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新内科専門医制度 J-osler 攻略のコツ

  • 内科

  • その他

  • 内科専門医
  • Josler

658,016

935

2020/3/29
2021/1/30 更新

本スライドの対象者

研修医/専攻医

内容

2019年から始まった新内科専門医制度ですが、クリアするべき条件が多く、各地で混乱が多く生じています。特に症例登録や病歴要約のハードルが高く、計画的に取り組む必要があります。そこで、経験した内科専攻医の立場から何をするべきかをまとめました。情報が頻繁にアップデートされるため、各自で学会HPを確認するようお願いします。

※2020年6月10日に内科学会より「COVID-19の影響に伴う内科専門研修の措置について」のアナウンスがあり、7月19日に情報の更新を行いました。

※修了認定に関する詳細がアナウンスされたため2021年1月30日に情報の更新を行いました。

原田洸

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新内科専門医制度 J-osler 攻略のコツ

  1. 新内科専門医制度 J-osler 攻略のコツ 2020年3月28日作成 2021年1月30日更新

  2. J-osler攻略のコツ 1、J-oslerとは? 2、専攻医は何をすれば良いか? 3、症例登録・病歴要約の攻略のコツ 4、J-oslerを経験して感じた注意点

  3. 専攻医がやること:総論 ①症例登録:56疾患群、160症例 ②病歴要約:29症例 (2年目の終わりまでに全て*) *3年目の10月31日までに一次評価、2月20日までに二次評価を終える必要がある ③J-oslerシステムへの登録 ④年に2回の講習受講 ⑤JMECCの受講 ⑥学会発表 or 論文発表2回以上 ⑦内科系の学会に年2回以上参加 (=3年間で6回以上) ⑧半年おきの自己評価、指導医評価、プログラム評価、360度評価、技能技術評価 ⑨施設が変わる前に転出・転入届け、施設が変わった後に担当指導医の変更 ⑩4年目の春~夏に内科専門医試験の受験

  4. スケジュールの概要

  5. 注意 • 内科専攻医の立場から注意点をまとめた、非公式のものです。 • 内科学会やJ-oslerのHPやFAQ、専門医プログラム整備基準を 参考にして作成しています。 • 新規のプログラムのため頻繁にアップデートがあるので、 必ず各自で、学会HPで最新の状況を確認してください。 • 内容に間違いがあった場合でも、作成者は責任を負いません。 J-osler https://www.naika.or.jp/nintei/j-osler/ 新専門医制度FAQ https://www.naika.or.jp/nintei/shinseido2018-2/shinseido_faq/ 専門医プログラム整備基準 https://www.naika.or.jp/jsim_wp/wp-content/uploads/2018/09/2017-program.pdf

  6. J-oslerとは ・症例の登録や研修の評価を 一括管理するウェブシステム ・専攻医と指導医が登録できる

  7. J-osler攻略のコツ 1、J-oslerとは? 2、専攻医は何をすれば良いか? 3、症例登録・病歴要約の攻略のコツ 4、J-oslerを経験して感じた注意点

  8. 専攻医がやること:総論 ①症例登録:56疾患群、160症例 ②病歴要約:29症例 (2年目の終わりまでに全て*) *3年目の10月31日までに一次評価、2月20日までに二次評価を終える必要がある ③J-oslerシステムへの登録 ④年に2回の講習受講 ⑤JMECCの受講 ⑥学会発表 or 論文発表2回以上 ⑦内科系の学会に年2回以上参加 (=3年間で6回以上) ⑧半年おきの自己評価、指導医評価、プログラム評価、360度評価、技能技術評価 ⑨施設が変わる前に転出・転入届け、施設が変わった後に担当指導医の変更 ⑩4年目の春~夏に内科専門医試験の受験

