Antaa Slide

医師・医学生のためのスライド共有

ログイン

アプリだとスライドの中のお気に入りの1ページを保存できます

インストール


1/16

#1 心不全患者の低ナトリウム血症【心不全診療ワンポイントレッスン】

  • 循環器内科

  • 心不全
  • 低Na血症
  • 循環器内科
  • 心不全診療ワンポイント
  • 知識をつなぐ2020
  • 低ナトリウム血症
  • サムスカ
  • サイアザイド
  • フロセミド

28,981

127

2020/12/22
2021/12/4 更新
上原 拓樹

勤医協中央病院

心不全に併発する疾患について、その基礎から実際の診療での流れまでを解説するシリーズ。

今回は「心不全患者の低ナトリウム血症」をテーマに解説します。

<本スライドの目次>

心不全患者でよくある一例

低ナトリウム血症の標準診療(心機能正常な人の基本)

そこそこの心不全患者に上記標準診療をやると…

心不全の低ナトリウム血症へのアプローチ

心不全の低ナトリウム血症の実際の流れ~まとめ

音声つきの解説動画は、以下のYouTubeで視聴できます

https://youtu.be/w7w0LNWAu40

「心不全診療ワンポイントシリーズ」のスライド一覧

https://slide.antaa.jp/tagsearch/710

「循環器疾患解説シリーズ」のスライドもぜひご覧ください

https://slide.antaa.jp/tagsearch/688


上原 拓樹さんの他の投稿スライド

#3 感染性心内膜炎【基礎から不明熱の原因まで】

#医学生 #研修医 #循環器内科 #循環器疾患解説シリーズ #感染性心内膜炎

43

29,107

#2 肺血栓塞栓症【病態から外来診療まで】

#医学生 #研修医 #循環器内科 #循環器疾患解説シリーズ #肺血栓塞栓症

65

41,425

#4 高血圧症【高血圧の基礎から2次性高血圧の実臨床まで】

#医学生 #研修医 #高血圧 #循環器内科 #循環器疾患解説シリーズ

68

34,496

もっと見る




診療科ごとのスライド

内科(246)

消化器内科(44)

循環器内科(57)

呼吸器内科(62)

血液内科(22)

糖尿病内分泌代謝内科(37)

腎臓内科(16)

アレ膠リウマチ内科(19)

脳神経内科(72)

総合診療科(88)

外科(27)

救急科(269)

整形外科(65)

脳外科(12)

泌尿器科(17)

形成外科(11)

皮膚科(20)

眼科(11)

耳鼻科(10)

歯科口腔外科(7)

リハ科(6)

心臓血管外科(3)

小児科(27)

産婦人科(38)

精神科(52)

放射線科(42)

麻酔科(8)

緩和ケア科(18)

感染症科(158)

産業医(1)

初期研修医(188)

その他(250)


#1 心不全患者の低ナトリウム血症【心不全診療ワンポイントレッスン】

  1. 「生理食塩水いれるんですか? 」循環器医が解説します! 心不全患者の 低ナトリウム血症 循環器内科医 “うし先生”の 心不全診療ワインポイントレッスン

  2. 注釈 【自己紹介】 某市中病院勤務の循環器内科医師のうしです。 だいたい中堅くらいです。 【動画のモットー】 細かいデータ<わかりやすさ 【ペット】 オカメインコ いいねやチャンネル登録お願いします!

  3. 今回は全職種向けに 心不全患者の低Na血症の考え方を 説明します! 足りないんだから 補充ね~ その聴診器 ちぎるよ?

  4. ・心不全で定期通院している80歳代男性 ・1週間前からの倦怠感で時間外に臨時受診 ・んんっ!「Na 136→124 mEq/L」 ・フロセミド!スピロノラクトン!サイアザイド! こんな症例よくありますよね 心不全患者でよくある一例 うっ血で薄まったか 脱水かのどっちかや! どっちよ(笑)

  5. 低ナトリウム血症の標準診療 血清Naとは、濃度! (mEq/Lであり水とNaの比率) うしが電解質語ってる。わろただな。

  6. ①血清浸透圧 (採血 or 2×Na+血糖/18+尿素窒素/2.8)  280~ →高血糖、高脂血症など、~280 →②へ ②体液量評価 + 尿中Na 低ナトリウム血症の標準診療

