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サル痘のまとめ (2022/6/11更新)

  • 感染症科

  • サル痘

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21

2022/6/12

内容

CDCやWHOの情報, 2022/6/1付けの厚労省の通達を引用しつつサル痘に関するまとめを作成しました。

HasegawaKohei

堺市立総合医療センター


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サル痘のまとめ (2022/6/11更新)

  1. Monkeypox Updated 2022.6.11

  2. サル痘とは • サル痘は, Orthopoxvirus属のサル痘ウイ ルス感染による急性発疹性疾患である。 • 感染症法では4類感染症に位置付けられて いる。 • 主にアフリカ中央部から⻄部にかけて発 ⽣しており, ⾃然宿主はアフリカに⽣息 するげっ⻭類が疑われているが, 現時点 では不明 国⽴感染症研究所, updated 5/20 https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox-intro.html Mandell, Douglas, and Bennett's Principles and Practice of Infectious Diseases, 9th, Chap 132

  3. 症状 • 潜伏期間は5〜21⽇(通常7〜14⽇)。 • 発熱, 頭痛, 筋⾁痛などが1〜5⽇続き, その後発疹 が出現。リンパ節腫脹は重要な特徴。 • 発疹は典型的には顔⾯から始まり, 体幹部へと広が る。 • 初期は平坦だが, ⽔疱, 膿疱化し痂⽪化した後, 発 症から2〜4週間で治癒。発熱は中央値8⽇間。 • ⼝腔, 陰部粘膜, 結膜や⾓膜にも発疹は⽣じること があるが, 特に初期は⽔痘や⿇疹, 梅毒などのその 他の発疹症との鑑別が困難なことがある。 fi fi UpToDate® WHO. WHO factsheet on monkeypox accessed 5/27 https://www.who.int/en/news-room/fact-sheets/detail/monkeypox 国⽴感染症研究所, updated 5/20 https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox-intro.html UKHSA. Monkeypox cases con rmed in England – accessed 5/27 https://www.gov.uk/government/news/monkeypox-cases-con rmed-in-england-latest-updates

  4. 天然痘との違い • ヒトのサル痘の病因は, 天然痘のそれと類似している。 • 潜伏期間が約12⽇間の急性発熱性発疹。 • 潜伏期間中, ウイルスは最初に内臓に分布し, その後⽪膚に分布する。 • 主な違いは, リンパ節腫脹の程度が⼤きく, ヒトの症例間伝播能が低いこ と (ワクチン未接種者における家庭内⼆次感染率は8%程度 [天然痘は3080%]) Mandell, Douglas, and Bennett's Principles and Practice of Infectious Diseases, 9th, Chap 132

  5. サル痘と鑑別が必要な発疹性疾患 サル痘 5-21⽇ 1-4⽇ 天然痘 7-17⽇ 2-4⽇ ⽔痘 12-14⽇ 0-2⽇ 潜伏期間 前駆症状期間 症状 発熱 中 重 軽〜無 倦怠感 中 中 軽 頭痛 中 重 軽 リンパ節腫脹 中 無 無 部位 深さ 表層〜深 (4-6mm) 深 (4-6mm) 表層 (2-4mm) 分布 遠⼼性(主に) 遠⼼性 中⼼性 外観 個々の⽪疹は同じフェーズ 個々の⽪疹は同じフェーズ 様々なフェーズの⽪疹が混在 落屑 14-21⽇後 14-21⽇後 6-14⽇後 ⼿掌・⾜底 コモン コモン 稀 Clin Infect Dis. 2005;41(12):1765-1771. 厚⽣労働省通達 (2022/6/1) https://www.mhlw.go.jp/content/000945941.pdf

  6. 致死率 • 致命率は0〜11% • 特に⼩児において⾼い傾向にある • 先進国では死亡例は報告されていない。 国⽴感染症研究所, updated 5/20 https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox-intro.html

