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診断推論特集

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Jolt Accentuationは誰に行うべきか?

投稿者プロフィール
岩田啓太郎

埼玉医科大学総合医療センター

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7

投稿した先生からのメッセージ

「Jolt陰性だから帰宅させました」

翌日の救急カンファレンスで、このプレゼンをする時に冷や汗をかいた経験はありませんか?

あるいは上級医によって「Joltは絶対やる派」と「Joltは信じない派」がいて、板挟みになっていませんか?

このスライドを読むことで、以下の臨床力が身につきます。

「意識障害がある患者」にJoltを行ってはいけない理由がわかる

Joltが「使える相手(Walk-inのウイルス性髄膜炎疑い)」を見極められるようになる

古典的徴候(項部硬直など)は「除外」ではなく「診断(Rule-in)」に使うものであると理解できる

思考停止で身体所見をとるのではなく、「検査前確率」と「適応」を考えながら診察する。その第一歩として、ぜひこのスライドを活用してください。

#救急 #総合診療 #感染症 #神経内科 #髄膜炎 #JoltAccentuation #身体所見 #臨床推論

概要

「発熱+頭痛」は救急・一般外来で最も悩ましい主訴の一つです。

「髄膜炎は見逃したくない、でも全例ルンバール(腰椎穿刺)は現実的ではない……」

そんな我々の心の支えであった身体所見『Jolt Accentuation (JAH)』。かつて感度97%と報告され、除外診断の切り札とされてきましたが、近年のメタ解析ではその信頼性が揺らいでいます。

「Jolt陰性なら大丈夫」は危険?

「じゃあ、もうJoltはやる意味がないの?」

JAHは適切な患者層(Sweet Spot)に絞って使えば、依然として強力な武器になります。

本スライドでは、古典的な3徴候(項部硬直・Kernig・Brudzinski)の限界と「明日から誰にJAHを行うべきか」という具体的な適応判断までをまとめました。

本スライドの対象者

研修医/専攻医

参考文献

  • Jolt accentuation of headache: the most sensitive sign of CSF pleocytosis. Headache 1991;31(3):167-71.

  • Diagnostic test accuracy of jolt accentuation for headache in acute meningitis in the emergency setting. Cochrane Database Syst Rev. 2020;6(6):CD012824.

  • Does This Adult Patient With Jolt Accentuation of Headache Have Acute Meningitis?. Headache. 2018;58(10):1503-1510.

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テキスト全文

Jolt Accentuationの適応と意義

#1.

Jolt Accentuation は誰に行うべきか? ~身体所見の感度・特異度と「適切な適応」を再考する~

#2.

1. 一般外来のジレンマ • 「発熱+頭痛」は非常に頻度の高い主訴である。 • 髄膜炎は見逃せないが、全例に侵襲的な腰椎穿刺を行うのは非現実的。 理想の身体所見とは? → 陰性であれば髄膜炎を否定(除外) できる感度の高い所見。

古典的徴候の限界とJAHの評価

#3.

2. 古典的徴候の限界 項部硬直・Kernig・Brudzinski徴候は、除外診断に使えるか? ※ 結論:これらの所見が陰性でも、髄膜炎は否定できない。

JAHの感度低下の理由と重要視点

JAHの適応と実施すべきケース

JAHの結論と適切な使用法

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