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地域で働く✖地域で子育て

  • その他

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  • 地域医療

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1

2020/5/18
2020/11/13 更新
櫻井 広子

みちのく総合診療学センター

女性医師を取り巻く環境と出産後に必要なサポートについてまとめています。

地域で働く際に自分でできることと協力を仰ぐことを記載していますので参考になれば幸いです!

※本スライドは、Antaaオンライン配信で紹介した内容です。配信アーカイブは以下よりご覧いただけます。

https://qa.antaa.jp/stream/contents/5


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地域で働く✖地域で子育て

  1. 地域で働く 地域で子育て ✖ みちのく総合診療医学センター 櫻井広子

  2. 目次 1)自己紹介 2)女性医師を取り巻く現状 3)当事者の立場から +α)移動準備中の妊娠出産 4)地域で子育て世代を受け入れる側の立場から +α)産休・育休期間と地域 5)まとめ

  3. 1)自己紹介

  4. 日本三大鍾乳洞 龍泉洞 人口密度 8.97/㎢

  5. なんで東北に?地域医療? 旦那さんが三陸沿岸出身者だったから 出 って12年 遠距離8年 ママ医歴1年(最近!)

  6. ママと地域医療は両立できるか? ⇨できるようにしなきゃない 子育て中のドクターが地域に出るとどんなメリットが あるか?という視点も必要

  7. 2)女性医師を取り巻く環境

  8. 全医学部に聞いてみた。男女の医学科合 格率、大学でこんなに違う【独自調査】 HUFFPOST 2018.8.11

  9. 内閣府 男女共同参画局 広報誌  共同参画 2012年2月号 http://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2011/201202/p03_hyou03.html

  10. 内閣府 男女共同参画局 広報誌  共同参画 2012年2月号 http://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2011/201202/p03_hyou03.html

  11. 妊娠・出産時の制度の整備・利用状況 • 産休取得率 80% • 育児休暇取得率 40% • 日本全体の取得率 育休 76.3% • 産休・育休中の代替医師制度がない病院 40∼60%

  12. • ライフコースに伴う労働時間の変動への対応から、やむを得ず非常勤になる 女性医師も一定数存在する。しかし、非常勤化した場合、医師当人のスキル やキャリア形成上、医療機関との繋がりが弱く、正規のメンバーとして扱わ れない、知識・技術などのアップデートの機会やその動機付けの面などでデ メリットが大きいなどの理由で、技術を向上させたり長時間労働を担ったり するモチベーションが低下しやすい。 • 医師の人的資本の蓄積が妨げられ、結果的に社会全体の損失になっている • 村田亜紀子, 日本の女性医師の現状に関する社会学的考察: 治療 Vol.97, No 12(2015.12), 1655-1661

  13. 女性のキャリアと妊娠・出産 • 病院勤務医が徐々に増加傾向ではあるが、卒後比較的早期(30代)に病 院から診療所への勤務先シフトのピークを迎える。 村田亜紀子, 日本の女性医師の現状に関する社会学的考察ー女性医師はどのように周囲の環境に適応してきたかーライフキャリア・サバイバ ル∼女性医師が働きやすい社会を目指して∼. 治療 Vol97. No12. 2015.12. p1655-1662

  14. • 女子医学生は増加している • 女性医師の就業率が30∼40歳で低下する(M字) • 30代で病院⇨診療所へ勤務先を移す女性医師が一定数いる • 非常勤や短時間勤務になった場合にキャリアアップのモチベー ションが持ちにくい状況がある 女性医師がキャリアとライフイベントの影響を受ける期間(特に30∼40歳)に、 モチベーションを維持しながら働ける現場が必要とされている 地域医療の場合、大学医局に属していなくてもキャリア継続できる選択肢も 用意できると その地域の人材求心力が高まるかもしれない

  15. 3)ママ医当事者の立場から

  16. 一般的な女医のキャリア

  17. 医局人事 出産 結婚 義務年限 ...らしいよ 研究 大学院 遠距離恋愛 専門医取得 仕事と家庭 の両立 フリーランス

  18. 子育てできる かもしれない・・・ ロールモデルを複数知っているのは役にたつかもしれない

  19. 一例報告としての「地域医療・女医・妊娠出産」 専門・興味 家庭医療  医局 在籍なし 地域枠・義務年限 なし 主な活動地域 東北 将来的な勤務希望 診療所、在宅、小規模病院 居住地 岩手県下閉伊郡岩泉町

  20. キャリアかプライベートか

  21. 妊娠中のサポート

  22. 妊娠が目に見えにくい時の支援 良い悪いではなくて、職場の雰囲気・体制 大変だったら言ってね、という声がけではなくて リアルな業務配慮・枠組み

  23. 意思決定の負荷を軽くしてもらえると精神的に非常に楽になる

  24. 実際の研修で • ローテンションによる職場の変化、一人科長との研修 • 基本的に、常勤医一人でも業務が回るようなシステムを構築している • 「夜間のコール、どうする?」「夜間のコールは、無しにしよう」 • 体調が落ち着いてたら+ αする 職場に、当事者として育児を経験している先輩たちが多くいることのありがたみを実感 職場に多様性がある、できない部分を補い合う、インクルーシブな雰囲気

