#4.
内容に関する注意点 演者はChatGPTやAIの専門家ではありません
ツールを利用する1人の個人としての情報提供です
情報が正確ではない可能性があります
情報が古い可能性があります (2023年4月時点の情報です)
#5.
医療者のためのChatGPT活用術 1、ChatGPTとは
2、ChatGPTの活用法5選
3、ChatGPTと医療の今後
#6.
ChatGPTとは? OpenAIが開発したGPT-3.5という大規模な言語モデルを組み込んだチャットサービス
GPT: Generative Pre-trained Transformer
大量のテキストデータから言語学習を行っており、人間にとても近い自然な文章を生成可能
質の高さと便利さが話題になり、開始から2ヵ月でユーザーが1億人に
#7.
2023年に入ってから話題に ChatGPTのGoogle検索トレンド 2022年
9月 2023年
3月 2022年
12月 ChatGPTリリース GPT 4
リリース
#8.
ChatGPT
#9.
ChatGPTは何が凄い? 自然言語処理の能力が2018年から急激に精度が向上し、人間の精度を超えた 松尾研究所 AIの進化と日本の戦略 を元に作成
#10.
医師国家試験に合格 ChatGPTは米国医師国家試験(USMLE)の合格基準値に近い結果を出した Kung TH, et al. PLOS Digit Health. 2023;2:e0000198.
#11.
ChatGPTで早さと質が向上 Noy, Shakked and Zhang, Whitney. Experimental Evidence on the Productivity Effects of Generative Artificial Intelligence (March 1, 2023). http://dx.doi.org/10.2139/ssrn.4375283 MITの研究者が約400人を対象に、ChatGPTを使った仕事(文書作成)の生産性向上のテストをした
ChatGPTを使ったグループは40%早く仕事を終え、また質も20%ほど向上した
#12.
ChatGPTの学習方法 STEP1:教師あり学習
問題とそれに対する適切な回答を人間が考案しデータセットを作成する例)問題:日本の首都は ? 回答:東京です
STEP2:報酬モデルの学習
回答を複数パターン用意し、その中で良いものを順位づけする例)回答:A、B、C、D ➔ D>C>A>B
STEP3:強化学習
STEP1/2のデータセットと報酬モデルを用いて、報酬が最大になるような方法を模索し、最適な回答を生成する 20230217_AIの進化と日本の戦略_松尾研.pdfを元に作成
#13.
ChatGPTができること 文章の
添削、校正 文章の概念の要約 ブレイン
ストーミング リサーチ、
論点の洗い出し アイデアの提案 文法ミスだけでなく内容の改善点まで指摘 文字数を指定して
要約 AIと人間で会話しながらアイデアを練る 表形式で長所・短所の比較表を作成 広告文の自動作成 自然言語 使用用途 元が人間のアウトプット 元がAIのアウトプット 20230217_AIの進化と日本の戦略_松尾研.pdfを元に作成
#14.
ChatGPTの使い方 1、ウェブサイトにアクセス
https://openai.com/blog/chatgpt/
2、無料で会員登録を行う
月20ドルで有料会員になることもできる
有料会員はスピードが早く、GPT4が使える
3、チャットに入力する
英語でも日本語でも良い
#15.
ChatGPTを使う時の注意点 1、日本語より英語の方が質が高い
2、条件を細かく指定できる
3、個人情報漏洩の恐れがある
4、情報源がわからない
5、2021年までの情報しかない
#16.
2021年までの情報しかない
#17.
医療者のためのChatGPT活用術 1、ChatGPTとは
2、ChatGPTの活用法5選
3、ChatGPTと医療の今後
#18.
ChatGPTの活用法 5選 1、アイデア出し
2、患者への説明
3、論文の英文校正
4、文章の要約
5、医療情報の検索
#19.
ChatGPTの活用法 5選 1、アイデア出し
2、患者への説明
3、論文の英文校正
4、文章の要約
5、医療情報の検索
#20.
