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周術期や担癌患者などにおいて肺血栓塞栓症(PTE)を予防する取り組みが広がっていますが、関心の高まりとともに、スクリーニングなどをきっかけに無症候性の深部静脈血栓症(DVT)が見つかることも増えてきています。
「無症候性で末梢型」という、臨床で多く遭遇する一方でエビデンスが確立されておらず現場で対応の判断に悩むことが多い病態について焦点をあて、現状の知見をもとに整理しました。
【目次】
1. 末梢型DVTが見つかる経緯
2. 末梢型DVTが見つかったら
3. 抗凝固療法
4. 安静度・運動、圧迫療法
5. [参考]超音波検査法の実際
【まとめ】
肺血栓塞栓がなく、無症候性の下腿の深部静脈血栓症は、肺血栓塞栓リスクと出血リスクとを評価した上で、抗凝固療法の適否を判断し、適切な時期までフォローしましょう。
【注意】
本スライドは主に末梢型の場合を扱っています。膝窩静脈より中枢側にも血栓がある「中枢型」の場合や、肺血栓塞栓症を合併する場合は、特に治療方針が異なってきますのでご注意ください。
肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドライン(2017年改訂版)https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2017/09/JCS2017_ito_h.pdf
超音波による深部静脈血栓症・下肢静脈瘤の標準的評価法
下腿潰瘍・下肢静脈瘤診療ガイドライン
米国胸部疾患学会(ACCP)ガイドライン第9版 VTE 2016, 2nd update 2021
欧州血管外科学会(ESVS)ガイドライン2021
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