XOR阻害薬(e.g.アロプリノール)の投与は、おそらくは活性酸素産生の抑制ーすなわちXOの阻害ーを介して、臓器障害のリスクを低減することが期待されます。
ただしこのような予後改善効果は、数値変化を伴わない「目に見えない」ものであるので、今後RCTなどを通じて検証される必要があります。
①Framingham研究
②腎機能低下と総死亡・CVD
③CKD患者へのXOR阻害薬投与とCVD発症:RCT
④キサンチン酸化還元酵素(XOR:xanthine oxidoreductase)
⑤Gonryo study(イベント発症)
⑥Gonryo study(イベント抑制)
⑦透析患者におけるXOR阻害薬の影響
⑧XORの活性変換:XDHとXO
⑨腎機能低下(CKD)と酸化ストレス
⑩血漿XO/XOR比と酸化ストレス
⑪「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」より
⑫まとめ
本スライドは、2020年10月14日配信のAntaa News「Short Lecture」で使用したスライドです。
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