  9. 専攻医がやること:総論 ①症例登録:56疾患群、160症例 ②病歴要約:29症例 (2年目の終わりまでに全て*) *3年目の10月31日までに一次評価、2月20日までに二次評価を終える必要がある ③J-oslerシステムへの登録 ④年に2回の講習受講 ここを頑張る ⑤JMECCの受講 ⑥学会発表 or 論文発表2回以上 ⑦内科系の学会に年2回以上参加(=3年間で6回以上) ⑧半年おきの自己評価、指導医評価、プログラム評価、360度評価、技能技術評価 ⑨施設が変わる前に転出・転入届け、施設が変わった後に担当指導医の変更 ⑩4年目の春~夏に内科専門医試験の受験

  10. 専攻医がやること:総論 ①症例登録:56疾患群、160症例 ②病歴要約:29症例 (2年目の終わりまでに全て*) *3年目の10月31日までに一次評価、2月20日までに二次評価を終える必要がある ③J-oslerシステムへの登録 ④年に2回の講習受講 ⑤JMECCの受講 ⑥学会発表 or 論文発表2回以上 ⑦内科系の学会に年2回以上参加(=3年間で6回以上) ⑧半年おきの自己評価、指導医評価、プログラム評価、360度評価、技能技術評価 ⑨施設が変わる前に転出・転入届け、施設が変わった後に担当指導医の変更 ⑩4年目の春~夏に内科専門医試験の受験

  11. ③ J-oslerシステムの登録 ・開始前年度の1月1日~ 登録可能。 例)2021年4月から内科専攻医になる場合2021年1月から可能 https://www.naika.or.jp/nintei/j-osler/flow/ • 内科学会の学会員に登録しよう ・学会費年間 9000円で内科学会非会員ではJ-osler利用料 年間 2万円のため、強制ではないが入会するのが現実的。

  12. ④年に2回の講習受講 • 年に2回の院内講習会の受講が必要 (3年間で合計6回) ・医療倫理・医療安全・感染制御に関する講習会などの いずれかを年に2回受講する必要あり。 ・プログラムを修了するまでに6回以上の参加実績があれば、 ある年度の参加回数が多くなっても修了要件を満たしたもの と見なされる。 ・今後は内科学会のe-learningでも代替可能になる予定。 https://www.naika.or.jp/nintei/shinseido2018-2/shinseido_faq/

  13. ④年に2回の講習受講 講習会の日にちと講習会名をメモしておく • 修了認定には、講習会の日付と講習会名を必ず入力する必要が あるため、いつどこで何の講習会を受けたか必ずメモしておく。 • 受講証明書は任意提出になっているが、記録の意味で受講証明書や 配布資料を保管しておいたほうが良い。

  14. ④年に2回の講習受講 修了認定の画面から登録が可能

  15. 専攻医がやること:総論 ①症例登録:56疾患群、160症例 ②病歴要約:29症例 (2年目の終わりまでに全て*) *3年目の10月31日までに一次評価、2月20日までに二次評価を終える必要がある ③J-oslerシステムへの登録 ④年に2回の講習受講 ⑤JMECCの受講 ⑥学会発表 or 論文発表2回以上 ⑦内科系の学会に年2回以上参加(=3年間で6回以上) ⑧半年おきの自己評価、指導医評価、プログラム評価、360度評価、技能技術評価 ⑨施設が変わる前に転出・転入届け、施設が変わった後に担当指導医の変更 ⑩4年目の春~夏に内科専門医試験の受験

  16. ⑤JMECCの受講 • JMECCとは? ・内科学会独自の「内科救急」をプログラムに導入した講習会。 ・基幹施設では原則、JMECC開催するようになっており 自分の病院で受けられることが多いはず。 ・初期研修医中の受講はカウントされるため、 機会があれば初期研修中に受けておくのがベター。 修了認定には受講証明書のアップロードが 必須であるため、必ず保管しておく!

