっても修了要件を満たしたものと見なされる。
➡3年間で6回参加すればOK
#29.
修了認定には、学会の日付と学会名を必ず入力する必要があるため、いつどの学会に参加したか必ずメモしておく。
参加票は任意提出になっているが、記録の意味で参加証明書や領収書を保管しておいたほうが良い。
⑦内科系学会に年2回以上参加 参加した学会名をメモし、参加票を保管しておく
#30.
⑧半年おきの各種評価 ・半年に1回行う
・後半の3ヵ月で入力可
・最も忘れがち
・過去のものは遡って登録できない ここからできる
#31.
⑨施設変更時の届出 施設が変わる前には転出、転入届けの提出
・J-OSLER上で提出。
・事前に提出の必要あり、忘れがち。
施設が変わった後に担当指導医の変更
・「異動日」の翌日の朝以降、申請タブ から担当指導医を変更できる。
ここからできる
#32.
⑩内科専門医試験の受験 3年目までで修了認定がもらえれば、4年目の春~夏に専門医試験を受験する資格が得られる。
J-OSLER上で出願ができる。
2022年は全国5ヶ所で開催。
合格率は94% (第1回)。
受験料は30,000円。
合格後は認定料11,000円が必要。 ここからできる
#33.
J-OSLER攻略のコツ 1、内科専門医制度とJ-OSLERとは?
2、専攻医は何をすれば良いか?
3、症例登録・病歴要約の攻略のコツ
4、J-OSLERを経験して感じた注意点
5、初期研修医のうちからできること
#34.
専攻医がやること:総論 ①症例登録:56疾患群、160症例
②病歴要約:29症例 (2年目の終わりまでに全て*)
*3年目の10月31日までに一次評価、2月20日までに二次評価を終える必要がある
③J-OSLERシステムへの登録
④年に2回の講習受講
⑤JMECCの受講
⑥学会発表 or 論文発表2回以上
⑦内科系の学会に年2回以上参加 (=3年間で6回以上)
⑧自己評価、指導医評価、プログラム評価、360度評価、技能技術評価
⑨施設が変わる前に転出・転入届け、施設異動後に担当指導医の変更
⑩4年目の春~夏に内科専門医試験の受験
ここについて
#35.
症例登録と病歴要約の違い
#36.
症例登録の手順 ① 専攻医がJ-OSLER上で入力
② 専攻医が症例指導医に評価依頼
③ 症例指導医が確認、場合によっては要修正
④ 症例指導医が承認
#37.
症例登録の画面
#38.
症例登録の分野 ※1 消化器は「消化管」「肝」「胆・膵」がそれぞれ必要※2 41分野を網羅したうえでもう15分野登録し、56分野をクリアする必要あり
#39.
分野数のカウントの仕方 例1) 例2) これだと1分野 これだと3分野
#40.
症例登録のコツ (私見) 入院で担当した症例はすべて、電子カルテ上やエクセルファイルなどでリスト化しておく 。(ただし個人情報取り扱いに注意!)
どれぐらい大変なのか実感するため、まずは10症例ほど登録してみるのがおすすめ。
分野リスト(研修手帳)を印刷し、クリアした分野にチェックをつけていくと良い。
外部機関による二次審査はないため、自分の指導医が承認してくれる質のものを提出すれば良い。
#41.
症例登録と病歴要約の違い
#42.
病歴要約提出の手順 ①病歴要約を提出したい症例を、症例登録しておく
②Wordなどで病歴要約を作成
③J-OSLER上でコピペし担当指導医へ評価依頼
④担当指導医が承認 (ここまでを2年目までに)
⑤病歴担当指導医による評価、修正し再提出
⑤プログラム外の査読員による評価、修正し、 再提出 (ここまでを3年目までに)
#43.
病歴要約評価の流れ 非常に複雑
専攻医はとりあえず、
2年目の終わりまでに
病歴要約を29個提出する
と迷惑がかからない
※一次評価の最終期限は 3年目の10月31日
#44.
病歴要約の例 ※本当は紙面の80%以上が
埋まるように書く必要あり
#45.
病歴要約のコツ(私見):総論 病歴要約は、まずWordファイルに作成し、それをJ-OSLER上でコピペしていくのがおすすめ。
なるべくシンプルで、客観的な診断が得られている症例の方が病歴要約には向いている。
主病名が登録する分野と一致することを確認する。
どれぐらい大変なのか実感するため、まずは3症例ほど登録してみるのがおすすめ。
#46.
病歴要約の分野 ※1 消化器は「消化管」「肝」「胆・膵」がそれぞれ必要※2 「内分泌」と「代謝」からは、それぞれ1症例ずつ以上の病歴要約を提出する
#47.
