#4.
それ、スライドのミスマッチです。 Direction 「従」 です 「主」だよ 口頭プレゼンのときは、 口頭での発表が「主」で スライドは「従」です EBMの先へ・・・ ① 選択 ② 集中 ③ 活用 口頭プレゼン用のスライドを そのまま貰っても使いづらいよ…
#5.
目的に合わせたスライドをえらぼう! そこに 3びき スライドが いる じゃろ! プレゼン 自習資料 配布資料
#6.
それぞれのスライドの使い方の組み合わせ プレゼンスライド ・口頭プレゼンの補助に用いるスライド ・プロジェクターで表示しながら口で説明する ・口頭プレゼンを邪魔しないよう、スライドの 記載は必要最低限にする必要がある 配布資料スライド ・口頭プレゼンの前後で配布するスライド資料 ・プレゼンスライドに、後からみても理解が できるような補足を加えたりする 自習用スライド ・口頭プレゼンを伴わないスライド形式の資料 ・スライドを手に取った学習者が、自分で学習 するときに用いる ・プレゼンが無い分、十分な説明や記載が必要
#7.
自習用スライド例 ① 26歳の女性。 血便と腹痛を主訴に来院した。 1週間前に家族で焼き肉を食べた。 3日前から血便と腹痛が出現し、自宅で様子を見ていたが改善せず、 反応が乏しくなったことを心配した家族に連れられて来院した。 健康診断で異常を指摘されたことはない。 意識レベルはJCSⅠ-2。身長163cm、体重52kg。体温38.2℃。脈拍96/分、整。 血圧96/60mmHg。SpO2 96%(room air)。 皮膚は乾燥している。腹部は平坦で、腸雑音は減弱している。 下腹部正中に軽度の圧痛を認めるが、筋性防御は認めない。 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、ケトン体2+、潜血1+。 血液所見:赤血球325万、Hb9.4g/dL、白血球8,700、血小板5.2万。 血液生化学所見:総蛋白7.2g/dL、アルブミン3.8g/dL、総ビリルビン1.0mg/dL、AST19U/L、 ALT19U/L、LD326U/L(基準124~222)、尿素窒素50mg/dL、クレアチニン4.2mg/dL、 Na138mEq/L、K3.1mEq/L、Cl102mEq/L。CRP5.0mg/dL。 末梢血塗抹標本で破砕赤血球を認める。 自分のペースで ゆっくり読むので、 整理されていれば ビジーでも問題なし 出典:医師国家試験 119D51
#8.
プレゼンスライド例 ① 症例:26歳 女性 主訴:血便、腹痛 現病歴:受診1週間前、焼き肉 受診3日前、血便と腹痛 受診当日、意識レベル低下あり受診 既往歴:特記事項なし 身体所見:JCSⅠ-2、体温 38.2 ℃、脈拍 96 /分、整 血圧 96/60 mmHg、SpO2 96 %(room air) 皮膚乾燥 腹部:平坦、腸雑音減弱 下腹部正中に軽度の圧痛があり、筋性防御 限界までシンプルに 体言止めも辞さない 症例は、26歳女性です。 主訴は血便、腹痛です。 現病歴ですが、受診の1週間前に 家族と焼き肉を食べたそうです。 それから4日後、受診の3日前に 腹痛と血便が出現したそうです。 自宅で様子を見ていたようですが 症状が改善せず、受診当日に反応 が乏しくなったことを心配した 家族に連れられて受診しました。 スライドがシンプルなぶん、 要素間の説明などを口頭で。
#9.
次に、検査所見です。 ごらんのとおり・・・ スライドに書かれた文字を 全て読み上げていくような プレゼンは避ける(絶許) ビジーになるなら、 スライドを分割する
#10.
さてみなさん、 症例報告で最も重要なキーワードを 紹介します。 それは、「シンキセイ」です。 『おや、漢字、間違ってない?』と 気づいてソワソワしている方がチラ ホラいらっしゃいますね。 プレゼンスライド例 ② 新奇性 この「新奇性」という言葉を、 今日は覚えて帰ってほしい・・・ このスライド1枚で 数分喋り倒すことも 口頭プレゼンに振り切った 手法(TED型) スライドは、思考の整理や 概念の伝達のためと割り切る
#11.
配布資料スライド例 ② 「新規性」 との違い 症例報告作成キーワード① ■コトバの意味 ・物珍しい、目新しい様 ・単純に「新しい」だけでなく、 や などの ニュアンスを含む ■なぜ重要なのか ・報告する意味、意義を考える上で欠かせない、「軸」となる ・読者(聴者)に伝えたいメッセージの「核」となる ・新たな臨床疑問、研究の「種」となる ひとつ前のプレゼンの際に事前配布し、 受講者には聴きながら穴埋めしてもらうなど
#12.
自習用スライド例 ② 症例報告作成キーワード① 【新奇性】しんきせい ■コトバの意味 ・物珍しい、目新しい様 「新規性」 との違い ・単純に「新しい」だけでなく、驚きや独創的などのニュアンスを含む ■なぜ重要なのか ・報告する意味、意義を考える上で欠かせない、「軸」となる ・読者(聴者)に伝えたいメッセージの「核」となる ・新たな臨床疑問、研究の「種」となる 新奇性の具体例は・・・? プレゼンが無くても 使えるような形の スライドにする
#13.
さいごに ・プレゼン中に、聴者がスライドを読むのに夢中になって しまわないようなスライドを作ろう ・「スライドを貰った人の視点」から、スライドを見なおそう ・「配布資料」や「自習用」は、本来スライドである 必然性はないが、敢えてスライドにするのなら、 その特性を活かせるように。 (例えば、スマホフレンドリーなこと)