  25. +α)移動準備中の妊娠出産

  26. 事前のすり合わせ、交渉がかなり重要

  27. 異動準備中の妊娠・出産 • もともと専門医取得したら旦那さんのいる岩手県へ戻る予定 • 三陸沿岸部にある100床規模の病院と交渉 • ライフステージ的にもそもそも子育てしながらの勤務を検討してたので、そこ を織り込んで交渉していたことは良かった 4年目の時に、県職員から民間への移動(退職、入職)の経験が活きた 自分の立ち位置を客観的に考えながら、ある程度主体的に交渉できていた ⇨妊娠報告したら「いろいろ休暇が終わってからまた連絡してください」

  28. クイズ:産休制度について正しいのは? • 1)産前8週、産後6週間取得できる • 2)非常勤でも取得できる • 3)産休中の出産手当金は雇用主が支払う • 4)産後の復職が見込まれる場合に取得できる

  29. ちゃんとそこで大事にしてもらえるの? 出産後いきなりフルタイムは大変なんじゃない?

  30. 医局などに所属していないママ医が地域に出るときに 気をつけた方がいいかもしれないこと 勤務について  次年度の医師の派遣状況などに関わることがある (岩手県が特殊かも?)  場合によってはフルタイムでは働けない可能性があるのを先方に伝えておくこと  直接会って自分の考え・やりたいことなどを伝えておく 制度について  産休は基本的に取得できる  育休は移動のタイミングによっては取れないことも・・・

  31. 4)地域医療を支える側の視点から

  32. 子育て中のドクターが地域に出るとどんなメリットが あるか? リアルな業務配慮ができる 現場を作るメリットはあるか?

  33. 岩手県は最下位、今後もものすごくたくさんの人が岩手 で(それも過疎地で)働いてもらえる可能性は低い

  34. 取り組むべき課題 • 1)フルタイムで働けない人たちへの意識を「引き算」から「足し算」に 変えることができるか • 2)勤務先が変わっても当人たちが帰属意識が持てる組織を作れるか • 3)育児中の雇用の不安定さをいかに解消するか • 2)、3)はその地域だけで取り組まなくても良さそう

  35. 内閣府 男女共同参画局 広報誌  共同参画 2012年2月号

  36. 松島での経験 • 松島海岸診療所:ベテランの先生+専攻医 • 大した人数が見れない状況でも、半人前がいると「とても助かる」

  37. 1の戦力として見積もられてしまうと辛い部分もありますが・・・ 0.5 + 0.7 > 1

  38. 妊娠出産で配慮が必要な期間 <<医者として働ける期間

  39. 2)勤務先が変わっても帰属意識が持てる組織を作れるか? (プライマリ・ケア連合学会の場合) この10年間の変化 次の10年間の変化

  40. • 3)育児中の雇用の不安定さをいかに解消するか ⇨まずは課題を共有するところから・・・ • みなさん一緒に取り組みませんか?

  41. +α)育休・産休期間と地域

  42. 産休育休期間と地域へのかかわり 医者<<一町民

  43. 町民目線でのリアルな困りごと • 小児の予防接種実施が月に2回しかない!とか • 生活の上で不便なことは何か • 外(町民目線)から見た病院、中(医療従事者)から見た病院

  44. バスタオル巻いてやればいいんだ! ‒町のおばあちゃんたち

  45. まちとの距離感 • 産後は、こどもと一緒に散歩しているだけで交流できる • 「先生」ではなく「〇〇くんの奥さん」「広子さん」「▶ちゃんのお母さん」 になる • たくさん町や周りの人に助けてもらう時期 • 主体的に町に関わる第一歩を力まずに踏み出せる

  46. 町民として 家族と、どう楽しく地域で生きていくかを真剣に考える期間だと思っています

  47. 5)まとめ

  48. まとめ 当事者 ・複数のロールモデルを知っておく(突飛なのも知ってるといいかも) ・働き方が変わっても、モチベーションが維持できるようなピアサポートグループに所属する 地域側 ・引き算ではなく、現状への足し算として子育て世代を考える ・10年後を見越して、地域医療に関わってくれる世代と、現在支えている世代のマッチングをする ・スーパーウーマンじゃなくても、地域で0.5人前で働いても良さそう、楽しそうと思える環境を作る ⇨すでに地域に出ている人たちのサポート、対外的な発信 将来的には… ・環境によらず、0.2人前くらいからでも働くことができる 環境が都市部でも田舎でも整う ・半人前の働き方でも産休や育休を安心して取得でき、キャリアを継続できる ・職場とは独立して、生涯学習ができる環境、帰属意識が持てる場所がある

  49. ママ医と地域医療は両立できるか? ⇨やらなきゃない ママ医をサポートできる職場は、そのほかの弱い立場の 人たちにとっても継続して働ける場になる ママ医をサポートできる地域は、地域医療の継続に つなげられる可能性が高くなる

  50. ありがとうございました! 7月から岩泉で勤務予定です。遊びに来てくれる方、大歓迎! 地域活動しながら、しばらくフリーランスとして働く予定・・・ 「こんな風にやってるよ!」という子育てママ医、パパ医ともだち募集してます!

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