  7. 感染様式 • ヒト-ヒト伝播は, ⾶沫, ⽪膚, または汚染物質との密な接触によって起こりうる • 特に密接な⾝体的接触が伝播の危険因⼦であり, 傷ついた⽪膚(⽬, ⿐, ⼝), 気道, 粘膜から体内へ 侵⼊する • ⾶沫感染は通常, ⻑時間の対⾯接触を必要とする • 胎盤を介した垂直感染 (先天性サル痘), 出⽣中および出⽣後の濃厚接触による感染も起こり得る • sexual contactを介して伝播できるかどうかは現時点では不明 • 全ての⽪疹が痂⽪となり, 全ての痂⽪が剥がれ落ちて無くなるまで (概ね21⽇間程度) は周囲の ヒトや動物に感染させる可能性がある • 汚染された⾐服またはリネンを介した間接接触による感染も起こり得る WHO. WHO factsheet on monkeypox accessed 5/27 https://www.who.int/en/news-room/fact-sheets/detail/monkeypox CDC. Monkeypox Transmission updated 2021/7/16 https://www.cdc.gov/poxvirus/monkeypox/transmission.html 厚⽣労働省通達 (2022/6/1) https://www.mhlw.go.jp/content/000945941.pdf

  8. 診断 • ⽪膚病変 (⼩⽔疱および膿疱から採取した表⽪または体液, 乾燥痂⽪) のPCRが, 感度・特 異度ともに⾼く有⽤である • ⾎液のPCRは, ウイルス⾎症の持続期間が短いためルーチンに採取すべきではない。 • オルソポックスウイルスは⾎清学的に交差するため, 抗原および抗体の検出法ではサル痘 の特異的な診断には⾄らない。 • 最近または遠隔地でのワクチン接種により, 偽陽性結果が⽣じる可能性がある (⽇本では 1976年以降ワクチン接種はされていない)。 WHO. WHO factsheet on monkeypox accessed 5/27 https://www.who.int/en/news-room/fact-sheets/detail/monkeypox モダンメディア 2006;52(2)50-3

  9. 治療と予防 • 特異的な治療はない • Cidofovir/Brincidofovirが動物実験で有効性が確認されている • Tecovirimatも動物実験でオルソポックスウイルスに有効で, ⽶国では天 然痘に対する承認が得られ, サル痘に対してもInvestigational New Drug (IND) として使⽤可能 • 天然痘ワクチン接種により85%予防できるとされる 国⽴感染症研究所, updated 5/20 https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox-intro.html WHO. WHO factsheet on monkeypox accessed 5/27 https://www.who.int/en/news-room/fact-sheets/detail/monkeypox

  10. 曝露後予防 • 天然痘ワクチン未接種 or 接種後3年以上経過している場合に検討 • サル痘ウイルスに曝露した後のワクチン接種は, 早ければ早いほどよい。 • 発症予防のために, ワクチンは曝露⽇から4⽇以内に投与することを推 奨。 • 曝露から4-14⽇後にワクチンを接種した場合, 症状は軽減するが予防には ならない CDC. Monkeypox and Smallpox Vaccine Guidance accessed 5/27. https://www.cdc.gov/poxvirus/monkeypox/clinicians/smallpox-vaccine.html

  11. 天然痘ワクチン 推奨 ワクチン接種が推奨されるのは誰か? 誰がワクチンを提供されるべきか? 特定の間隔で追加接種が推奨される集団 ACAM2000 JYNNEOS オルソポックスウイルスへの職業曝露リスクがある場合* *オルソポックスウイルスの診断検査を実施する検査室職員, 臨床検査室職員, 指定された対応チームメンバー, ACAM 2000 (⽣ワクチン) を投与する医療従事者, またはオルソポックスウイルスに感染した患者のケアを⾏う医療従事者 ACAM 2000を投与する者, または複製可能なウイルスに感染した患者のケア を⾏う者 オルソポックスウイルスへの職業性暴露のリスクが継続している⼈** **実施された職業作業による継続的なリスク;対応要因は, オルソポックスウイルス感染の”持続的リスク”にあるとは みなされない。 追加接種の頻度 毒性の強いオルソポックスウイルス(例, Variola virusor Monkeypox virus)を扱う⼈ 毒性の低いオルソポックスウイルス(例, Vaccinia virusor Cowpox virus)で働く⼈ 3年ごと 2年ごと 少なくとも10年ごと MMWR Morb Mortal Wkly Rep. 2022;71(22):734-742.