  17. ⑤JMECCの受講 修了認定の画面から登録が可能

  18. 専攻医がやること:総論 ①症例登録:56疾患群、160症例 ②病歴要約:29症例 (2年目の終わりまでに全て*) *3年目の10月31日までに一次評価、2月20日までに二次評価を終える必要がある ③J-oslerシステムへの登録 ④年に2回の講習受講 ⑤JMECCの受講 ⑥学会発表 or 論文発表2回以上 ⑦内科系の学会に年2回以上参加(=3年間で6回以上) ⑧半年おきの自己評価、指導医評価、プログラム評価、360度評価、技能技術評価 ⑨施設が変わる前に転出・転入届け、施設が変わった後に担当指導医の変更 ⑩4年目の春~夏に内科専門医試験の受験

  19. ⑥学会発表 or 論文発表2回以上 ・3年間で2回以上、所定の学会発表や論文発表が必要。 ・筆頭演者、筆頭著者じゃないといけない。 ・初期研修医期間中の学会発表や論文はカウントされない。 ※ただし初期研修時に受け持った症例の報告をプログラム 参加期間中に発表する場合は、業績としてカウントされる 修了認定には「写し」のアップロードが 必須であるため抄録などを必ず保管しておく!

  20. ⑥学会発表 or 論文発表2回以上 ・所定の学会とは? ・内科系の学術団体の主催する企画、及び発行雑誌。 ・目安として、日本内科学会及び日本内科学会指定内科系関連15学会を推奨し、 日本医学会連合または内科系社会保険連合加盟学会で内科臨床を取り扱う学会。 例)関連15学会:日本内科学会、日本消化器病学会、日本肝臓学会、日本循環器学 会、日本内分泌学会、日本糖尿病学会、日本腎臓学会、日本呼吸器学会、日本血液 学会、日本神経学会、日本アレルギー学会、日本リウマチ学会、日本感染症学会、 日本老年医学会、日本臨床腫瘍学会、日本消化器内視鏡学会 詳細はこちら:https://www.naika.or.jp/nintei/shinseido2018-2/shinseido_faq/

  21. ⑥学会発表 or 論文発表2回以上 修了認定の画面から登録が可能

  22. 専攻医がやること:総論 ①症例登録:56疾患群、160症例 ②病歴要約:29症例 (2年目の終わりまでに全て*) *3年目の10月31日までに一次評価、2月20日までに二次評価を終える必要がある ③J-oslerシステムへの登録 ④年に2回の講習受講 ⑤JMECCの受講 ⑥学会発表 or 論文発表2回以上 ⑦内科系の学会に年2回以上参加(=3年間で6回以上) ⑧半年おきの自己評価、指導医評価、プログラム評価、360度評価、技能技術評価 ⑨施設が変わる前に転出・転入届け、施設が変わった後に担当指導医の変更 ⑩4年目の春~夏に内科専門医試験の受験

  23. ⑦内科系の学会に年2回以上参加 • 推奨として、日本内科学会本部または支部主催の生涯教育講演 会、年次講演会、CPCおよび内科系サブスペシャルティ学会の 学術講演会・講習会など。 ※CPCは院内CPCではなく、学会主催のもの。 • プログラムを修了するまでに6回以上の参加実績があれば、 ある年度の参加回数が多くなっても修了要件を満たしたもの と見なされる。

  24. ⑦内科系の学会に年2回以上参加 参加した学会名をメモし、参加票を保管しておく • 修了認定には、学会の日付と学会名を必ず入力する必要が あるため、いつどの学会に参加したか必ずメモしておく。 • 参加票は任意提出になっているが、記録の意味で参加証明書や領収書を 保管しておいたほうが良い。

  25. ⑦内科系の学会に年2回以上参加 修了認定の画面から登録が可能

  26. コロナで学会参加や講習会受講の代替案 • 学会発表要件等で、修了要件達成が難しい場合、期間延長の 措置(最大1年間)を活用して、不足している内容の参加を 受講するよう求められている。 • 受講機会の不足を補うため、日本内科学会でも倫理、医療安全、 感染制御等のe-learningを準備中。 • 学会がオンデマンド企画やLIVE配信などを用意しており、 本人参加確認が取れるものは「参加」として認められる。 • 内科学会では生涯教育講演会のオンデマンド企画 (単位登録なし)(有料) などあり。https://www.naika.or.jp/nintei/covid19_step/