  7. ③体液減少  尿Na<10mEq/L→ 腎外喪失、嘔吐/下痢、サードスペース  尿Na>20mEq/L→ 腎性喪失、中枢性塩類喪失症候群                 ミネラルコルチコイド欠乏 ④体液正常  尿Na>40mEq/L→ SIADH、副腎不全、下垂体不全           甲状腺機能低下症、浸透圧設定異常 ⑤体液増加  尿Na<20mEq/L→ 肝硬変、心不全、ネフローゼ症候群           妊娠  尿Na>20mEq/L→ 高度腎不全 *林先生の笑劇的救急問答より 低ナトリウム血症の標準診療

  8. そこそこの心不全患者にやると… 利尿薬のせいで尿の電解質が当てはまらない! 生食(しかも0.9%でなく3%!)を負荷すると… 心不全発作を起こす! 苦しい…

  9. 心不全の低Na血症へのアプローチ ①体液量(+心機能)を評価 ②利尿薬を変更調整 ③低Na血症(+フレイル)は予後不良因子と割り切る ④その他合併した原因を検索 ⑤フォローをきちんとする ちゃんと計算して よかったことないな… メインは利尿薬の 調整になってしまう

  10. ①体液量(+心機能)を評価 尿量や立ちくらみや頻脈は 心不全には役立たんな 【脱水の所見】 口渇、乾燥(口腔粘膜、腋窩)、ツルゴール低下 体重減少、Hctやタンパク上昇、BUN/Cre比上昇 右心不全…エコーでIVC虚脱、下腿浮腫なし、頚静脈虚脱 左心不全…レントゲンでうっ血なし これらを総合的に評価 肺うっ血でも血管内脱水ということもあり完璧を求めない

  11. ②利尿薬を変更調整 ・低Na血症になりやすいのはサイアザイド>フロセミド ・サムスカ(トルバプタン)はNa保持性の利尿薬 ・脱水傾向であれば脱水になった原因+利尿剤減量 脱水評価±サイアザイド→サムスカが多い みんなが大好きな サムスカだな!

  12. ③低Na血症(+フレイル)は 予後不良因子と割り切る ・低Na血症は独立した予後不良因子 ・フレイルと合わせるとサムスカも使用しにくい ・低Na症状なければ無理な補正は避ける フレイルなら125-135mEq/Lは様子見も検討 やればやるほど 悪くなるやつだな!

  13. ④その他合併した原因を検索 ・高血糖、高脂血症での偽性低Na血症 ・副腎不全、甲状腺機能低下症 ・悪性腫瘍や感染に伴うSIADH CTで体液量 結構わかるよな! 体液評価と合わせて一度CTとっても良い

  14. ⑤フォローをきちんとする ・毎日フォローすればそんなに悪くはならない 1時間ごととかとったら 看護師さんに嫌われるぞ! 進行ペースからフォロー間隔を調整

  15. 心不全の低Na血症の実際の流れ ①意識障害などの症状やNa 120mEq/L未満の重症 ②内服薬確認(利尿剤やSSRIなど) ③身体診察±心エコーで体液量評価(+心機能評価) ④採血+尿検査(利尿剤あれば参考値で)  (血中浸透圧、Na、K、尿素窒素、Cre、血糖、脂質、Alb、肝機能、ACTH、コルチゾール、   尿中電解質、尿中Cre、尿中尿素窒素、尿比重、尿浸透圧) 初期は生食補正致し方なし! 利尿薬中止+緩徐に点滴(維持液くらいでも) →脱水治ったら少し減量して利尿薬再開   NO YES 溢水・脱水目立たなかったら 脱水 溢水 サムスカ併用を検討 サイアザイドなど利尿剤減量 ±心不全重症ならサムスカ追加検討

  16. まとめ ・心不全患者の低Na血症は難しい ・心機能や心不全の種類でも変わってくる ・質問あればコメント欄にお願いします! うし電解質頑張ったしチャンネル登録して やろう…

Antaa Slide

医師・医学生のためのスライド共有

App StoreからダウンロードGoogle Play Storeからダウンロード

会社概要

Antaa, Inc. All rights reserved.