病歴要約のコツ(私見):登録方法 「症例登録」した症例の病歴要約でないと作成できないため、病歴要約を作成したい症例があれば、最初に登録したい分野名で「症例登録」する必要がある。
剖検症例が1例必要、外科症例が2例必要。
外科症例や剖検症例は、「感染症」など普通の分野で症例登録をしておいたあと、病歴要約作成時に「外科症例として作成」「剖検症例として作成」にチェックを入れる。
#48.
病歴要約のコツ(私見):書き方 サンプル症例や詳しい書き方がHPに載っているためじっくり読んで参考にする。
誤字・脱字、単位間違いなどには要注意。
句読点は半角の「,」や「.」で統一する必要がある。
参考文献をいくつか載せる必要がある。書き方も指定あり。
#49.
外部査読委員に評価される 外部の査読委員は誰が当たるかわからない
人によっては大幅な修正を求められる場合もあり、最初からなるべく丁寧に作っておく!
#50.
J-OSLER攻略のコツ 1、内科専門医制度とJ-OSLERとは?
2、専攻医は何をすれば良いか?
3、症例登録・病歴要約の攻略のコツ
4、J-OSLERを経験して感じた注意点
5、初期研修医のうちからできること
#51.
J-OSLERを経験して感じた注意点 1、症例が重複する場合、担当時期をずらす
2、剖検症例は施設内で調整が必要
3、症例が一度承認されるとロックされてしまう
4、施設異動に関連するトラブルがあるかも
5、登録の進み具合がプログラム全体の評価に影響
#52.
重複する症例は担当時期をずらす 同一患者を同じ期間、複数の人が登録するのは、症例登録、病歴要約ともにNG。担当期間をずらす必要あり。
例)10月1日~31日まで入院した患者を、3年目の内科専攻医、2年目の初期研修医の2人で担当し、2人とも症例登録または病歴要約に使いたい場合、3年目の担当期間を10月1日~15日、2年目の担当期間を16日~31日などとする必要がある。
#53.
剖検症例がネックに 剖検症例は学会が求める要件が厳しいため、施設内で調整が必要。
新専門医制度FAQより
https://www.naika.or.jp/nintei/shinseido2018-2/shinseido_faq/
#54.
剖検症例の追加措置 コロナ禍で剖検症例が減ったことを受け、
内科学会から代替措置が発表された
①代替症例の提出 (診断に苦慮した症例、患者を看取った症例)
②内科学会のCPCの受講
③研修終了後の剖検症例の提出
をすべて行うことで専門医試験の受験が可能になった。
https://www.naika.or.jp/nintei/covid19_step2021/
#55.
承認されると編集できない 一旦指導医が「承認」した症例登録、病歴要約はロックがかかり、修正するためには、J-OSLER問い合わせ窓口へメールを送る必要があるため手順が煩雑になる。
窓口に問い合わせると修正に時間がかかることも。
専攻医が症例を提出した時に、すぐに承認して良いかどうか、事前に専攻医と指導医で決めておくと良い。
#56.
施設異動に関連するトラブル 専門医制度では複数の病院での勤務が必須に
自分の施設内にいるうちに症例登録・病歴要約をなるべく終わらせておくのが一番トラブルなくすむ 前の病院の症例を登録しようとしたら、IDがなくて電子カルテにアクセスができなくて困った。
#57.
進み具合はプログラム評価に影響 症例登録数は病院や県ごとに監視・評価される
#58.
J-OSLER攻略のコツ 1、内科専門医制度とJ-OSLERとは?
2、専攻医は何をすれば良いか?
3、症例登録・病歴要約の攻略のコツ
4、J-OSLERを経験して感じた注意点
5、初期研修医のうちからできること
#59.
初期研修医のうちからできること 1、どの内科専門医プログラムにするか考えておく
-内科専門医か、総合診療専門医か?
-初期研修先の病院か、それ以外か?
-入局するかどうか?
-大学病院か市中病院か?
#60.
専門医プログラムの選び方 1、ローテーション:各科を回る?専門研修メイン?
2、連携施設:どれぐらい?期間は?引っ越しは?
3、研修内容:手技はできる?当直体制は?
4、お給料:アルバイトは可能か?連携施設は?
➡ 初期研修の病院選びと同様、早めに 病院見学や情報収集をしておこう
#61.
初期研修中のうちからできること 2、早めにJ-OSLERシステムの登録
3、J-OSLERに登録する時に内科学会に登録する
4、診た症例をリストアップしておく
5、病歴要約をwordに作成 (~14例まで)
6、他の専攻医と重なる症例は担当時期の調整を
7、JMECCを受講しておく
#62.
J-OSLER攻略法のまとめ 症例登録は量、病歴要約は質の面で大変
その他諸々は忘れがちなので注意
施設異動のこともあるため、早めに取り掛かり余裕を持って終わらせよう