下痢は非常にコモンな症状ですが、その中には重篤な疾患が隠れていることもあります。本スライドでは、「重症感を伴う下痢」と「慢性下痢」をテーマに、下痢症の鑑別のポイントについて解説します。
<重症感を伴う下痢>
・TSS(toxic shock syndrome)、敗血症性ショック
・CD腸炎
・甲状腺クリーゼ
・消化管出血
・SFTS
・アナフィラキシー
<慢性下痢の鑑別のポイント>
“Watery”
・アルコール
・甲状腺機能亢進
・IBS
“Fatty”
・アミロイドーシス
・SIBO
・膵外分泌機能不全
“Inflammatory”
・IBD
・CD腸炎
・アメーバ腸炎
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そして忘れてはいけない“薬剤性”(下剤、PPI、NSAIDs)
※本スライドは、2020年11月24日配信のAntaaNEWS「Short Lecture」で使用したスライドです。配信アーカイブは以下よりご覧いただけます。
https://www.facebook.com/antaa/videos/3796899703688163