「腹痛」に強くなる 〜病態生理で臓器を横並びに診断する!〜

1/12

上原 孝紀

上原 孝紀

千葉大学医学部付属病院総合診療科

4214views

ERにおける腹痛診療に強くなるために病態生理で診断推論を進めるための考え方ベーシック編です。VINDICATE+Pという網羅的な鑑別診断ではなく8時間以内に悪化する疾患を見逃さず疾患のnatural courseとonset、重症化のtime courseを意識した考え方を学べます。vital sign正常の重症な腹痛をどう見分けるのか病態生理と解剖生理から考え、後半では尿管結石、急性虫垂炎を見分けられるようになります。

「腹痛」に強くなる 〜病態生理で臓器を横並びに診断する!〜

1. 「腹痛」に強くなる〜病態生理で臓器を横並びに診断する!〜 2017.08.12 Antaa 勉強会 at イシテラス 千葉大学 大学院医学研究院 診断推論学 医学部附属病院 総合診療科 上原 孝紀
2. 事前に頂いた質問 まず除外しなければいけない重症疾患とコモンな疾患 救急外来で除外すべき腹痛をきたす疾患 嘔気、下痢など他の症状があった時に鑑別をどう、絞るか 腹痛のフレームワークや使えるシチュエーション、診断における時間の使い方 鑑別診断のポイントをつかめるようになりたい 消化管穿孔で内視鏡検査適応があるか
3. 24歳男性 地域基幹病院ER 金曜21時 【主訴】 腹痛 【現病歴】6時間前から心窩部痛を自覚。3時間前からむかむかしてきて、夕食は普段の半分程度しか食べられなかった。痛みがなかなか良くならないので、ERへ受診した。 【既往歴】なし 【一般身体診察】体温36.8℃、脈拍72/分、血圧125/72mmHg、呼吸数14/分、SpO2:98%、心窩部に軽度の圧痛を認めるほか、特に異常所見を認めない
4. -