ChatGPTができること 文章の
添削、校正 文章の概念の要約 ブレイン
ストーミング リサーチ、
論点の洗い出し アイデアの提案 文法ミスだけでなく内容の改善点まで指摘 文字数を指定して
要約 AIと人間で会話しながらアイデアを練る 表形式で長所・短所の比較表を作成 広告文の自動作成 自然言語 使用用途 元が人間のアウトプット 元がAIのアウトプット 20230217_AIの進化と日本の戦略_松尾研.pdfを元に作成
#21.
アイデア出し 何かを新しく考える時に、サンプルやアイデアの例を提示してくれる
臨床現場で使う場面は少ないが、それ以外の雑務などで役立つ
細かく状況を設定したり、追加の要求をすることで内容をチューニングするとよりふさわしい回答が得られる
#22.
プロンプト(命令文)作成のコツ 1、役割
2、命令
3、制約条件
(4、入力文)
を与える
#23.
例)研修医採用面接の質問を考える
#24.
例)研修医採用面接の質問を考える
#25.
例)入局者を増やす方法を考える
#26.
例)入局者を増やす方法を考える
#27.
ChatGPTの活用法 5選 1、アイデア出し
2、患者への説明
3、論文の英文校正
4、文章の要約
5、医療情報の検索
#28.
患者への説明 患者さんに病気について説明する時に、わかりやすく説明する方法のヒントを得る
「子供でもわかるように説明して」「会話形式でわかりやすく説明して」などと指示をする
内容は必ずしも正確ではないことに注意
#29.
病気をわかりやすく説明する
#30.
会話形式で説明
#31.
ChatGPTの活用法 5選 1、アイデア出し
2、患者への説明
3、論文の英文校正
4、文章の要約
5、医療情報の検索
#32.
ChatGPTができること 文章の
添削、校正 文章の概念の要約 ブレイン
ストーミング リサーチ、
論点の洗い出し アイデアの提案 文法ミスだけでなく内容の改善点まで指摘 文字数を指定して
要約 AIと人間で会話しながらアイデアを練る 表形式で長所・短所の比較表を作成 広告文の自動作成 自然言語 使用用途 元が人間のアウトプット 元がAIのアウトプット 20230217_AIの進化と日本の戦略_松尾研.pdfを元に作成
#33.
ChatGPTで論文を書いても良い? Science誌
ChatGPTで作成した文章は盗作で、科学的不正行為に該当する
https://www.science.org/doi/10.1126/science.adg7879
Nature誌
論文中に使用した場合は、使用方法をMethodかAcknowledgementに記載するべきである
https://www.nature.com/articles/d41586-023-00107-z
#34.
科学論文においての扱い 機械学習に関する国際会議、ChatGPTなどのAIで科学論文を書くことが禁止に
ただし、自分の文章の編集や推敲はOK https://icml.cc/Conferences/2023/llm-policy
#35.
ChatGPTで英文校正
#36.
ChatGPTで英文校正 Before After
#37.
ChatGPTで英文校正
#38.
英文の書き換え
#39.
英文の書き換え Before After
#40.
ChatGPTの活用法 5選 1、アイデア出し
2、患者への説明
3、論文の英文校正
4、文章の要約
5、医療情報の検索
#41.
文章の要約 ChatGPTは高い精度で要約をしてくれる
文字数の指定が可能、日本語でも英語でもOK
具体的な使い方
1、自分の書いた文章の文字数調整
2、長いネット記事の要約
3、長いYoutube動画の要約
(Google Chromeのアドオンが必要)
#42.
英文要約
#43.
英文要約 Before
#44.
英文要約 After
#45.
プロンプトを保存する https://chrome.google.com/webstore/detail/chatgpt-prompt-genius/jjdnakkfjnnbbckhifcfchagnpofjffo?hl=ja
#46.