  27. 専攻医がやること:総論 ①症例登録:56疾患群、160症例 ②病歴要約:29症例 (2年目の終わりまでに全て*) *3年目の10月31日までに一次評価、2月20日までに二次評価を終える必要がある ③J-oslerシステムへの登録 ④年に2回の講習受講 ⑤JMECCの受講 ⑥学会発表 or 論文発表2回以上 ⑦内科系の学会に年2回以上参加(=3年間で6回以上) ⑧半年おきの自己評価、指導医評価、プログラム評価、360度評価、技能技術評価 ⑨施設が変わる前に転出・転入届け、施設が変わった後に担当指導医の変更 ⑩4年目の春~夏に内科専門医試験の受験

  28. ⑧半年おきの各種評価 ・半年に1回行う(後半の3ヶ月で入力可) ・最も忘れがち。 ・過去のものは遡って登録できないので、 プログラム内でリマインダーを! ・360度評価は複雑なため指導医と相談を。 ここからできる

  29. ⑧半年おきの各種評価 ・技術技能評価は全部で15分野入力する。 ・15個タブがあるのに気づかず、総合内科Iだけ入力して 他を入力し忘れるミスが続出しているので気をつける。 全部のタブの項目を入力

  30. 専攻医がやること:総論 ①症例登録:56疾患群、160症例 ②病歴要約:29症例 (2年目の終わりまでに全て*) *3年目の10月31日までに一次評価、2月20日までに二次評価を終える必要がある ③J-oslerシステムへの登録 ④年に2回の講習受講 ⑤JMECCの受講 ⑥学会発表 or 論文発表2回以上 ⑦内科系の学会に年2回以上参加(=3年間で6回以上) ⑧半年おきの自己評価、指導医評価、プログラム評価、360度評価、技能技術評価 ⑨施設が変わる前に転出・転入届け、施設が変わった後に担当指導医の変更 ⑩4年目の春~夏に内科専門医試験の受験

  31. ⑨施設変更時の届出 • 施設が変わる前には転出、転入届けの提出 ・J-osler上で提出できる。事前に提出の必要あり。 ・忘れがちなので注意。 • 施設が変わった後に担当指導医の変更 ・「異動日」の翌日の朝以降、 申請タブから担当指導医を変更できる。 ここからできる

  32. 専攻医がやること:総論 ①症例登録:56疾患群、160症例 ②病歴要約:29症例 (2年目の終わりまでに全て*) *3年目の10月31日までに一次評価、2月20日までに二次評価を終える必要がある ③J-oslerシステムへの登録 ④年に2回の講習受講 ⑤JMECCの受講 ⑥学会発表 or 論文発表2回以上 ⑦内科系の学会に年2回以上参加(=3年間で6回以上) ⑧半年おきの自己評価、指導医評価、プログラム評価、360度評価、技能技術評価 ⑨施設が変わる前に転出・転入届け、施設が変わった後に担当指導医の変更 ⑩4年目の春~夏に内科専門医試験の受験

  33. ⑩4年目の内科専門医試験の受験 • 3年目までで終了認定がもらえれば、4年目の春~夏に 専門医試験を受験する資格が得られる。 • J-osler上で出願ができる。 • 受験料は30,000円。 • 2021年は7月4日開催。 ここからできる

  34. J-osler攻略のコツ 1、J-oslerとは? 2、専攻医は何をすれば良いか? 3、症例登録・病歴要約の攻略のコツ 4、J-oslerを経験して感じた注意点

  35. 症例登録と病歴要約の違い 分野数 症例登録 160例 56個 病歴要約 29例 29個 1例の所要時間 数十分 数時間~半日 初期研修の症例の上限 80例 16例 14例 7例 病例指導医 担当指導医、病歴担当指導医 プログラム外の査読員 登録数 外来の症例の上限 評価者

  36. 症例登録とは • 一言でいうと、症例の短いサマリー • 分野を網羅するように調整するのが大変 • 所要時間:1例あたり数十分程度 • 初期研修医の症例80例まで、外来の症例16例までOK • ~1年目で60例、~2年目で120例が目標 • 3年目の研修修了までに160症例を終わらせる

