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にことら@救急医
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大塚宏之
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久納隆一
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野村知弘
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4,915
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医療従事者には、患者のプライバシーを守り、安全で信頼性の高い医療サービスを提供するための重要な責務があります。電子カルテが一般化するとともに、サイバー攻撃にさらされることも現実となっており、管理者あるいは管理者でない関係者にも相応の知識が要求されますが、その理解は簡単ではありません。
厚生労働省が策定した「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版」には、医療機関が実施すべき具体的なサイバーセキュリティ対策と達成ポイントが明確に示されています。このガイドラインに基づき、医療機関におけるセキュリティ対策の見直しや強化が要求されています。
今回のスライドは、医療機関の管理者や医療情報システム安全責任者、そして日々の業務の中でサイバーセキュリティ対策に直面する全ての医療従事者が概要を理解しやすいように構成しています。
電子カルテの導入や利用は、医療の効率化や患者ケアの向上に大いに貢献していますが、皆様には、電子カルテを安全に使用し続けるために、サイバーセキュリティに対する理解と関心を深めていただきたいと思います。
2023年4月1日より、医療法施行規則の改正に伴い、医療機関へのサイバーセキュリティ対策が義務化されました。この改正は、オンライン資格確認の原則義務化やネットワークセキュリティ対策の強化が医療機関に共通して求められる新たな時代の到来を意味します。厚生労働省は、医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版を策定し、サイバーセキュリティ対策の具体的な実施方法や達成ポイントを明確に示しています。これに伴い、医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト及びマニュアルが公表され、医療機関はこれらのガイドラインに沿ってセキュリティ対策の見直しや強化を迫られています。この文書は医療機関の管理者や医療情報システム安全責任者、そしてサイバーセキュリティ対策に直面する医療従事者が理解しやすいように、チェックポイントやマニュアルを理解するための概要を提供します。
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