#4.
前立腺癌 治療アルゴリズム 副作用等の問題からエストロゲン薬の使用 は、控えられるようになっています。 本スライドでは、ホルモン療法・化学療法・去 勢抵抗性前立腺癌への治療薬・骨転移治療 について触れています。 日本癌治療学会 がん診療ガイドライン 2016年
#5.
前立腺癌 ホルモン療法 前立腺癌におけるホルモン療法は、アンドロ ゲンの作用を抑制することの総称で、アンドロ ゲン遮断療法(ADT)とも呼ばれる。 LH-RHアゴニスト/LH-RHアンタゴニスト 下垂体からのLH(性腺刺激ホルモン)分泌を 抑制し、精巣からのテストステロン分泌を抑制 することで、前立腺癌を縮小せる。 抗アンドロゲン薬 前立腺細胞においてアンドロゲンのアンドロ ゲン受容体への結合を阻害することで前立腺 癌の進行を抑える。
#6.
前立腺癌 ホルモン療法 CAB療法(MAB療法) アンドロゲンの作用を最大限に遮断する目的 で、外科的去勢(精巣摘出術)や内科的去勢 (LH-RHアゴニスト/アンタゴニスト)と、抗アン ドロゲン薬を併用することがある。 CAB(Combined androgen blockade)療法 という。 CAB療法は去勢単独両方と比較して有効性 が高く、有害事象・QOL・経済性も同等ないし 許容範囲内であるため、本法では標準治療 の1つとして推奨されている。ただし、転移性 前立腺癌におけるCAB療法の優位性は明確 には立証されていない。
#7.
LH-RHアゴニスト ゴナドトロピン分泌を抑制し、卵巣から女性ホルモン分泌や精巣からの男 性ホルモン分泌を抑制する。 作用機序 フレアアップ現象:初回投与後数日後に症状悪化(排尿困難や骨痛な ど)を起こすことがある。 リュープリン:効果が1ヶ月持続するLH-RH誘導体。 リュープリ リュープリンSR:効果が3ヶ月持続するLH-RH誘導体。 ン リュープリンPRO :効果が半年持続するLH-RH誘導体。
#8.
LH-RHアゴニスト:リュープロレリン・ゴセレリン
#9.
LH-RHアンタゴニスト:デガレリクス GnRH受容体に結合し、ゴナドトロピン分 泌を抑制し、男性ホルモン分泌を速やか に低下させる。 作用機序 LH-RHアゴニストと異なり、 フレアアップを引き起こさないのが特徴 ゴナックス ゴナックスは、前立腺癌治療薬では初とな る、GnRHアンタゴニスト。これまでの製剤 と違い、あらかじめ抗アンドロゲン薬を飲 む必要がないので、すばやい効果を期待 できる。
#10.
抗アンドロゲン薬 作用機序 去勢抵抗 性前立腺 癌 前立腺細胞においてアンドロゲンのアンドロゲン受容体への結合を阻害 し、抗腫瘍作用をあらわす。 内分泌療法に奏功しなくなった転移のない、去勢抵抗性前立腺癌:ニュベ クオ、アーリーダが無転移期間を延長する。 転移性去勢抵抗性前立腺癌:イクスタンジが生存期間を延長する。
#11.
抗アンドロゲン薬:フルタミド・ビカルタミド
#12.
前立腺癌 去勢抵抗性前立腺癌 去勢抵抗性前立腺癌( CRPC) ・ホルモン療法が効かなくなった前立腺癌 ・初回ホルモン療法を続けていくうちに、前立 腺癌細胞は性質を次第に変化させ、去勢状 態でも生き延びる力を獲得していくようにな り、結果として初回ホルモン療法が効きにくい 癌細胞が癌化して CRPCになると考えられて いる。 治療薬 従来の標準治療薬:ドセタキセル(タキサン系 抗がん剤) 新薬 ・抗アンドロゲン薬(アビラテロン・エンザルミド ・アパルタミド・ダロルタミド) ・カバジタキセル(タキサン系抗がん剤)
#13.
タキサン系:ドセタキセル 転移性去勢抵抗性前立腺癌 に対する治療としてドセタキ セルは70〜75mg/m2の3週 毎+プレドニゾロン10mg の 連日併用投与が推奨され る。
#14.
タキサン系:カバジタキセル
#15.
抗アンドロゲン薬 作用機序 前立腺細胞においてアンドロゲンのアンドロゲン受容体への結合を阻害 し、抗腫瘍作用をあらわす。 内分泌療法に奏功しなくなった転移のない去勢抵抗性前立腺癌 (CRPC) 去勢抵抗性 →ダロルタミド、アパルタミドが無転移期間を延長する。 前立腺癌 転移性去勢抵抗性前立腺癌 →エンザルタミドが生存期間を延長する。
#16.
抗アンドロゲン薬:アビラテロン・エンザルタミド
#17.
抗アンドロゲン薬:アパルタミド・ダロルタミド
#18.
前立腺癌 骨転移治療
#19.
放射線医薬品:ゾーフィゴ