#4.
禁忌にして
避けますか?
#5.
勇気をもって
攻めますか?
#6.
そもそも根本的な疑問 そのアレルギー歴
信用できますか?
#7.
10% アメリカのとあるデータ Self-report の
penicillin allergy のうち、
真にアレルギーの割合
BMJ, 1991, 302, 1051-1052
#8.
2014/11/7 The ACAAI Annual Meeting in Atlanta 米国アレルギー、喘息、免疫学会議(ACAAI) そのアレルギー歴。
アレルギーでないかも。
#9.
実はあまり信用できない
#10.
では、
どうすれば良いのか?
#11.
History Taking 見直しませんか?
#12.
Low cost No complicated
procedure Some findings
#13.
Case
18歳 男性 大学生 A群溶連菌による咽頭炎 ペニシリンアレルギーあったとのこと。
#14.
何を聞きますか? ちょっと
考えてみて下さい。
#15.
ACAAIとAAAAIとJCAAIの3学会が協力して
作った薬物アレルギー管理アルゴリズム
Ann Allergy Asthma Immunol, 2010, 105, 273, e1-78
#16.
非Allergyの除外が重要 最初のステップで
病歴・薬歴・フィジカル・
検査データを洗い直す!
#17.
Key Question①
症状
#18.
一体何があったのか? What happened?
#19.
臨床でよくあること 医療者と患者さんの
認識の不一致
#20.
Ms. Wilson :
あの薬が出てから頭が痛い!
これは絶対アレルギーだわ!! Dr. Lisa :片頭痛かしら。
#21.
薬物有害事象 不快な症状 アレルギー反応(I~IV型) I型反応
重症薬疹
#22.
一体何があったのか? アレルギー 非アレルギー or
#23.
Allergy r/o Allergy s/o こうなったら・・・
#24.
Key Question②
症状変化
#25.
どんな経過だったのか? How did the symptoms
change?
#26.
どんな経過だったのか? 始まり方 終わり方 and
#27.
始まり方 即時型(加速型) or 遅延型
#28.
即時型
<1 h 加速型
1~72 h 遅延型
72 h< アナフィラキシー 蕁麻疹、血管浮腫 喘息 溶血性貧血、腎炎 重症薬疹 肝炎、薬剤熱 接触性皮膚炎
#29.
Mr. Cameron :
ペニシリン飲んで2日目に痒みと
大きめの発疹が体中に出ました。 Dr. Robert :
IgE介在?投与は×かも。
#30.
Mr. Cameron :
ペニシリン服用5日目に口内炎が
できて、高熱でだるかったです。
入院して、退院まで1ヶ月でした。 Dr. Robert :
重症薬疹?投与は×だ。
#31.
終わり方 薬の排泄と一致 or 薬の排泄と不一致
#32.
Ms. Adams :
抗菌薬やめて
2週間です。
良くなりません。 Dr. Lawrence :
視診では重症薬疹でない。
寄生虫とか他の可能性は?
#33.
Other
Questions
#34.
何年前に起きたか? ペニシリンをなぜ服用? 同時期の併用薬は? 反応前後の抗菌薬使用は?
#35.
何年前に起きたか? 10年たてば、
初回投与と同じリスクかも 80%の患者さんは10年で
penicillinへの感受性を失う。
Uptodate, penicillin allergy, 2015 Jan15 reviewed
#36.
ペニシリンをなぜ服用? ペニシリン+感染症+皮疹 =ペニシリンアレルギー? HIV, HBV, HHV-6, EBV
Adenovirus, Echovirus etc.
#37.
同時期の併用薬は? 他の併用薬による
アレルギー様反応の可能性 抗がん剤、造影剤、抗体薬品
NSAIDs、ACE-I、抗菌薬 etc.
#38.
反応前後の抗菌薬使用は? 安全に使用できる
抗菌薬の確認。 反応前の感作の有無確認。
#39.
Caseの場合
#40.
3年前に気道感染症に対して
ペニシリンが処方。
5日経過した位に皮疹が出現。
皮疹は鮮やかな赤色で、
四肢と体幹に限局。
ペニシリン中止後、数日で消失。 経過的に即時型反応と合致しない!
#41.
JAMAの論文では・・・
・ペニシリンの有害事象は10%の頻度
・病歴の陰性尤度比は0.5
・この患者の有害事象は5.2%と推計
・これは一般人口における比率と同等 なんと投与を推奨!!
#42.
Penicillin “Allergy”に対して キノロン, CLDM, VCMの使用↑ C.difficile, MRSA, VRE感染が↑ 適切なAllergyの評価が重要! J Allergy Clin Immunol, 2014, 133, 3, 790-796
#43.
Allergist ICD 抗菌薬の適正使用
#44.
History Taking 鑑別診断 代替薬の提案 知識の向上 コストの削減
#45.
アレルギー歴
をキチンと取る意義
#46.
ペニシリンを適切に使用して
#47.
耐性菌の脅威から人類を守る
というのは大げさだけど、
#48.
目の前の患者さんのため
5分だけでも
アレルギーの話をしよう
#49.
丁寧なアレルギー歴は 未来への選択肢を残す。
#50.
ルーチンな問診から
#51.
攻める問診へ!
#52.
History Taking 考えてみませんか? 明日からの
#53.
JAMA The rational clinical examination
Is This Patient Allergic to Penicillin ?
An Evidence Based Analysis of the
Likelihood of Penicillin Allergy
JAMA,2001,285,19,2498-2505 日本語訳もあります!