#4.
自己紹介② 東京ベイ市川・浦安医療センター 総合内科後期研修
・臨床
救急車1万台/年の急性期病院で勤務
あらゆる内科系疾患を管理 心不全、肺炎、肝硬変→緩和、看取りなどの社会問題まで
・研究
HARVARD International Clinical Research Training program終了
(半年間のコース:初期2年目から後期1年目まで)
後期1年目の6月に自身で考えた肝膿瘍に関するRQで執筆開始
日々の臨床業務や実力不足で少しずつしか進まない
指導医に迷惑かけまくり、2年3か月かかって
なんとか研修中に臨床系英語論文を原著で1本執筆!
臨床と研究の両立は超大変。でもやって良かった!
この環境を維持しながら新しいこともしたい。どうしよう?
#5.
私の考える若手医師のキャリアの現状
(医局に入らない場合) ・初期研修
魅力的な研修病院プログラムが全国に豊富に存在
倍率が高いところもあるが就職可能
・後期研修
プログラムの数は減るが、医局に入る医師も多い
倍率はむしろ下がる印象
・後期研修後
一気に就職先が限定される 人気な病院の多くが医局人事
(でもなぜか個人的には縛られたくないからか医局には入りたくない💦)
医局に入りたくないやる気のある若手医師の多くが抱えている
「後期研修後どうする問題」
→ベンチャーも選択肢となり得るか?(失う物もあるだろう)
マンパワーとして
採用してくれる
#6.
ベンチャーが選択肢になり得ると考えた理由 ・能力次第で世界と戦える(年齢、性別、出身大学は関係ない)
やる気、能力のある人ほど成功する可能性が高い?(米国)
成功は青天井!
・そもそも臨床も研究もベンチャーも目的は同じ
目的は患者さんに良い治療を届けること
手段の違いでしかない
・医療機器の貿易赤字は1兆円弱
少子高齢化が進む日本において今の医療は持続可能?
From Japanで世界と戦える医療機器メーカーが必要
社会課題への挑戦もやってみたい
・仮に失敗しても医師として勤務すれば良い
経済的なリスクは低い!
#7.
mediVR入社前の思考 <後期研修後の進路を模索しながら考えていたこと>
医局には今は入りたくない(特に入りたくない理由があったわけではない)
有名な先生から学ぶ場所は多くある(Antaa)※有名病院で無くていい
臨床と研究の両立は極めて難しい(研究に対する上司の理解は必須)
起業している人がいるのは知っていたけど、今はまだなかなか難しいのかな
→複数方面の知り合いに連絡、就職サイト活用するも11月中旬で進路未定
(同期は全員進路決定💦)
実力は無いのに就職先への要望だけは大きかった
#8.
mediVRに入社した経緯 ・11月末に論文アクセプトのお礼の為、原先生にお会いする機会があった。
カグラを体験後、雑談で進路相談もし、帰宅。
mediVRで働こうとは一切思っていなかった。
→ 原「うちきたら良いんじゃね?」 → 即決!!!
・入社した理由
臨床+研究+ビジネス(VR医療機器)
良く分からないけど臨床と研究に加えて新しい挑戦もできそう
万が一会社がうまくいかなかったらまたどこかで臨床すれば良い!
明確な目標やプランがあったわけではなかった
興味があることに色々手を出していたら流れついた
#9.
入社決定後の苦悩 【入社決定後から現在の苦悩】
・医療ベンチャーに関する周りからの反応が冷たいことがある
「ベンチャーか。そっち系ね?w」(もう臨床しないと思われる?)
【入社後から現在の苦悩】
あらゆる仕事が全然出来ない! 初期研修医1年目のような感覚!
・ビジネスメール一つ満足にできない
・カグラの扱いが思ったよりかなり難しい
自分の臨床能力の低さを実感(原先生には普通にDisられまくる。。。)
年下のPTに指導してもらい一緒にリハの動画を見て勉強
ただし、対象疾患が多く臨床医としては面白い!!
整形外科疾患や脳卒中等のcommon disease以外にも
ハンチントン病、重症筋無力症、脊髄性筋萎縮症、急性小脳炎
横紋筋融解症合併ポリオ後症候群等、所謂難病を沢山治療できる。
#10.
mediVRの仕事内容 ・臨床 カグラを使用し自分達にしか治せない患者の治療
(mediVRでしか治療できない患者の診療)
・研究 学会発表 昨年は2学会3演題
今年は6月のリハ医学会総会で個人で5演題発表予定
その他STROKE23、神経学会総会 etc… Antaa!!
・ビジネス
全国の病院へ訪問し営業
ピッチなどのイベントへの登壇(多い)
医療機器メーカーや行政との商談
役人のヒアリング対応(経産省、財務省、厚労省、外務省)
メディアの取材対応
特許庁での審査官面談(交渉)
学会での機器展示の様子 リハセンターでの治療の様子
#11.
未来への期待① <自分、会社がどんどん成長して、出来ることが増える>
今日より明日、明日より明後日の方が良くなっている
・臨床
世界中で自分達にしか出来ない治療を日々経験できる
患者が治って感謝される喜びに満たされている
(ロケットの打ち上げに成功した時のスタンディングオベーションのような状態)
・研究
世界初の臨床の知見を論文に出来る
普通は最新知見は世界から日本(mediVRカグラは逆)
世界中から勉強したい人が集まるようになると思っている
臨床、研究において世界のオピニオンリーダーになれる
+ビジネスでも大成功?
#12.
未来への期待② ビジネス
・病院の勤務だけではまず得られない体験、経験ができる
行政との協業 現在三鷹市、愛知県と協業中
→将来は国との協業!?
特許取得や薬事承認(PMDA)、FDA認証の流れを経験
→将来自分のアイディアで医療機器開発する際の練習
働き方を選択できる
・海外展開すれば海外に住むことも可能
・IPOやM&Aによる経済的自由の獲得
・何か思いついたら自分自身でベンチャーの立ち上げも可能?
三鷹市との協定締結式
#13.
Take Home Message ・これまでの自分は「臨床」「研究」
これからは「臨床」「研究」「新しい治療法の社会実装(ビジネス)」
・やる気のある若手医師こそベンチャーに参入すべき
(※原先生は若手否定派で7年以上の臨床経験が必須というスタンスですが。。。)
・挑戦の連続のキャリアは最高に刺激的 成長し続けられることは幸せ
<永遠の青春>
目指すは甘く実った赤リンゴではない、未熟で酸っぱくとも明日への希望に満ち溢れた青りんごの精神です。
無我夢中の時間の中にこそ人生の充実がある。
建築家 安藤忠雄 引用:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASQDP4DS4QD9UTFL018.html