#4.
参考文献
#5.
そもそも 思春期とは?
#6.
いつからいつまで? ⋯ 社会的 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 ⋯ 小学校 中学校 高校 成人 第二次性徴(女性) 身体的 第二次性徴(男性) 心理的 学童期 Teenage:13〜19歳 思春期 青年期 Puberty:身体的 Adolescence:心理的 境界は曖昧 成人前期
#7.
身体の発達
#8.
成長曲線
#9.
第二次性徴(Puberty) 陰嚢・精巣増大 ↓ 乳房発育 陰茎が伸びる ↓ ↓ 陰毛 陰毛 ↓ ↓ 初経 精通 AFP 2017 Disorders of Puberty: An Approach to Diagnosis and Management
#10.
第二次性徴(Puberty) l 思春期早発症 l 女性:8歳未満 l 男性:9歳未満 l 思春期遅発症 l 女性:13歳で乳房発育なし 15歳で初経未 l 男性:14歳 AFP 2017 Disorders of Puberty: An Approach to Diagnosis and Management
#11.
精神の発達
#12.
一読推奨
#13.
エリクソンと服部の発達理論 ぜんせい 漸成的発達理論 ↓ 順序を飛ばすことなく 順番に進む 発達課題vs発達危機 バランスが重要
#14.
いつからいつまで? ⋯ 社会的 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 ⋯ 小学校 中学校 高校 成人 第二次性徴(女性) 身体的 第二次性徴(男性) 心理的 学童期 Teenage:13〜19歳 思春期 青年期 Puberty:身体的 Adolescence:心理的 境界は曖昧 成人前期
#15.
思春期の特徴 l 性のめざめ → 親からの心理的な別離 l 社会的には親の庇護を受ける 葛藤 l 心身の変化に伴う不安 l 刺激に対する過敏性 l 強い自意識 l 得体のしれない不満、怒り、絶望、焦り→イライラ感、もやもや感
#16.
15の夜
#17.
思春期の課題 自己中心性=自己に目を向け、自分のことを第一に思う ↓ 次の段階の土台となる
#18.
青年期の特徴 l 身体が成熟し、心理的にも親から離れ独立していく l 「自分は何者か」という命題 l 自己同一性(アイデンティティ)の獲得 l 仲間との出会いと社会参加
#19.
親側の発達 日経メディカル:プライマリ・ケア連合学会が贈る『現場で使える総合診療』
#20.
親の課題 l 世話役から見守り役への移行 l コミュニティとの架け橋となる l 夫婦関係の見直しと親自身のキャリアについて考える l 祖父母世代のケア(+自分自身のケア) note:ファミラボ:プライマリ・ケア医のための家族支援研究所
#21.
思春期診療の型
#22.
構造化面接 l 普段の生活と同様、受診も徐々に親離れをしていく l 自分の症状や状況を自分の言葉で言えるように促していく (ヘルスリテラシー) l 構造化した面接が望ましい ①親と子を呼び入れる ②今日の受診の目的を確認する ③親と子で別々に話をしたいと伝える 個別に得た情報は許可なく相手に伝えることはないと約束する (④親だけと話す) ⑤子だけと話す ⑥最後に、親と子と一緒に会う
#23.
コミュニケーションのコツ l 質問紙を使う l Closed Questionから始めて、Openにしていく l 沈黙する権利を与える 「思春期世代への一般的な話をするから、 気楽にきいてもらえればいいよ」 l 友達について聞く→あなたはどう?
#24.
HEADSSS l Home(家庭)家族構成と関係性 l Education(教育)学校生活、成績 徐々に・小分けに 聞いていってよい l Activity(活動)趣味、休日の過ごし方 l Drug(薬物)タバコ、アルコール、薬物 周囲のことから聞く l Sexuality(性)性交渉の経験、感染症や妊娠の知識 l Suicide(自殺)楽しく過ごせている?死にたくなることがある? l Safety(安全)暴力や暴言を受けていないか、事故予防、SNS ステップアップ思春期の診かた
#25.
