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抗菌薬選択のための戦略と前提
#1. からの訣別 もっともっと上 く 抗菌薬を選ぶために Use Less, Use Better Hirotaka Yamaguchi 手 2026/07/12 − − 「とりあえずセフトリアキソン」
#2. 戦略の前提 その1 (これら全ての要素をチェックすべし) ①患者背景の把握 ②感染臓器の特定 ③原因菌の想定 ④想定菌に鑑みた抗菌薬選択
#3. 戦略の前提 その2 (以下の要素に鑑みて抗菌薬を決めるべし) ①懸念される耐性機構 ②抗菌薬のスペクトラム ③カバーを外す菌種
セフトリアキソンのスペクトラムと適応
#5. セフトリアキソン スペクトラムが広大で、過剰な箇所もある。
#6. セフトリアキソン 市中肺炎で、いきなり黄色ブドウ球菌や腸内細菌目細菌のカバーは不要。
他の抗菌薬の選択肢と特徴
#7. アンピシリン 重症肺炎でなければ、これだけでも充分なこともある。
#8. ドキシサイクリン リケッチアや黄色ブドウ球菌などもカバーできて(こっそり)広域なやつ。
#9. セフトリアキソン 腎盂腎炎でグラム陽性菌は低頻度で、腸内細菌目細菌のスペクトラムが中途半端。
#10. セフォチアム 薬剤耐性の無いグラム陰性菌を狙い撃つなら、これを選ぶべし。
腎盂腎炎治療における抗菌薬の選択
#11. セファゾリン セフォチアムが採用されていなければ、腎盂腎炎の初期治療に使っても良い。
#12. セフメタゾール ESBL産生菌の他、まぁまぁ偏性嫌気性菌をカバーできるセファマイシン系で頼れるやつ。
セフトリアキソンの適切な使用法と考察
#13. ゲンタマイシン シナジーを狙う他、βラクタム系との併用でスペクトラムを補完できて安心。
#14. 多くの場面で… CTRXが最善とは限らない セフトリアキソン(CTRX)は便利である。 つまり、大切に使うべき薬だということ。 2剤を併用する選択肢があれば 組み合わせでスペクトラムが自在になる。 堅実に想定菌を考えることにも繋がる。
#15. 「とりあえずセフトリアキソン」 からの訣別 セフトリアキソン(CTRX) を選ぶ前に ふと ち まって考えてみては? 止 立 Fin