#4.
PROGRAM 本日の流れ 1 2 3 4 北九州の連携モデル 症例紹介と課題認識 在宅医の視点 質疑応答・ ディスカッション 楠本 拓生 今村 克郎 進谷 憲亮 全員 ・暮らしを支える在宅 PD ・在宅医の役割 ・連携で見出す在宅 PD ・質問への回答 ・これまでの歩み 先生 ・北九州連携モデルの全体像 ・在宅腹膜透析の背景 ・地域連携の仕組みと実践 ・透析専門医の視点から見た 在宅PD 推進 先生 ・在宅 PD 症例の実際 ・有床クリニックの役割 ・現場で感じる課題
#5.
#6.
#7.
#8.
#9.
#10.
#11.
#12.
#13.
#14.
#15.
#16.
Q & A いただいた質問に回答します No. 質問 回答 PDは長く続けられない、だいたい5年 1 くらいで限界になるという話を聞くこ 楠本先生 とがあるのですが、実際のところどの 昔は腹膜が劣化してしまうので5年くらいでHDに移行するという考え方 くらい続ける患者さんが多いのでしょ が一般的でした。ただ、最近は透析液の改良などもあって腹膜のダメー うか。高齢の患者さんの場合、最初か ジがかなり少なくなってきています。腹膜炎を繰り返さなければ、10年、 ら『PDを数年間のブリッジとして使 15年と続けられる患者さんも実際にいます。ですので、必ずしも『5年で う』という考え方をされるのか、それ 限界』というわけではありませんし、高齢患者さんの場合はPDで最後ま とも長期継続を前提に導入されるので で過ごされるケースもあります。 しょうか
#17.
Q & A いただいた質問に回答します No. 質問 現在訪問診療医をしているものです。 PD適応になる患者さんは結構おり、是 非PD導入できればと考えております。 2 PD連携していただける病院やクリニッ クはどのように探し、連携を進めてい くのが良いでしょうか。連携可能な病 院リストなどもあるものでしょうか。 回答 楠本先生 まずは地域の腎臓内科の先生に相談するところから始めるのが現実的だ と思います。PDは専門医だけでは完結しない医療で、在宅医の先生や訪 問看護などと連携して支えることが前提になります。全国で統一された リストのようなものがあるというよりは、地域のネットワークの中でつ ながりを作っていく形になりますので、まずは『こういう患者さんがい てPDを考えている』と腎臓内科医に相談してみることが第一歩になると 思います。
#18.
Q & A いただいた質問に回答します No. 質問 回答 独居の高齢患者さんも多いと思います 楠本先生 が、PDはどの程度まで独居患者に適応 独居だからといって必ずしもPDができないというわけではありません。 3 可能なのでしょうか。訪問看護や地域 訪問看護や施設、ナーシングホームなどの支援をうまく組み合わせるこ 資源を活用すれば実際に回るものなの とで対応できるケースもあります。ADLが低下してきた場合でも、介護 か、それとも家族サポートがないと難 保険サービスなどを活用しながら支えることで、PDを継続できる患者さ しいでしょうか。 んも実際にいらっしゃいます。
#19.
Q & A いただいた質問に回答します No. 質問 回答 楠本先生 PD導入の話を患者さんにして、見送ら ①自宅と職場が同じで家の中に埃が舞いやすい環境(大工仕事)で接続 4 れたケースはありましたか?どのよう 操作をするときに感染のリスクが高いため②腎移植までのつなぎの期間 な理由がありましたか?デメリットと をPDで過ごすかHDを行うか悩み、生体腎移植までの期間が比較的短かっ いう側面の話になると思います。 たためカテーテルでのHDを選択した③超高齢で緩和的腹膜透析の選択も あったが、経過中に転倒、骨折し入院、術後に肺炎を併発し死亡など
#20.
Q & A いただいた質問に回答します No. 質問 回答 楠本先生 訪問診療に携わっているものです。在 排液混濁(対処法:検尿のテステープでWBC反応確認し陽性であれば腹 宅でPDを行っている方で、夜間休日な 膜炎として即治療開始、陰性であれば食事由来の可能性を考慮し様子観 5 どに患者さんからコールを受ける代表 察が多いがいずれも自宅に緊急時マニュアル、抗生剤を含めた初期対応 的な理由(トラブル)などはあります セットを置いているため訪問看護による対応で完結。接続トラブル(機 か? 器不良、接続ミス、カテーテル先端の汚染など)こちらも訪問看護によ る自宅でのtube交換で対応可能
#21.
APPENDIX SECTION 2 症例紹介と課題認識 今村 克郎 先生 SECTION 3 在宅医だからこそ導ける 在宅腹膜透析という選択肢 進谷 憲亮 先生
#22.
SECTION 2 症例紹介と課題認識 今村 克郎 今村クリニック 先生 腎代替療法・有床クリニック 有床クリニックの院長として、在宅 PD 症例の実際と、現場で感じている課 題、有床クリニックならではの役割についてお話します。 ● 在宅PD 症例の実際 ● 有床クリニックの役割 ● 現場で感じる課題
#23.
#24.
#25.
#26.
#27.
#28.
#29.
#30.
#31.
#32.
#33.
#34.
#35.
#36.
#37.
SECTION 3 在宅医だからこそ導ける在宅腹膜透析という選択肢 進谷 憲亮 先生 ファミリーヘルスクリニック北九州 家庭医療・総合診療・在宅医療 在宅支援診療所の院長として、 在宅医が在宅PD に関わる意義・役割についてお話します。 ● 暮らしを支える腎代替療法『在宅腹膜透析』 ● 在宅腹膜透析に携わる上での在宅医の役割 ● 専門性の掛け合わせで実現する在宅腹膜透析という新しい選択肢
#38.
#39.
#40.
#41.
#42.
#43.
#44.
#45.
#46.
#47.
DISCUSSION 質疑・応答 & ディスカッション これまでの歩み 1. なぜ始めたのか? — 楠本先生が在宅PD に踏み出した動機 2. どう広げたのか? — 有床クリニック(今村先生)との連携が生まれた経緯 3. どう変わったか? — 在宅医(進谷)との連携により広がる可能性
#48.
CLOSING 私たちの思い 在宅PDは、特別なことではありません。 地域の中で、それぞれの役割を持った医療者がつながれば、 患者さんの選択肢は確実に広がります。 今日お伝えしたのは、北九州のひとつのかたちです。 皆さんの地域には、皆さんの地域のかたちがあるはずです。 3人の対話を通じて、 「自分たちにもできるかも」 感じていただけますと幸いです。 を
#49.
次の一歩へ まずは、身近な腎臓内科医に 「在宅 PD に興味がある」と一言伝えてみてください。 その一言が、地域の連携の始まりになります。 見学のご希望があれば、お気軽にご連絡ください。 お問い合わせ 楠本拓生:楠本内科医院 kusumoto.takuo@gmail.com 今村 克郎:今村クリニック imamuraclinic2022@gmail.com 進谷 憲亮:ファミリーヘルスクリニック北九州 fh.clinic.kk@gmail.com