慢性便秘症〜薬の使い分けと処方の考え方〜

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吉長 正紘

吉長 正紘(薬剤師)

近畿大学医学部堺病院

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日々の臨床で遭遇する便秘に対して、いつもワンパターンな処方になっていませんか? このスライドを通して、便秘へのアプローチ法や処方の組み立て方を学び、患者さんを快便へ導いてみましょう。

慢性便秘症〜薬の使い分けと処方の考え方〜

1. 慢性便秘症 手数が増える処方の考え方
2. There is no single definition of constipation. -Anthony Lembo and Michael Camilleri, NEJM, 2003, 349,1360 便秘の定義 日本内科学会 日本消化器病学会 日本大腸肛門病学会 日本緩和医療学会 3日以上排便がない or 毎日排便しても残便感あり 明確な定義はない。(数日に1回の排便、硬便など) 排便の悩みの一つ。 腸管内容物の通過遅延、停滞で排便に困難を伴う 患者さんが何を指して便秘と言っているのか訴えをしっかり聞く必要がある!
3. 便秘の分類方法 ー日本の伝統的な分類ー 慢性便秘 器質性 機能性 腫瘍 炎症 その他(巨大結腸症、癒着) 症候性 習慣性 弛緩性(蠕動運動、筋緊張の低下) 痙攣性(大腸の過緊張。IBSに多い) 直腸性(直腸の排便反射障害) 中島淳編, 臨床医のための慢性便秘マネジメントの必須知識, 2015
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