  37. 症例登録の手順 ① 専攻医がJosler上で入力 ② 専攻医が症例指導医に評価依頼 ③ 症例指導医が確認、場合によっては要修正 ④ 症例指導医が承認

  38. 症例登録の分野 • 右表の70分野のうち56分野を網羅 すればOK。 ※1型糖尿病などまれな疾患も含まれるが、 必ずしも経験しなくても良い • 全国的に内分泌、神経、膠原病などが 経験しにくいのではと言われている

  39. 分野数のカウントの仕方 例2) 例1) これだと1分野 これだと3分野

  40. 症例登録の画面

  41. 症例登録のコツ (私見) • 入院で担当した症例はすべて、電子カルテ上や エクセルファイルなどでリスト化しておく 。 (ただし個人情報取り扱いに注意!) • どれぐらい大変なのか実感するため、 まずは10症例ほど登録してみるのがおすすめ。 • ペースをキープするため、専攻医同士で定期的に 進捗状況を確認するシステムがあると良い。

  42. 症例登録のコツ (私見) • 疾患分野については、60症例ほどを適当な分野で 登録してみて、その後の100症例で56疾患群を クリアするための分野選びを調整する、といった 方法が良いかもしれない。 • 外部機関による二次審査はないはずなので、 自分の指導医が承認してくれるクオリティのものを 提出すれば良いということになる。

  43. 病歴要約とは • 症例の詳細なサマリー • これまでの認定医制度と同様 • 学会発表の抄録やスライドづくりのような丁寧さが必要 • 所要時間:1例あたり数時間~半日程度かかる • 初期研修医の症例14例まで、外来の症例:7例までOK • 2年目の終わりまでに29症例作成を目標にする

  44. 病歴要約提出の手順 ①病歴要約を提出したい症例を、症例登録しておく ②Wordなどで病歴要約を作成 ③作成した内容をJosler上でコピペし担当指導医へ評価依頼 ④担当指導医が承認 (ここまでを2年目までに) ⑤病歴担当指導医による評価、状況の応じて修正し再提出 ⑤プログラム外の査読員による評価、状況の応じて修正し 再提出 (ここまでを3年目までに)

  45. 病歴要約評価の流れ • 非常に複雑 • 専攻医はとりあえず、 2年目の終わりまでに 病歴要約を29個提出する と迷惑がかからない ※一次評価の最終期限は3年目の10月31日

  46. 病歴要約の期限のイメージ • 2年目の3月31日までに登録した場合・・・ 病歴担当指導医が4月1日~10月31日の間に評価し、専攻医は適宜 修正を行う。全て承認されたら、5月1日~2月20日までの間に外 部委員が二次評価を行い、専攻医は適宜修正を行う。 • 3年目の10月20日に登録した場合・・・ 病歴担当指導医が10月21日~10月31日の間に評価し、専攻医は適 宜修正を行う。全て承認されたら、2月20日までの間に外部委員が 二次評価を行い、専攻医は適宜修正を行う。 つまり、提出が遅れると担当する指導医の負担になる

  47. 病歴要約評価の例 ※本当は紙面の80%以上が 埋まるように書く必要あり

  48. 病歴要約のコツ(私見):総論 • 病歴要約は、まずWordファイルに作成し、それをJosler上で コピペしていくのがおすすめ。 • なるべくシンプルで、客観的な診断が得られている症例の方 が病歴要約には向いている。 • どれぐらい大変なのか実感するため、まずは3症例ほど登録 してみるのがおすすめ。 • 最終的にプログラム外の査読委員に評価されることに注意。

  49. 病歴要約のコツ(私見):分野 • 分野のバランスよく登録していく (例:感染症を3例以上登録しても意味がない) • 分野の中でも重複はNG (例:感染症で細菌感染を2症例は ダメ。細菌感染1例、ウイルス感染1例ならOK。)