  12. 天然痘ワクチン 特徴 ACAM2000 JYNNEOS ワクチンウイルス 複製能を有するワクチンウイルス (= ⽣ワクチン) 複製⽋損改変vaccinia Ankara (=不活化ワ クチン) ワクチン接種後の”病変” Yes No 不注意な接種および⾃家接種のリスク Yes No 重篤な有害事象のリスク Yes 臨床試験期間内では報告なし ⼼有害事象のリスク 初回接種後, ⼼筋⼼膜炎5.7/1,000 臨床試験データは限られているが, 単⼀の試 験群から抽出したデータに有意事象なし 有効性評価 免疫反応およびDryvaxとの病変率の ⽐較 ACAM 2000と動物試験との免疫反応の⽐較 投与⽅法 複数回穿刺 (擦過) 法による分岐針を ⽤いた経⽪的,単回投与 28⽇間隔で2回⽪下投与 MMWR Morb Mortal Wkly Rep. 2022;71(22):734-742.

  13. fi 天然痘ワクチン 臨床的特徴 ACAM2000の禁忌 JYNNEOSの禁忌 初回接種 再接種 条件付きの家庭内接触* アトピー性⽪膚炎の既往または存在 Y Y Y ̶ その他の活動性の剥脱性⽪膚疾患 Y Y Y ̶ 免疫不全 Y Y Y ̶ 妊娠 Y Y Y ̶ 1歳未満 Y Y Y ̶ 授乳中 Y Y ̶ ̶ ワクチンに含まれる成分へのアレルギー Y Y ̶ Y 既知の基礎⼼疾患(例:冠動脈疾患または⼼筋症) Y Y ̶ ̶ 既知の主要な⼼リスク因⼦が3つ以上 HT, DM, DLp, heart disease at age ≤50 years in a rst-degree relative, and smoking Y ̶ ̶ ̶ * 家庭内接触者:被接種者と⻑期間親密に接触した⼈ (性的接触など) や, 接種部位や汚染されている可能性のあるも の 包帯や⾐類など )と直接接触するかもしれない⼈が含まれる MMWR Morb Mortal Wkly Rep. 2022;71(22):734-742.

  14. 感染対策 -病室• サル痘疑い/確定患者は個室隔離を⾏い, 専⽤の浴室を使⽤する • 患者の病室外への移動は, 医学的に必要な場合のみに限定する。 • 患者を病室の外に搬送する場合は, 適切な感染管理 (例. 医療⽤マスク)を ⾏い, 露出した⽪膚病変をシートまたはガウンで覆うべきである • 挿抜管や⼝腔分泌物を拡散させる可能性のある処置は, 空気感染隔離室で ⾏うべきである。 • CDCでは空調の指定はないが, ⽔痘・⿇疹が鑑別に⼊ること, エアロゾル 感染が否定できないことから, 感染研/厚労省は空気感染対策を推奨 CDC. Infection Prevention and Control of Monkeypox in Healthcare Settings. accessed 5/27. https://www.cdc.gov/poxvirus/monkeypox/clinicians/infection-control-healthcare.html 国⽴感染症研究所 サル痘とは. updated 5/20 https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox-intro.html 厚⽣労働省通達 (2022/6/1) https://www.mhlw.go.jp/content/000945941.pdf

  15. 感染対策 -PPE• ⾶沫・接触 (+空気感染) 予防策を講じる • ガウン • ⼿袋 • ⽬の防護 • N95マスク CDC. Infection Prevention and Control of Monkeypox in Healthcare Settings. accessed 5/27. https://www.cdc.gov/poxvirus/monkeypox/clinicians/infection-control-healthcare.html

  16. 感染対策 -廃棄物処理- • 汚れた洗濯物 (寝具, タオル, 個⼈の⾐服) は, 洗濯物に存在する可能性の ある病変物質との接触を避け, 標準的な⽅法に従って処理を⾏う。 • 乾燥した埃を払う, 掃く, 掃除機をかけるなどの⾏為は避け, 湿式洗浄が望 ましい。 • ⾷器管理も, ⽇常的な⼿順に従って⾏う必要がある。 CDC. Infection Prevention and Control of Monkeypox in Healthcare Settings. accessed 5/27. https://www.cdc.gov/poxvirus/monkeypox/clinicians/infection-control-healthcare.html

