#4.
これまでに受けてきた腫瘍内科トレーニング PGY3-5@済生会中央病院~名古屋医療センター
1年間の内科ローテーション(血液・腫瘍・感染症、救急、消化器、循環器)
さらに血液内科・呼吸器科を中心に2年間研修(化学療法・造血幹細胞移植・全身管理)
PGY6:専門施設での研修(愛知がんセンター)
(経験の不足している)消化器・頭頸部・肉腫などを研修
後方視的研究など臨床研究の基本を学ぶ(論文執筆や国際学会での報告など)
国内を代表するGI oncologistの仕事の一旦を垣間見る
PGY7- Post residency(名古屋医療センター)
臓器横断的診療と臨床研究(WJOGを中心に)を開始
後輩が加わり、一緒に未分化な腫瘍内科を形作っていくフロンティア精神+不安な過程
研究の余裕が出てきたころから、上部消化管がん(胃がん)をテーマにしている
2023.10-2025.03(Royal Marsden Hospital, UK)
名古屋医療センターに所属したまま、リサーチのためUKに滞在(涼しくて良いですよ)
ヨーロッパ中からきている同世代と触れ合う
共通していること、違うことを体感し、現在の診療・研究テーマに極めて活きています
#5.
腫瘍内科トレーニングのポイント 内科専攻医時代に一般内科の基盤を作っておくこと
早いうちに、腫瘍内科もローテーションしよう(向いているか見極める)
良い研修先のポイント
臓器横断的(乳癌などメジャー癌を診療していること)な腫瘍内科のある基幹病院
薬物療法だけではなく、未診断例・緩和ケアも経験できるように
外来診療を指導を受けつつできる施設
OB/OGのその後は?、多様なキャリアパス・ワークライフバランスがあるか?
内科専攻医+2-3年横断的腫瘍内科研修で独立して診療することを目標に
その後は?
Generalistを続ける(緩和ケアや訪問診療に進むことも)
臓器特異的な研修(ハイボリューム施設、がんセンターなど)
基礎・Translational researchなど
企業 etc
#6.
臓器横断的腫瘍内科に対するよくある誤解 臓器横断は不可能?
臓器を最初から決める必要はありません
興味に応じて特定の臓器に特化するもよし、そのまま総合的に診るもよしです。
ネガティブな意見は気にせず進みましょう
がんの共通性
がんの生物学、治療戦略、治療薬は、臓器を超えて共通することが多い
手技や処置は、各臓器の専門医と連携すればよい
Updateが大変?
情報源の活用: 臨床腫瘍学会やESMO/ASCOのガイドライン、レビュー論文
SNS(オピニオンリーダーのフォローなど)を活用して常に情報を更新 Image generated by Google Gemini
#7.
臨床研究との関わり WJOGを通じて、多くの施設の先生方とつながるきっかけに
開発の歴史と未来の理解:治療開発の歩みや課題、今後の方向性を俯瞰できる。
ガイドラインを超えた実践:未解明な点が多い薬物療法において、最適な方針を選ぶ力がつく
潮流とノウハウの習得:専門家との交流を通じ、最新の考え方や現場の工夫を学べる
自身の成長とネットワーク:エビデンス創出への貢献に加え、診療の質向上や人脈作りに直結する(コスパのよい勉強法、それが臨床試験) Image generated by Google Gemini
#8.
Clinical questionを解決するには Clinical questionを解決するには実際に臨床試験を企画することが解決法
いきなり、前向き試験は難しい
Case report、後方視的研究などでデータ収集やWritingを学ぶのがおすすめ
WJOGでは臨床試験セミナー合宿(Boot camp)があるのでおすすめ
発展著しい胃食道癌の周術期薬物療法・分子標的治療、悪液質に関心あり
これらに関する臨床研究を行ってみたい
これまでに出会った先輩に相談しつつ、企業とのコラボレーションなどを模索中
きちんと準備すればWJOGへの提案は好意的に議論してもらえます(怖くない) Image generated by Google Gemini Image generated by Google Gemini
#9.
まとめ 腫瘍内科は幅広い疾患を対象にするがんの専門医
腫瘍内科の本領である臓器横断的なトレーニングを意識しよう
その後は臓器特異的な診療、GeneralistいずれもOK
臨床試験に関わることは腫瘍内科診療を習得するFast path(誰かのためだけではなく、自分のためになる)
WJOGは様々なバックグラウンド・施設が集まり、若手医師にとっては色々なチャンスとネットワークづくりにつながるおすすめの団体です Image generated by Google Gemini