慢性的な低栄養の患者で疑うリフィーディング症候群(refeeding syndrome)は、飢餓状態への栄養投与により生じる、細胞内への水分移動や電解質移動に伴う症候群です。
リフィーディング症候群は決して珍しくはなく、匙加減の栄養管理を間違えると死亡率が高い危険な病気です。さらに近年では、摂食障害による低栄養患者の高齢化も報告されており、一般病院でもリフィーディング症候群に配慮した管理を必要とする症例が増加しています。
そこで本スライドでは、リフィーディング症候群の疫学、低リン血症を特徴とするその病態生理から、NICEガイドラインに基づくリスク評価、モニタリング、治療計画までを解説しています。
※本スライドは、Antaaウェブサイト上に掲載されたバックナンバー記事を再編集して作成されました。