SSHADESSモデル l Strength:好きなこと、自身があること l School:学校の楽しみ、成績、行き帰りの安全 徐々に・小分けに 聞いていってよい l Home:誰と住んでいる、誰と仲が良い、ストレスを話せる? l Activity:家族以外に信頼できる友人や大人?課外活動? l Drug:友人と喫煙、飲酒、薬物の話をすることがあるか? l Emotion/Eating:ストレスは?落ち込み?食事は安定? l Sexuality:気になる相手はいる?男性か女性か両方か? l Safety:喧嘩は?いじめは? 基本研修ハンドブック第3版
#26.
周囲の人々 ↓ 家族志向ケアの応用
#27.
介入のレベル l レベル1:医師主導で情報を扱う l 診断治療についてや家族歴などの情報収集と単純な対応 l レベル2:双方向に情報を扱う l 解釈を引き出す、家族図を描く l レベル3:感情面を扱う l 感情を引き出す、共感を示す、多方向への肩入れ、カウンセリング l レベル4:家族関係を扱う l 相互作用を検討する、発達・機能・構造に着目する、カンファレンスを行う l レベル5:困難事例を扱う l 専門家に繋げる、自己省察
#28.
広がるつながり 私たちも「つながり」の一部
#29.
解釈・感情 l 患者さんの語る登場人物の捉え方 l 決して強い批判や肯定をせず、ナチュラルに聞く l 患者から見えていない視点があれば提供するのも一つ
#30.
Healing Landscape l 回復(Healing)は医療機関の中のみで生じるわけではなく様々 な「場」で、そして様々な「関係性」の中で生じている l 偶然の遭遇や予想外の関係構築などにより、そこに生じるナラ ティブが「回復」に重要な役割を果たす
#31.
コミュニケーションの 課題
#32.
神経発達症(発達障害) l ASDの課題:社会性の発達遅延、常同性・固執性・感覚の問題 l ADHDの課題:衝動統制、実行機能の弱さ l 学習困難の併存も多い l 二次障害 l 内在化障害:抑うつ、不安、強迫、摂食障害 l 外在化障害:反抗、暴力、反社会的行動 l 診断の有無に関わらず、傾向は誰しもが持つ→合わせた支援を
#33.
ペアレントトレーニング
#34.
思春期に特徴的な プライマリ・ケアの課題
#35.
思春期に起こりやすい問題 l フィジカルヘルス l 慢性頭痛、慢性腹痛、身体症状症、ニキビ、月経の問題、低身長 l 心の健康 l うつ、自殺、摂食障害、不登校、いじめ、発達障害、起立性調整障害 l性 l 望まない妊娠、性行為感染症、LGBTQ l 身体活動 l 運動不足、睡眠障害
#36.
思春期に起こりやすい問題 l 喫煙・飲酒 l 依存や他の薬物摂取 l 歯科 l 齲歯、歯周炎 l IT、メディア l 見知らぬ人への個人情報の提供、スマホ・ネット依存、ゲーム障害 l 外傷 l 交通外傷、スポーツ外傷、虐待 l 貧困・SDH
#37.
思春期のヘルスメンテナンス l ワクチン l 小児期で漏れているもの、HPV、渡航前 l 葉酸(妊娠前) l 性感染症予防 l メンタル l 生活習慣
#38.
移行期医療・トランジション 日本小児科学会2023 小児期発症慢性疾患を有する患者の 成人移行支援を推進するための提言
#39.
総合診療医の強み l 全世代を対象としている l 家族志向ケアを学んでいる l Bio-Psycho-Social modelに代表されるシステム志向 l 患者中心の医療 l ヘルスメンテナンス l 地域ケア l 組織づくり これらをフル活用して 対峙する必要がある
#40.
総合診療医の弱み l 抱え込みすぎる傾向(私見) l 個々の経験のばらつき これらを自覚して うまく連携する必要がある
#41.
将来を見据えたケア
#42.
何を成すか? 好きなこと 生きがい 得意なこと 稼げること 世界が 求めていること ロジャー・ハミルトン
#43.
人それぞれの幸せ
#44.
自殺予防 受診=SOS ということも 2023年 第7回こどもの居場所部会 参考資料
#45.
✨ ご質問・ご感想は メール:kazuki0310@gmail.com X(twitter):@drmattsun
#46.
✨ 神戸総合診療・家庭医療 専門医プログラム 見学お待ちしています!