  50. 病歴要約のコツ(私見):登録方法 • 「症例登録」した症例の病歴要約でないと作成できないため、 病歴要約を作成したい症例があれば、最初に 登録したい分野名で「症例登録」する必要がある。 • 剖検症例が1例必要、外科症例が2例必要。 外科症例や剖検症例は、「感染症」など普通の分野で 症例登録をしておいたあと、病気要約作成時に 「外科症例として作成」「剖検症例として作成」に チェックを入れると、それらとして登録される。

  51. 病歴要約のコツ(私見):書き方 • サンプル症例や詳しい書き方がHPに載っているため参考に http://www.naika.or.jp/jsim_wp/wp-content/uploads/2017/12/4_1209_tebiki.pdf https://www.naika.or.jp/jsim_wp/wp-content/uploads/2018/03/byoureki_hyouka.pdf • 誤字・脱字、単位間違いなどが減点対象になるため、要注意。 • 句読点は半角の「,」や「.」で統一する必要がある。Wordの 「置換」機能を活用すると便利。 • 参考文献をいくつか載せる必要がある。書き方も指定あり。

  52. 病歴要約は外部査読員に評価される • 外部の査読委員は誰が当たるかわからない • 人によっては大幅な修正を求められる場合も あるため、最初からなるべく丁寧に作っておく!

  53. Revision(要修正)に該当する例は? • 評価項目を総合的に判断して内科専門研修の水準に 達していない • 紙面(PDF 版)の 80%以上を満たしていない • 総合考察が十分に記載されていない • 患者個人情報や自・他施設の情報への配慮が欠けている https://www.naika.or.jp/jsim_wp/wp-content/uploads/J-OSLER/Tebiki_ByorekiHyoka.pdf

  54. Reject(要差替え)に該当する例は? • その分野の主病名として適切でない (明らかに副病名である) • 症例として適切でない (外科紹介例ではあるが、外科において外科的治療は 行われなかった、剖検例として提出されているが、 生前受け持っていなかったなど) https://www.naika.or.jp/jsim_wp/wp-content/uploads/J-OSLER/Tebiki_ByorekiHyoka.pdf

  55. 内科専門医試験の受験資格が緩和された COVID-19の影響で、専門医試験の受験資格の緩和が発表 3年目の終わりまでに下記の条件をゴールすれば、 4年目で専門医試験を受験できる • 症例登録 120症例(従来は160症例) 4年目の終わりまでには160症例を登録 • 病歴要約 29症例の二次評価終了 ※最終的に提出しないといけないものは同じ 2020年6月10日に通知あり

  56. J-osler攻略のコツ 1、J-oslerとは? 2、専攻医は何をすれば良いか? 3、症例登録・病歴要約の攻略のコツ 4、J-oslerを経験して感じた注意点

  57. J-oslerを経験して感じた注意点 1、症例が重複する場合、担当時期をずらす 2、剖検症例は要件が厳しいため、施設内で調整が必要 3、症例が一度承認されるとロックされてしまう 4、施設移動に関連するトラブルがあるかも 5、登録の進み具合がプログラム全体の評価に影響する 6、初期研修医のうちから準備できることもある

  58. J-oslerを経験して感じた注意点 1、症例が重複する場合、担当時期をずらす 2、剖検症例は要件が厳しいため、施設内で調整が必要 3、症例が一度承認されるとロックされてしまう 4、施設移動に関連するトラブルがあるかも 5、登録の進み具合がプログラム全体の評価に影響する 6、初期研修医のうちから準備できることもある

  59. 症例が重複する場合、担当時期をずらす • 同一患者を同じ期間、複数の人が登録するのは、症例 登録、病歴要約ともにNG。担当期間をずらす必要あり。 例)10月1日~31日まで入院した患者を、3年目の後期研修医、 2年目の初期研修医の2人で担当し、2人とも症例登録または病 歴要約に使いたい場合、3年目の担当期間を10月1日~15日、2 年目の担当期間を16日~31日などとする必要がある。