  17. 感染対策 -期間- • 医療施設における隔離予防措置の中⽌について, 地⽅または州の保健所と 協議して⾏う必要がある。 • 隔離予防策は, すべての病変が痂⽪化し, それらの痂⽪が分離し, その下に 健康な⽪膚の新鮮な層が形成されるまで⾏う。 CDC. Infection Prevention and Control of Monkeypox in Healthcare Settings. accessed 5/27. https://www.cdc.gov/poxvirus/monkeypox/clinicians/infection-control-healthcare.html

  18. KEY FACT① • サル痘は, ポックスウイルス科オルソポックスウイルス属のサル痘ウイル スによって引き起こされる。 • サル痘は, 主にアフリカ中部および⻄部の熱帯⾬林地域で発⽣し, ときに 他の地域にも輸出されるウイルス性⼈獣共通感染症である。 • サル痘は, 感染した⼈や動物, あるいはウイルスに汚染されたものとの密 接な接触によって⼈に感染する。 • サル痘ウイルスは, 病変部, 体液, 呼気⾶沫, および寝具などの汚染物との 密接な接触によってヒト-ヒト感染を起こす。 WHO. WHO factsheet on monkeypox accessed 5/27 https://www.who.int/en/news-room/fact-sheets/detail/monkeypox

  19. KEY FACT② • サル痘の臨床症状は, 1980年に世界中で根絶宣⾔がなされたオルソポック スウイルス感染症に関連する天然痘と類似している。サル痘は天然痘ほど 感染⼒が強くなく, 重症度も低い。 • サル痘は典型的には発熱, 発疹, リンパ節腫脹を伴い, 様々な合併症を引き 起こすことがある。 • サル痘は通常, 症状が2-4週間続き⾃然軽快する疾患だが, 重症化するケー スもあり, 最近の致死率は3-6%前後である。 WHO. WHO factsheet on monkeypox accessed 5/27 https://www.who.int/en/news-room/fact-sheets/detail/monkeypox

  20. KEY FACT③ • 天然痘の治療のために開発された抗ウイルス薬は, サル痘の治療にも認可 されている。 • 天然痘根絶のため使⽤されたワクチンは, サル痘に対する予防効果もあ る。新しいワクチンも開発され, そのうちの1つがサル痘の予防薬として 承認されている。 WHO. WHO factsheet on monkeypox accessed 5/27 https://www.who.int/en/news-room/fact-sheets/detail/monkeypox

  21. 国外の状況 • 2022年5⽉7⽇:英国は常在国であるナイジェリア渡航後のサル痘患者の 発⽣を報告。 • 5⽉13⽇:5⽉7⽇の症例と関係がない, 渡航歴がない, また最近渡航歴が ある⼈との接触もない2例の家族症例 • 5⽉15⽇:同じく渡航歴がなく, 先に報告された例との疫学的関連性がな い4例を報告。 • 流⾏初期はMSMが中⼼だった UKHSA. Monkeypox cases con rmed in England – accessed 5/26 https://www.gov.uk/government/news/monkeypox-cases-con rmed-in-england-latest-updates ECDC. Risk Assessment: Monkeypox multi-country outbreak. accessed 5/26 https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/risk-assessment-monkeypox-multi-country-outbreak. fi fi 国⽴感染症研究所. アフリカ⼤陸以外の複数国で報告されているサル痘について(第1報) updated 5/24 https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-lab/2521-cepr/11166-monkeypox-ra-0524.html

  22. • 2022.5.13-6.8の発⽣状況 • 28ヶ国, 1285例 WHO. Multi-country monkeypox outbreak: situation update: Updated 10 June 2022. https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/2022-DON392

  23. Geographic distribution of cases of monkeypox reported to or identi ed by WHO from o cial public sources, between 13 May and 8 June 2022, 5 PM CEST fi ffi WHO. Multi-country monkeypox outbreak: situation update: Updated 10 June 2022. https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/2022-DON392

