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医療法人社団ゆみのの概要と理念
#1. ANNUAL REPORT 2024 【医療】 【看護】 ゆみのハートクリニック のぞみハートクリニック ゆみの訪問看護ステーション 〒171-0033 東京都豊島区高田3-14-29 KDX高田馬場ビル1F 〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原3-5-36新大阪トラストタワー1F 〒161-0034 東京都新宿区上落合2-9-16インテック落合207 ゆみのハートクリニック渋谷 のぞみハートクリニック天王寺 〒543-0051 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-14-16伊藤ビル ゆみの訪問看護ステーション渋谷サテライト 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町15-3堀ビル301 ゆみのハートクリニック三鷹 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-26-9サンシロービル4F ゆみのクリニック渋谷桜丘 [メディカルフィットネスジム「LEX渋谷」併設] 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町1-4 渋谷サクラステージSHIBUYAサイド5F わかばハートクリニック 〒810-0073 福岡県福岡市中央区舞鶴3-9-39福岡舞鶴スクエア1F 〒151-0066 東京都渋谷区西原3-48-6クレール代々木上原105 【本部】 〒171-0033 東京都豊島区高田3-14-29 KDX高田馬場ビル2F TEL03-5956-8010 FAX 03-5950-0108
#2. 医を通して、その人らしいL IFEを。 高齢化が進む日本では、心不全などの疾患を抱える方が増加し、地域で安心して生活でき る環境の整備が急務となっています。そのような中、当法人は「手術以外の入院がゼロになる社会」を目指し、具体的な取り組みを進めてまいりました。 その歩みの中で、2024年は私たちの想いがひとつの形となった年でした。 2024年診療報酬改定において、私たちが長年目指してきた「在宅静注強心薬持続投与」の保険承認が新設されたことで、これまで入院を余儀なくされていた 重症心不全患者さんが、家に帰ることができ、在宅での治療を受けられるようになりました。また、「ゆみのハート クリニック」では「心不全専門外来」を 新設し、多職種チームによる専門的な医療を提供しています。さらに、「循環器予防医療部」を新設し、企業でのオンライン健康相談サービスなどを支援する ことで、より多くの方が早期の予防と健康維持の機会を得られるようになりました。加えて、地域医療のさらなる拡充として、三鷹駅前に「ゆみのハートクリ ニック三鷹 外来部門」を開設し、西東京エリアにおける循環器診療のアクセス向上を実現しました。より多くの患者さんに最適な医療を提供するため、今後 も拠点の拡充を視野に入れて取り組んでまいります。 このように2024年、私たちは地域に根ざした心不全医療において、より広く予防・治療・管理を行うという新たなステージへと踏み出しました。これからも、 医を通して「その人らしい LIFE」をサポートするために、未来への歩みを止めることなく、地域の皆さまとともに新たな医療の形を創造していきます。 理事長プロフィール 弓野 大 東京都出身、順天堂大学医学部卒業。東京女子医科大学病院循環器内科入局、カナダ・トロント 大学に留学、心不全患者を主とした治療・ケアを行う。心臓病を含めた障害をもつ人々が安心して住 み慣れたところで過ごせる社会づくりに貢献するため、2012年「ゆみのハートクリニック」を開院 。2025年現在、東京・大阪・福岡に外来と在宅診療を行う診療所を7拠点運営する。社会活動 として、日本循環器協会理事、Japan Cardiology Clinic Network事務局を務めるなど、地域で の循環器医療発展のために活動を行っている。
心不全患者への在宅医療の取り組み
#3. 予防事業に取り組む ■アナログ×デジタルによる予防医療 ■地域住民・ワーカー・海外在住者への健康支援 ■オーダーメイドなセルフケアの提供 外来受診頻度を抑える ■オンライン診療の拡充 ■病状が安定している方の外来受診頻度を抑え、より多く の患者さんを診療 ■PHRや遠隔モニタリングの有効活用 在宅医療の充実 ■管制塔センターでの広範囲に及ぶ在宅管理 ■訪問看護事業の拡大 ■テレナーシングを併用し、訪問診療の頻度を抑える
予防医療と健康支援サービスの拡充
ゆみのハートクリニックの歴史と成長
スタッフ体制と医療サービスの提供