  60. J-oslerを経験して感じた注意点 1、症例が重複する場合、担当時期をずらす 2、剖検症例は要件が厳しいため、施設内で調整が必要 3、症例が一度承認されるとロックされてしまう 4、施設移動に関連するトラブルがあるかも 5、登録の進み具合がプログラム全体の評価に影響する 6、初期研修医のうちから準備できることもある

  61. 剖検症例がネックに • 剖検症例は要件が厳しいため、施設内で調整を。 新専門医制度FAQより https://www.naika.or.jp/nintei/shinseido2018-2/shinseido_faq/

  62. J-oslerを経験して感じた注意点 1、症例が重複する場合、担当時期をずらす 2、剖検症例は要件が厳しいため、施設内で調整が必要 3、症例が一度承認されるとロックされてしまう 4、施設移動に関連するトラブルがあるかも 5、登録の進み具合がプログラム全体の評価に影響する 6、初期研修医のうちから準備できることもある

  63. 指導医に「承認」されると編集できない • 一旦指導医が「承認」した症例登録、病歴要約はロックが かかり、修正するためには、Josler問い合わせ窓口へメー ルを送る必要があるため手順が煩雑になる。 • 窓口に問い合わせると修正に時間がかかることも。 • 専攻医が症例を提出した時に、すぐに承認して良いかどう か、事前に専攻医と指導医で決めておくと良い。

  64. J-oslerを経験して感じた注意点 1、症例が重複する場合、担当時期をずらす 2、剖検症例は要件が厳しいため、施設内で調整が必要 3、症例が一度承認されるとロックされてしまう 4、施設移動に関連するトラブルがあるかも 5、登録の進み具合がプログラム全体の評価に影響する 6、初期研修医のうちから準備できることもある

  65. 施設移動に関連するトラブルがあるかも 前の病院の症例を登録しようとしたら、 IDがなくて電子カルテにアクセスが できなくて困った。毎週末はるばる その病院に通う羽目になった。 • 専門医制度では複数の病院での勤務が義務になっている • 自分の施設内にいるうちに症例登録・病歴要約を なるべく終わらせておくのが一番トラブルなくすむ

  66. J-oslerを経験して感じた注意点 1、症例が重複する場合、担当時期をずらす 2、剖検症例は要件が厳しいため、施設内で調整が必要 3、症例が一度承認されるとロックされてしまう 4、施設移動に関連するトラブルがあるかも 5、登録の進み具合がプログラム全体の評価に影響する 6、初期研修医のうちから準備できることもある

  67. 症例登録数はプログラム・県単位で評価 症例登録数は病院や県ごとに監視され・評価される https://www.m3.com/news/iryoishin/679207

  68. 専門医制度会長によると・・ 「登録症例数のデータは、日本内科学会のホームページで公 開しています。今後、2カ月おきぐらいにデータを更新し、掲 載することも検討しています。また研修の評価指標はいろい ろあっていいと思いますが、それらに基づいて表彰すること も考えています。今後、委員会を立ち上げ、その在り方を検 討していく予定です。」 ➡ 症例登録のペースが遅いとプログラム評価に影響するかも https://www.m3.com/news/iryoishin/679207

  69. J-oslerを経験して感じた注意点 1、症例が重複する場合、担当時期をずらす 2、剖検症例は要件が厳しいため、施設内で調整が必要 3、症例が一度承認されるとロックされてしまう 4、施設移動に関連するトラブルがあるかも 5、登録の進み具合がプログラム全体の評価に影響する 6、初期研修医のうちから準備できることもある

  70. 初期研修中にできること • 早めにJ-oslerシステムの登録を (前年度の1月~ 登録可能) • J-oslerに登録する時に内科学会の学会員に登録する • 診た症例をリストアップしておく (4月から登録可能) • 病歴要約をwordに作成 (~14例まで) • 他の専攻医とかぶっている症例は担当時期の調整を • JMECCを受講しておく

  71. まとめ • 症例登録は量、病歴要約は質の面でとても大変 • その他諸々は大変ではないが忘れがちなので注意 • 施設移動のこともあるため、早めに取り掛かり 余裕を持って終わらせるのがベター

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