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ケトン体測定の基礎知識
#1. ●DM Compass シリーズケトン体測定の正しい使い方と判定基準血中ケトン体・尿ケトン体の違いから DKA診断での活用法まで対象:初期研修医・
病棟担当医血中vs 尿ケトン体 β-ヒドロキシ酪酸の判定 DKA重症度分類治療効果モニタリング岩 Dr. いわたつ糖尿病・内分泌専門医/ 医学博士 Vol.2
#2. 1 β-HB (血液ケトン体) 判定基準 β-HB (mmol/L) ケトメーターで測定したβ-ヒドロキシ酪酸の解釈判定正常 <0.6 0.6 - 1.5 軽度上昇 1.5 -3.0 中等度 >3.0 高度上昇対応経過観察補液 + 経過観察入院・インスリン投与 DKA疑い・ ICU 管理臨床のポイント β-HBはDKAの診断・治療効果判定の両方に有用。1.0mmol/L未満がDKA離>脱の目安。 DM Compass DM Compass シリーズ vol.2
#3. 2 euDKA (正常血糖DKA) の注意点血糖が低くてもDKAは起きる! SGLT2阻害薬使用中は血糖が低くてもβ-HBが高値になることがある β-HB > 3.0 mmol/L かつ pH <7.30DKAとして治療 ! 血糖が250mg/dL未満でもDKAが成立する A SGLT2阻害薬の代表例フォシーガ(ダパグリフロジン)、ジャディアンス(エンパグリフロジン)、カナグル(カナグリフロジン) DM Compass DM Compass シリーズ vol.2
血液ケトン体(β-HB)の測定方法
#4. 3 血液β-HB vs 尿ケトン体比較血液β-HB (推奨) 定量的で正確な数値 / 尿ケトン体リアルタイムで変動を追える半定量 (±~3+) で不正確遅延あ
り (数時間前の状態) 治療効果の判定に有用 euDKAでも正確に検出アセト酢酸を検出 (β-HBは検出不可) euDKAでは偽陰性あり病棟では血液β-HBを第一選択に! © Dr. いわたつ DM Compass DM Compass シリーズ vol.2
#5. 4 ケトアシドーシス (DKA) ケトーシスとケトアシドーシスの違いケトーシス (Ketosis) ケトン体が上昇している状態 pHは正常(≥ 7.35) ■ ケ>トン体上昇+ 代謝性アシドーシス > pH <7.30 DM Compass 飢餓・低糖質食でも起こる必ずしも治療を要さないインスリン絶対的不足が原因緊急治療が必要ケトーシス ≠ DKA → pH・HCO3>の確認が鑑別のカギ © Dr. いわたつ DM Compass シリーズ vol.2
#6. 5 β-HBが上昇する原因一覧 DKA以外にもケトン体が上昇する病態を知っておこう糖尿病性ケトアシドーシスインスリン不足最も重要飢餓性ケト>ーシス長時間絶食食事摂取不良アルコール性ケトアシドーシス大量飲酒後・栄養不良妊娠 SGLT2阻害薬 euDKAのリスク © Dr. いわたっつわり食事摂取低下激しい運動・低糖質食生理的ケ
トーシス (通常軽度) DM Compass DM Compass シリーズ vol.2
ケトン体の正常値と異常値の解釈
#7. 6 ケトン体測定のタイミングいつ測る? どんな患者で測る? 血糖 > 300mg/dL が持続する場合高血糖 + 嘔気・嘔吐・腹痛 (X ×) 原因不明の意>識障害・脱水 1型糖尿病の急性増悪・シックデイ SGLT2阻害薬内服中の体調不良 C DKA治療中のモニタリング (1-2時間毎) © Dr. いわたつ DM Compass DM Compass シリーズ vol.2
#8. 7 ケトメーター測定の実践フロー 1 測定対象の確認: 高血糖 1型DM・嘔気嘔吐・意識障害・SGLT2i 2 ケトメーターで血液β-HB測定(専用ケトン
チップ使用) 3 判定基準に従い対応: <0.6→観察/0.6-1.5→補液 / 1.5-3.0 入院 / >3.0→ICU 4 同時に血液ガス・電解質も確認: pH, HCO3', AG, K DM Compass 5 治療中は12時間毎に再>測定: β-HB < 1.0で離脱判断 © Dr. いわたつ DM Compass シリーズ vol.2
#9. 8 症例で学ぶケトン体判断症例1 50歳男性 2型DM 血糖 420 mg/dL、嘔気あり β-HB4.2 mmol/L pH7.18, HCO3'8 →DKA: ICU 管理+ インスリン持
続静注症例2 35歳女性 SGLT2i内服中血糖 180 mg/dL、倦怠感 β-HB 3.8mmol/L pH 7.22, HCO3' 10 → euDKA : 血糖正常でもDKA ! SGLT2i中止症例3 28歳女性 1型DM シックデイ血糖 310 mg/dL、嘔吐あり β-HB 1.2 mmol/L pH 7.36, HCO3 20 →ケトーシス: 補液+ インスリン追加で経過観察 © Dr. いわたつ症例4 65歳男性 2型DM 術前検査血糖 250 mg/dL、無症状 β-HB 0.3 mmol/L pH 7.40, HCO3' 24 →正常: ケトーシスなし、血糖管理のみ DM Compass DM Compass シリーズ vol.2
#10. 9 DKA離脱の判定基準とβ-HB 以下のすべてを満たした時点で離脱と判断 ▼ 血中ケトン (HB) < 1.0 mmol/L <PH≥ 7.30 ▼ HCO 3 ≥ 15 mEq/L DM Compass ▼ 経口摂取可能離脱後の注意皮下注インスリンへ切り替え持続静注停止の1-2時間前に皮下注を開始(インスリン空白を作らない) DM Compass シリーズ vol.2
SNSでのケトン体情報の共有
#11. 10 まとめ: ケトメーター判定 Key Points 1 β-HB > 3.0 mmol/LはDKA強く疑う血液ガス必須 2 尿ケトンより血液β-HBが正確・リアルタイム→第
一選択 3 SGLT2i 内服中は血糖正常でもDKA (euDKA)に注意 4 DKA離脱基準 : β-HB < 1.0 + pH ≥ 7.30 + HCO3 ≥ 15 5 ケトーシス≠DKA pHの確認が鑑別のカギ DM Compass 迷ったらDM Compass でいつでも判定基準を確認! © Dr. いわたつ DM Compass シリーズ vol.2
#12. Dr. いわたつ糖尿病専門医・指導医内分泌専門医医学博士 ABOUT THE AUTHOR 研修医が病棟で迷わない実践ツール「DM Compass」を開発・無料>公開中。 Xnoteでも糖尿病診療の知見を発信中。和歌山県立医科大学卒糖尿病専門医・指導医受賞歴内科認定医内分泌専門医 MedApp Market 看護師が選ぶベストレジデント賞研修医が選
ぶベストチューター賞オルガネラ・ゾーン若手の会優秀発表賞 Medical Tribune 掲載 X O. SNS no+e Antaa
#13. 2 人気アプリランキング 2 アクセス数順 INSULIN CALCULATOR InsuCalc 食事と血糖値を入力するだけ。インスリン量を自動計算。カーボカウ>ント食事村正ボーラス CRISP設定対応ガイド InsuCalc 1型糖尿病のボーラスインスリ ● 876 アクセス InsuCalc 8.5 込 185 V 医療の現場から生まれた Webアプリマーケット臨床現場で
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