  24. 本邦における疑似症例の定義 下記①〜③を全て満たす場合, "疑い例"と定義する ① 説明困難*な急性発疹を呈している。*⽔痘, ⾵疹, 梅毒, 伝染性軟属症, アレルギー反応等のその他の急性発 疹を呈する疾患によるものとして説明が困難であることを指す。 ② 次の1つ以上の症状を呈している。 • 発熱 (≧38.5℃), 頭痛 ・背中の痛み, 重度の脱⼒感, リンパ節腫脹 ③ 次のいずれかに該当する。 • 発疹等の発症の21⽇以内にサル痘常在国**に滞在歴があった。 • 発疹等の発症の21⽇以内にサル痘常在国以外のサル痘症例が報告されている国に滞在歴があり, 滞在先で 他者との濃厚接触 (性的接触を含む) があっ た。 • 発疹等の発症の21⽇以内にサル痘常在国やサル痘症例が報告されている国に滞在歴がある者と⽇本国内 において濃厚接触 (性的接触を含む) があった。 • 発疹等の発症の21⽇以内に複数または不特定の者と性的接触があった。 **サル痘常在国:ベナン共和国, カメルーン, 中央アフリカ共和国, コン ゴ⺠主共和国, ガボン, ガーナ (動 物のみで確認), コートジボワール, リベリア, ナイジェリア, コンゴ共和国, シエラレオネ及び南スーダン 厚⽣労働省通達 (2022/6/1) https://www.mhlw.go.jp/content/000945941.pdf

  25. 本邦における接触者の定義 • サル痘の患者 (確定例) ⼜は疑い例と, 表に⽰す接触状況があった者 サル痘患者等との接触の状況 適切なPPE の着⽤や感 染予防策 創傷などを含 む粘膜との接 触 寝⾷をともに する家族や同 居⼈ なし ⾼1) ⾼2) 中1) 中 低 あり - - - 低 低 正常な⽪膚の 1m以内の接触 1mを超える接 みとの接触 歴3) 触歴 1) サル痘常在国でのげっ⻭類との接触を含む 2) 寝具やタオルの共有や, 清掃・洗濯の際の, 確定例の体液が付着した寝具・洋服等との接触を含む 3) 接触時間や会話の有無等周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断すること 厚⽣労働省通達 (2022/6/1) https://www.mhlw.go.jp/content/000945941.pdf

  26. 感染症法に基づく届出@⽇本 検査⽅法 検査材料 分離・同定による病原体検出 ウイルス粒⼦の直接観察 (電⼦顕微鏡) による病原体の検出 (確定 例からの⼆次感染時または感染動物からの感染が強く疑われる場 合) ⽔疱, 膿疱, ⾎液, リンパ節 蛍光抗体法による病原体の抗原の検出 PCR法による病原体の遺伝⼦の検出 厚⽣労働省, 感染症法に基づく医師の届出のお願い, サル痘 accessed 2022/5/27 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-04-13.html

  27. 医療機関における対応について • 報告・疑い例の症例定義に該当する者を診察した場合には, 最寄りの保健所に 相談すること。 • 特に, 最近の海外渡航歴を有する疑い例については, 渡航歴, 接触歴 (性的 接 触歴を含む), 天然痘ワクチン接種歴等の詳細を可能な限り聴取するこ と。 • 感染症法第15条による保健所の積極的疫学調査に協⼒すること。 • 疑い例の検体を保存するとともに, 保健所の求めに応じて, 検体を提出する 厚⽣労働省通達 (2022/6/1) https://www.mhlw.go.jp/content/000945941.pdf

  28. 参考資料 • サル痘の届出基準 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-04-13.html • 国⽴感染症研究所ファクトシート:サル痘 https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408- • 国⽴感染症研究所「アフリカ⼤陸以外の複数国で報告されているサル痘について (第1報)」 https:// • 国⽴国際医療研究センター国際感染症センター (DCC) ファクトシート:サル痘 http://dcc- • 検疫所(FORTH)海外感染症情報 http://www.forth.go.jp/topics/fragment5.html • WHO Monkeypox Factsheet https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/monkeypox • CDC Monkeypox https://www.cdc.gov/poxvirus/monkeypox/index.html monkeypox-intro.html www.niid.go.jp/niid/ja/from-lab/2521-cepr/11166-monkeypox-ra0524.html irs.ncgm.go.jp/material/factsheet/

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