プロンプトを保存する
#47.
プロンプトを保存する
#48.
ChatGPTの活用法 5選 1、アイデア出し
2、患者への説明
3、論文の英文校正
4、文章の要約
5、医療情報の検索
#49.
医療情報の検索 ChatGPTは誤った情報をあたかも正しいかのように返してくることが多い
引用元がないため情報の確認ができない
そのためChatGPTは情報の検索に向いていない
Perplexity AIというツールが向いている
#50.
Perplexity AI 大規模言語モデルを用いた会話形検索エンジン
検索エンジンで検索した結果を要約してくれる
無料で利用可能、英語でも日本語でもOK
情報元が明示されるのがChatGPTとの大きな違いで、確認作業がしやすい
タブを利用することで引用元を指定できる
https://www.perplexity.ai/
#51.
情報を検索する
#52.
情報を検索する
#53.
回答の長さを選べる
#54.
Perplexity AIの注意点 日本語より英語が得意(情報源が多い)
情報元があっても間違っている場合があるため、事実確認が必要
ChatGPTのように細かい指定はできない
個人情報を載せないようにする
#55.
ChatGPT vs Perplexity AI
#56.
医療者のためのChatGPT活用術 1、ChatGPTとは
2、ChatGPTの活用法5選
3、ChatGPTと医療の今後
#57.
AI×医療のこれまで 医療分野でのAIは放射線画像や病理画像など、画像診断の分野で発達が進んできた(例:CT画像、病理画像、内視鏡画像診断支援)
一方、問診や鑑別診断のAIは精度が不十分であった
理由:重要度の高い順に重み付けできない、併存疾患に対応できない、病気の時系列を考慮できない、社会的な患者背景を考慮できない
会話型AIの発達により、今後の発展が期待される
#58.
ChatGPTと医療の今後 臨床現場での意思決定のサポート
- 鑑別診断や治療の提案など
文書作成の効率化
- 退院サマリー、紹介状作成、症状詳記など
患者への医療情報提供
- 救急受診すべきかの判断のサポート https://medicalfuturist.com/6-potential-medical-use-cases-for-chatgpt/
#59.
日本のAI第一人者の言葉 AIの新しい時代に入った
医療に特化した学習をさせれば、医療専用のChatGPTが作れる
ほとんどすべてのホワイトカラーに2~3年以内に何かしらの影響が出る 20230217_AIの進化と日本の戦略_松尾研.pdfを元に作成
#60.
OpenAI創業者の言葉 数年のうちに、質の高い医療アドバイスができるAI医療アドバイザーが登場する
10年後には、ほぼ全ての領域において専門家に代わるようなチャットボットができていると思う
つまり、医者にいつでも相談出来て、助けてもらえるようになる https://newspicks.com/news/8110180/
#61.
医療専用AIの登場: DAX 診察室での医師と患者の会話をスマホアプリで録音
内容をAIが要約し、数秒でカルテの下書きを作成
診察が終わった時点でカルテの下書きが完成
#62.
医療専用AIの登場: Glass AI
#63.
医療専用AIの登場: Glass AI
#64.
今後の医療の展望(私見) 将来の内科診療は・・・
1、問診内容をAIが聞き取り、カルテを自動作成
2、問診と身体診察、カルテの過去のデータから おすすめの検査プランをAIが提案
3、検査結果からおすすめの治療法をAIが提案し Assessment & Planを自動作成 4、医師は患者の好みや、社会的背景、全体像を 考慮して治療プランを修正
#65.
まとめ 現状では、ChatGPTやPerplexity AIはアイデア出し、患者への説明、論文の校正や要約、医療情報の検索などに役立つ
将来的には文書作成や臨床現場での意思決定のサポートなど、より幅広く活用される可能性がある
ChatGPTやAIを上手く活用するスキルが医師にも必要かもしれない
Twitter: @Ko__Harada