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退院後も安心して続けられる!心疾患がある方への在宅での運動療法

投稿者プロフィール
健康ハートの日広報 木田圭亮・福田芽森

健康ハートの日

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概要

心疾患のある方でも、自分に合った運動を安全に長く続けることが入院の予防や自分らしい生活につながります。

健康ハートの日「8月10日」をきっかけに、今日から1つでも、運動習慣を始められる手助けになれば幸いです。

本スライドは、心疾患がある方が退院後も自宅で安全に運動療法を続けるための情報をお伝えします。

心臓リハビリテーションは、入院中だけでなく、生活期においても実施が不可欠。運動療法の効果や運動処方についてわかりやすく解説し、自宅で取り組めるレジスタンス運動や有酸素運動を紹介します。

本スライドの対象者

医学生/研修医/専攻医/専門医

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テキスト全文

心疾患患者への運動療法の効果と重要性

#1.

退院後も安心して続けられる! 心疾患がある方への在宅での運動療法について 国家公務員共済組合連合会 リハビリテーション科 大木 敦司 PT, MSc 枚方公済病院 副主任

#2.

目次 01 心疾患がある方に対する運動療法の効果 02 運動処方 03 自宅でできるレジスタンス運動・有酸素運動

#3.

心リハ=生涯に渡って続く疾病管理 Izawa H, et al. 2019. PMID: 31708554 発症〜離床 運動処方 身体機能や自己管理能力の維持 ADLの自立 自己管理 個人的背景に応じた運動プログラムの継続 二次予防の学習 カウンセリング 緊密な地域医療連携 入院中だけでなく,生活期においても運動療法の継続が必要

心臓リハビリテーションの効果と運動処方

#4.

生活期の心臓リハビリテーションの効果1 1 予後の改善 2 長期継続でより高い効果 23%のリスク低減効果 6ヶ月以上の継続 でさらなるリスク低減効果 K. Kamiya, et al. Circ Heart Fail, 2020. S. Yamamoto, et al. Circ J, 2024.

#5.

生活期の心臓リハビリテーションの効果2

#6.

目次 01 心疾患がある方に対する運動療法の効果 02 運動処方と注意点 03 自宅でできるレジスタンス運動・有酸素運動

運動処方の具体的な方法と注意点

#7.

運動処方 有酸素運動 レジスタンス運動 週3〜5回 週2〜3回 強度:Intensity 楽である〜ややきつい 10〜15回反復できる程度 時間:Time 5分から開始し, 20〜30分/回を目指す 10〜15回を1〜3セット 種類:Type 歩行・エルゴメータ・トレッドミル 自重・重錘・ゴムバンド・マシン 頻度:Frequency 心臓リハビリができる施設があるなら,運動耐容能の再評価や運動処方見直しの相談ができます 日本循環器学会/日本心臓リハビリテーション学会, 心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン, 2021.

#8.

運動の注意点 過負荷を示す所見がないか 体重・浮腫みの増加 強い息切れ めまい 胸部症状・動悸 + 2~3kg/week !! 特に開始から3ヶ月程度は心不全増悪徴候がないかよく監視しながら、少しずつ実施 日本循環器学会/日本心臓リハビリテーション学会, 心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン, 2021.

#9.

目次 01 心疾患がある方に対する運動療法の効果 02 運動処方 03 自宅でできるレジスタンス運動・有酸素運動

運動能力評価とレジスタンス運動の実施方法

#10.

Clinical Frailty Scale 1 非常に健常である(very fit) 頑健、活動的、精力的、意欲的な人々である。これらの人々は通常、 定期的に運動を行っている。同年代の中で、最も健常である。 2 健常(well) 活動性の疾患はないものの、カテゴリー1ほど健常ではない。 季節等によっては運動をしたり非常に活発だったりする。 3 健康管理されている(managing well) 時に症状を訴えることがあっても、医学的な問題はよく管理されている。 日常生活での歩行以上の運動を普段は行わない。 4 ごく軽度の虚弱(vulnerable) 自立から移行の初期段階である。日常生活で介護は必要ないが、 症状により活動性が制限される。よく「動作が鈍くなった」とか、 日中から疲れていると訴える。 5 軽度の虚弱(mildly frail) これらの人々は、動作が明らかに鈍くなり、高度なIADL(手段的 日常生活活動:金銭管理、交通機関の利用、重い家事)では介助が 必要となる。軽度の虚弱のために、買い物や1人で外出すること、 食事の準備、服薬管理が徐々に障害され、軽い家事もできなくなり 始めるのが特徴である。 Rockwood K, et al. 2005. PMID: 16129869 6 中等度の虚弱(moderately frail) 屋外でのすべての活動や家事では介護が必要である。屋内でも 階段で問題が生じ、入浴では介護が必要である。着替えにも わずかな介助(声かけ、見守り)が必要となることがある。 7 重度の虚弱(severely frail) どのような原因であれ(身体的あるいは知的な)、身の回りのケアに ついて完全に要介護状態である。そのような状態であっても、状態は 安定しており(6カ月以内で)死亡するリスクは高くない。 8 非常に重度の虚弱(very severely frail) 完全に要介護状態であり、人生の最終段階が近づいている。典型的には 軽度な疾患からでさえ、回復できない可能性がある。 9 人生の最終段階(terminally ill) 死期が近づいている。高度の虚弱に見えなくても、余命が6カ月未満 であればこのカテゴリーに入る(人生の最終段階にあっても多くの人 は死の間際まで運動ができる)。 自分に合ったレベルで 個別

#11.

ストレッチング|運動前後に20秒ずつ CFS 1–3 (元気に歩ける) CFS 4– ( 少し歩きづらい) 側腹部 背中 胸 側腹部 背中 胸 太もも前 太もも裏 ふくらはぎ 腕・肩 太もも前 太もも裏

#12.

レジスタンス運動|10〜15回を1〜3セット CFS 1–3 (元気に歩ける) CFS 4– ( 少し歩きづらい) 自重トレーニング 自重トレーニング カフレイズ 臥位 ハーフスクワット お尻上げ フォワードランジ ... 下肢伸展挙上 座位 マシントレーニング(心リハ施設など) 膝関節伸展運動 股関節屈曲運動 レッグエクステンション 立位 レッグプレス 椅子を持って踵上げ ヒップアダクション ... 椅子を持って立ち座り ...

有酸素運動の実施と運動療法のまとめ

#13.

有酸素運動|5分から始めて20〜30分/回を目指す CFS 4– ( 少し歩きづらい) CFS 1–3 (元気に歩ける) エルゴメータ 散歩 トレッドミル 通所リハビリテーション ウォーキング 訪問リハビリテーション 軽いスポーツ ... ... ライフスタイルに 正しい歩行補助具を 応じてできる内容 選定して活動量の向上を を見つける 目指す

#14.

運動能力が変われば生活が変わる 国立健康・栄養研究所, 改訂版「身体活動のMETs表」 ができるかも! ができるかも! ができるかも! 運動療法の継続によって,できることが増えていく

#15.

まとめ ◆ 心疾患のある方でも、自分に合った運動を、安全に、長く続けること が入院の予防や自分らしい生活につながります。 ◆ 健康ハートの日「8月10日」に向けて、でも構いません。 健康ハートの日「8月10日」をきっかけに、でも構いません。 今日から1つでも、運動習慣を始められる手助けになれば幸いです。

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